現役の最終面接官が伝授する「受かるガクチカ/自己PR」の作り方(すぐに作れるテンプレート付き)

noteをご覧くださりありがとうございます!

こんにちは。おかと申します。

今回は2,000名以上の面接を経験、そして現在進行形で新卒の最終面接官をしている私だからこそ伝えられる『受かるガクチカ/自己PR』について解説します。

これを見ている方は、どうやったらより良いガクチカや自己PRを作ることができるんだろうか?そんな方が多いはずです。

そして、もしかしたらあなたはこんなことを思っているのではないでしょうか?

・自慢ができる結果を出したことなんてない
・人よりも優れた成果を上げたことって言われても…
・ガクチカと自己PRそれぞれ作らなきゃ…

就活って急に、しかも強制的に人生の振り返りをさせられますよね。そして今まで大人は何も言ってくれなかったくせに、いきなり「結果出したエピソードを出せ」なんて言われても途方にくれますよね。

私もそうでしたし、私がサポートや添削をさせていただいた方の多くもそうでした。

すごく分かります。

しかも考えれば考えるほど周りと比べてしまう。Aは全国大会出場、Bは帰国子女で英語ペラペラ、、、考えれば考えるほど気分はズーンと沈んでいく。このままでは就活も嫌になってしまいます。

そんなあなたへ、私は声を大にしてお伝えします。

・自慢ができる結果を出したことなんてない
・人よりも優れた成果を上げたことって言われても…
・ガクチカと自己PRそれぞれ作らなきゃ…
これらはすべて大嘘です。全く気にしなくて良いです。

今回この記事の内容を理解し、そして実践すれば誰でも「受かるガクチカ/自己PR」が作れます。

実際に私のサポート生や添削者は漏れなく、全員、手に入れてくれています。

添削をさせてもらった方の感想を置いておきます。

エピソード自体がどうこうではなく、しっかりとテンプレートに沿って深掘りしながら作成することでガクチカや自己PRが生まれ変わることを実感していただけると思います。※嘘で盛っていない点も注目です











繰り返しですが上記は、

・エピソードの変更なし
・嘘なし
・盛りなし
です。

いかに作成の仕方が大事なのかが分かっていただけるかと思います。



このnoteには私の添削ノウハウの全てを詰め込みました。
無料はもちろん、有料noteでもここまでのクオリティのものは無い自信があります。



1点お詫びです、、

このnoteですが、今回はスタートダッシュ企画として無料で皆さんに差し上げます。早めに取り組んだ皆さんが1番得するのが正しい姿だとも思いますので!

ただ、内容が濃すぎるのでそのうち有料化します。
多分有料化したらこのURLで見れなくなるので、追加プレゼントの【テンプレート】を受け取っておいていただけますでしょうか?

そっちは無料のまま残しますので、今後もそっちのURLは見れます。

▼追加プレゼントの受け取り方▼
コチラをクリック

もしあなたも「受かるガクチカ/自己PR」を手に入れたいと思われるようでしたら是非最後まで見ていってください。

ではいきましょう!!


1.大前提

先に皆さんに伝えたいことがあります。心外でしたらごめんなさい。ただもし心外に思うのでしたら今すぐ読むのを辞めてください。

巷にガクチカは嘘でも良いという情報がチラホラ飛び交っています。中には【裏就活】なんて言って「誰でも受かる!嘘を付けばね!」何てことをウリにしている攻略noteもあります。

断言します。

多少話を盛るのは良いとしても嘘をつくのは99%辞めた方が良いです。

だって考えてみてください。

まず嘘で面接官を騙しきるのは困難です。騙しきるには詐欺師の才能が必要です。嘘を付け!と教える人は詐欺師の才能がある人です。当人は詐欺ができるので「詐欺したら楽じゃん」と言いますが、、、

あなたには詐欺師の才能がありますか??

