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ふりかえり

どうも、今年は改善点が明確になったIWAOです。

2021年の年の瀬、来年の目標を立てる時期ですが、そのために今年の目標をふりかえりましょう、ということで、今回は「ふりかえり」のコツをご紹介します。

成長のため

仕事ではPDCAというサイクルをよく回します。そのサイクルでは、ふりかえりが非常に重要ですよね。計画と行動はやるだけなので誰でもできるんですが、検証とネクストアクションで差がついてくるからです。

たとえば、某大企業にいたときは、落ち葉拾いというアクティビティがありました。落穂とは失敗を指し、拾うとは失敗を隠さず向き合うことです。失敗をふりかえり、その原因を明らかにし、その後のプロジェクトに役立てていました。

個人で行うふりかえりでも、チームワークと似た効果があるかと思っています。成長するために、ネガ要素を解消し、ポジ要素を拡大するように意識します。

  1. チャレンジ精神を鍛える

  2. 気づきを得る

  3. 成功を定着させる

  4. 信頼関係(自信)を得る

SSCC

KPTというフレームワークは有名ですが、個人ベースだと、Start – Stop – Continue – Changeというフレームワークが行動ベースに分類できるので好きです。子供の教育とか、仕事だと1on1などで使いやすいです。僕はSSCCと呼んでいます。

その手法は、自分の目標を達成するために、行動を4つに分類します。

  • Start:新たに始める行動は何なのか?

  • Stop:今行なっている中で効果的ではない、やめる行動は何なのか?

  • Continue:効果が出ているので今後も続ける行動は何なのか?

  • Change:今の行動をより効果的にするために改善できる点は何なのか?

1つの目標に対して、行動をリストアップして分類します。健康というテーマに対して上げてみます。失敗に向き合うので、意外とハードです。

Start ウォーキング・土日休み
Stop ポテチ・サイコパスとの関わり
Continue サプリメント・筋トレ・食生活
Change 土日の時間の使い方

最後に、ふりかえりのときに陥りやすいトラップを挙げておきます。

やばいと思ったらやめてよい

最後までやりきるんだ、と煽られることがありますが、やばいと思ったら目標はやめてオッケーです。こちらの記事が刺さりました。最後までやりきるその最後を決めるのは自分です。区切りを見つけましょう。

どういう基準でやめるかというと、エネルギーを使ってるわりに成果が見込めないときです。やばいと感じたら、無駄に時間とエネルギーを消耗するのをやめ、別の成果が見込めそうな行動に、時間とエネルギーを使ったほうがお得ですよね。

これにより、得意な分野と苦手な分野を見極めることができます。受験だと、苦手分野を伸ばせば成績はよくなりますが、個人なら得意な分野を伸ばすほうが省エネです。

努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。強みに集中すべきである。無能を並の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーを必要とする。

環境のせいにしてよい

環境のせいにするのは、自分が見えていない証拠だ、と煽られることがありますが、コロナのせいで目標だった旅行に行けなかった、というのは、環境のせいにしてますが、正しい行動です。環境のせいとはどういうことでしょうか?

自分ができることをやっていれば、環境のせいにしてもよいかと思います。こちらの記事にあるように、環境は変えようがないので、与えられた環境をうまく乗り切っていくことかと思います。変えられないものは、別の課題として捉えることです。

できることをやれば、環境の問題点がよりはっきりと見えてきます。環境を選択したのは自分のせいなので、自分ができることは環境を変えることですかね。

組織が腐っている時、自分がところを得ていない時、あるいは成果が認められない時には、辞めることが正しい選択である。

反省しない

失敗したら反省しろ、と煽られることがありますが、反省ではなくふりかえりをすることが重要ですね。反省は原因を突き止めて終わりだからです。ただ弱みを発見するだけで、次へつなげたいですよね。

結果として、反省しても誘惑に負けて、失敗を繰り返すパターンもあります。部下の弱みを見るものはマネージャー失格、という定石通り、自分をマネジメントする場合でも、失敗に執着するよりも、その経験をバネに次へ切り替えたほうが有益です。

失敗から学び、変わりに集中できるものを探しましょう。ピンチはチャンスです。

自らが行うことについては常に不満がなければならず、常によりよく行おうとする欲求がなければならない。

まとめ

というわけでかんたんですが、ふりかえりのコツをまとめてみました。ビジネスでのマネジメントは、そのままセルフマネジメントに活用できますので、来年の目標をマネジメントしてはいかがでしょうか?

ではまた。

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