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カメラ各社の次世代ズームレンズが面白い

はじめに

どうもナジサンです。

一眼カメラに「大三元」「小三元」と呼ばれるレンズがあるじゃない?
広角14mmくらい〜望遠200mmまでを3分割して、ズーム全域でF2.8もしくはF4で撮影できる高級ズームレンズの事を差すんだけど、
Nikon・Canon・SONYでこの辺の製品ラインナップに凄く個性が出てるなと思って。
ちょっとまとめてみる。

ナジサン / 生活の育成ゲーム とは?

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各社のズームレンズ

Nikonの場合

標準域は、
大三元 24-70mm F2.8
小三元 24-120mm F4

に加えて、
28-75mm F2.8
24-70mm F4

望遠域は、
大三元 70-200 F2.8
に加えて、
70-180mm F2.8

広角域は
大三元 14-24mm F2.8
小三元 14-30mm F4

に加えて、
17-28mm F2.8

というように、Zレンズは従来のズームレンズの他に、
性能を抑えてリーズナブルな製品を作ってる。
元々TAMRONがやってた絶妙な焦点距離を、TAMRONと同じような低価格で出してきてる。

サードパーティ製レンズがやるような事を純正でやっちゃってるって言うのが尖ってて面白い。

Canonの場合

標準域は、
大三元 24-70mm F2.8
小三元 24-105mm F4

に加えて、
28-70mm F2
24-105mm F2.8

望遠域は、
大三元 70-200 F2.8
小三元 70-200 F4

と普通だけど、
インナーズームを廃止する事で軽量コンパクトを実現。

広角域は、
大三元 15-35mm F2.8
小三元 14-35mm F4

というように、標準域では値段度外視で従来よりもう一段明るいレンズを作ったり、
インナーズームが常識だった望遠ズームで軽量コンパクトを優先したり、
Nikonとは逆で、スペックを上げるベクトルの製品作りが面白い。

SONYの場合

標準域は、
大三元 24-70mm F2.8
小三元 24-105mm F4

に加えて、
20-70mm F4

望遠域は、
大三元 70-200 F2.8
小三元 70-200 F4

と普通だけど、
小三元でハーフマクロ撮影が可能。

広角域は、
大三元 16-35mm F2.8
小三元 12-24mm F4
と、他にはない12mmが登場

こんな感じで、F4レンズに特徴がある。
標準域と広角域のレンズで他社より広角を重視してるし、望遠レンズではハーフマクロ撮影が可能
この辺は動画を意識してるんだと思う。動画ではF4が好まれたりするもんね。
αシリーズの高い動画性能から来る製品ラインナップだと思う。

まとめ

ということで、三社三様のレンズ作りについてまとめてみた。
単焦点レンズや超望遠域のレンズだとまた変わってくるんだけどね。
今回は大三元・小三元だけで見てみました。

Nikonは安価で一般コンシューマーのツボを押さえた製品作り
Canonは大三元をさらに進化させたプロ向けの製品作り
SONYは動画撮影を意識した製品作り

各社のレンズ作りに対する思想や戦略が見えて面白かったね。
個人的にはZレンズがずっっっと気になってる。
本命のZ8が高すぎて買えないから、先にZ6でレンズだけ揃えようかな…なんて思ってる。

この辺は目処が立ったらまた報告します。

以上です。最後まで読んでくれてありがとう!
またみてね。

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