…ない人の方が圧倒的に多いと思います。

毎年「嘘を付け」と教えられて、嘘ESで書類は通りますが、その後の面接が通過できない、通過するために嘘に嘘を塗り固めていって心が潰されていく、、こんな就活生が沢山います。

これ、本当にしんどいですよ。

一部の方はその状態で私にヘルプを求めてきてくれて、そして一緒に事実ベースでもう1度作り直し、そしてきちんと第一志望群に内定をしていきます。選考突破の本質が”嘘”なんかである訳がないです。

また仮にあなたに詐欺師の才能があったとして、嘘で自分を良く見せて企業に入るって、自分を良く見せた虚像の姿で結婚するようなものですよ。そんな結婚、上手く行く訳がない。


嘘を付け!の背景には以下の2つがあります。
①結果や成果が必要だ
②どこに就職をするのかが人生の目的だ
どちらも大間違いです。


嘘で話す程度の結果や成果はあろうが無かろうがどっちでも良いです。また就職先はあなたの明るい未来という目的のための手段でしかないです。嘘つき虚像人生が目的でしたらもう何も言いませんが。ここを間違えないようにしましょう。

心外な思いをした方はごめんなさい。ここまで見ていただきありがとうございました。

そうでない方だけ次に行きましょう!


2.自己PRとガクチカの関係性

「自己PR」と「ガクチカ」は別のエピソードの方が良いですよね?と質問いただくことがあります。

結論、一緒の方がむしろ良いです。

自己PRとガクチカの関係は下記のように繋がっています。

【自己PR】
①自分の強みは〇〇

②●●のエピソードで発揮された

【ガクチカ】
①私の学生時代に最も力を入れたのは●●

②私の強みである◯◯を活かし~(的な)

気づきましたか?①と②の順番が違うだけですよね?

そうです。
最も力を入れてきた&最も強みが活かされたエピソードを【メイン】に持ってくるのが良いです。

【メイン】のガクチカと自己PRを同じエピソードにしておき、ESでも面接でも「ガクチカは?」か「自己PRは?/あなたの強みは?」と先に聞かれた時に最も自信のある【メイン】を話してしまうことをオススメします。

一方で「あれ?そうしたらエピソードは1つで良いの?」と思った方もいると思います。するどいです!

答えはノーで最悪でも2つ、可能なら3つ用意しておく必要があります。2つか3つのエピソードをガクチカの方向性でも自己PRの方向性でも話せるようにしておけばOKです。

最後に時系列の話をしておきます。

【ガクチカ】
大学時代の話にしておいた方が良いです。
そもそも直近の方が良いことに加えて「”大学時代”に最も力を入れたことは?」という聞かれ方をする可能性がある為です。

なのでメインのガクチカ&自己PRは大学時代が良いですよという話になります。

【自分のPR】
大学時代に限らなくてOKです。
「強みは?」なので過去発揮されたエピソードでもOKなんですね。

ただ小学校や中学校の話をされてもピンときませんので、大学時代の話がベスト、高校時代の話ならアリと思っておくと良いですね。

なのでサブのガクチカ&自己PRは大学時代がベスト、難しければ高校時代でもOKとなります。



3.ガクチカ/自己PRの目的

面接官が評価するポイントを凝縮すると
①成果を出せるか
②マッチしているか
③熱意があるか
この3点になります。

①成果を出せるかについて
能力を評価するために最も聞かれる質問 ⇒ 自己PR
価値観を評価するために最も聞かれる質問 ⇒ ガクチカ

②マッチしているかについて
価値観を評価するために最も聞かれる質問 ⇒ ガクチカ

だから志望動機を除くと、最も聞かれる質問がガクチカであり、2番目に聞かれる質問が自己PR(強みは?も含む)なのですね。

目的と重要度が分かったうえで次に進みましょう!


企業がその職種で求める人物像に合わせる

何をアピールするかを決める際に必ず大事なこと。それは企業がその職種で求める人物像から自分がアピールするポイントを決めることです。

これが間違っていると終わりますので本当に注意です。

伝わるように伝える

人に伝えるコツは論理×感情です。ガクチカ/自己PRが論理的に筋が通っていることはもちろんのこと、あえて感情を入れることでストーリー性を持たせましょう。人はストーリーに惹かれるようにできています。

【まとめ】
ガクチカ/自己PRは最も聞かれる最も重要な質問
⇒企業がその職種で求める人物像から自分がアピールするポイントを決める
⇒論理的に筋を通すことに加え、感情を入れることでストーリーにする

では実際にガクチカの作り方に入りましょう!!

4.ガクチカ

では実際にガクチカを作っていきましょう!

