質問:名大カフェ「楔形文字に触れる」

上記のイベントに際しての質問が、
フォームに入りきらなかったため、
こちらに記載いたします。

・近年の発達が著しい機械学習によって、
「粘土板からの楔形文字の自動読取精度(文字起こし)」
はどの程度のレベルに達しているのでしょうか?

また「楔形文字の文章」の単語の並びなどから、
機械学習の利用によって、
中身が何語なのか
(シュメル、アッカド、エブラ、アッシリア、ヒッタイト、・・・)
を自動判別&自動翻訳する技術は、
どの程度のレベルに達しているのでしょうか?

・近年の発達が著しいロボティクスによって、
「粘土板の修復・補修作業のロボットによる自動化」
は、どの程度のレベルに達しているのでしょうか?

・現代でも発掘済・未解読の粘土板は、
未だに数万枚レベルで溜まったままなのでしょうか?
今後、テクノロジーによって、自動化されて、
オックスフォードの「シュメルコーパス」に
追加される予定はあるのでしょうか?

・ライオンレディ(ライオンマン)や、
チャタル・ヒュユクの「獅子と穂の女神」から、
シュメル神話の「(獅子と穂の女神の系譜としての)イナンナ」
に繋がるまでの考古学や、歴史学的なアプローチによる過去の推定など
についての、日本語の資料でオススメはありますか?

・シュメル神話に登場する神々や神話エピソードについての
歴史的な時系列(どの神々が古い、どのエピソードが古い)
が分かるような、日本語の資料でオススメはありますか?

・上記に絡んで、それらがメソポタミア系の他の神話群
(アッカド、バビロニア、アッシリア、ウガリト、など)であったり、
海洋交易があったエジプト・インダス、ギリシャへ、
いつごろ・どのように拡がっていったのか、
それらの神話から
アフリカ・スラブ・原始ヴェーダ(イラン・インドアーリア)
・中国・日本などの神話へ、
いつごろ・どのように影響を与えたか、
オセアニアやアメリカ大陸への影響はどうか、
などについて比較神話学的なアプローチから解説している、
日本語の資料でオススメはありますか?

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