なぜガクチカから解説をするかと言うとガクチカ→自己PRの方の順番で作った方が良いからです。

いきなり自己PR(私の強みって何だろう?)から考えると、極端な例ですが「足が速い!」みたいなのが出てくる可能性があります。これヤバイですよね?笑

なので「私の強みって何だろう?」からではなく、「大学時代に最も力を入れたこと(大変だった、苦労したけどやり抜いたこと)は何だろう?」から入っていただいた方が良いです。

ガクチカを作っていく中で「活かされた強み」が浮かび上がってくるので、それを強み=自己PRとすると良いです。

なので自己PRはいったん置いておいて、ガクチカを一緒に作っていきましょう!!

流れとテンプレート

全体感を掴んでもらってから細部を説明した方が分かりやすいため、いきなりですが全体的な流れとテンプレートを先にお伝えし、その後細かく説明をしていきます。

【ガクチカの流れ】
①結論(環境+立場+施策+結果)
②問題(あるべき姿→問題)
③課題(調査→課題)
④原因
⑤目的
⑥施策(目標→手段×2)
⑦結果(数字+状態)
⑧学び

【テンプレート】
①結論:〇(環境)で〇(立場)として〇(施策)に取り組み〇(結果)した
②問題:〇(あるべき姿)を目指していたが、〇(問題)の状態だった
③課題:〇(調査)をしたところ〇が課題であり
④原因:その原因は〇(原因1)と〇(原因2)であることが分かった
⑤目的:〇を目的に以下2点を実施した
⑥施策:1)〇(目標)するために〇した 2)〇(目標)するために〇した
⑦結果:その結果〇(数字)となり、また〇(状態)となった
⑧学び:この経験から〇を学んだ

こちらも長っ!と思われましたか?
そうですよね笑

これはガクチカ【完全版】だと思ってもらってOKです。

【ガクチカ(自己PRも)を作る際の注意点】
例えば400字のESだった場合、400字程度でいきなり作りに行く方が多いですが、絶対に辞めた方が良いです。

最大のコツは上記のテンプレートに従って長文のストーリーを1度作ることです。ESはそのストーリーの要約でしかないです。

「要約」である400字のESは面接に耐えられます。だって「要約」から元のストーリーを教えて?になりますので。

一方で400字で作ったESはそのままでは面接に耐えられません。なので面接対策用にどんどん継ぎ足し継ぎ足しのストーリーになっていきます。

そして継ぎ足しのストーリーはどこかで無理や矛盾が生まれます

必ず長文のストーリーを作る→要約したものがESとしましょう。

◆ESのガクチカ
長文のガクチカ【完全版】から文字数に合わせて文章を削って要約したもの

◆実際の面接では
実際には段階的に聞かれることが多いです。

学生時代に力を入れたことは?→どうしてその点に注目したの?→課題は何だったの?みたいなイメージですね。

完全版を用意しておけばそれぞれ答えられます!


ここまで分かっていただいたうえで作り方に入っていきましょう。

まず、「ガクチカって何について話せばよいの?」という質問をめちゃくちゃいただくので、先にその話をしましょう。その後に各項目の詳細を解説していきますね。

そもそも何をガクチカにしたら良いの?

結論、めちゃくちゃ当たり前のことを言いますが、ガクチカは【大学時代に最も力を入れたこと】にしてください。

「強い」とか「弱い」とかどうでも良いです。『学生時代に頑張ったことは?』という質問に回答をしてください笑

例えばですが、、

特に頑張ってもいないのに留学経験をガクチカにする人がいます。(※留学が学生時代に1番頑張ったことならもちろんOKです)

留学が強いエピソードだと思われているんでしょうね。

ただ、特に頑張っていないので選考が進むにつれてアレコレと付け加えていくことになります。これは嘘に嘘を塗り重ねていく作業になります。

めちゃくちゃ苦しいですし、そもそも内定を勝ち取るのが難しくなっていきます。

エピソードを決めてから面接対策を行うのではなく、頑張ったことは何かを決めてからそれをどう表現するかが面接対策であると思ってくださいね。


上記を分かっていただいたうえでより具体的なガクチカの見つけ方をお伝えします。

①「結果」や「成果」を出した出来事
結果や成果を残すに至るには「頑張った」はずです。そして頑張れた背景にはあなたの価値観にとって大事な感情があるはずです。

ここから考えられる人はこれが良いです。しかしながら、逆に無理やり捻りだしたり嘘を付く必要はないです。その場合は1回「結果」や「成果」から離れて次の見つけ方に進みましょう。

②「結果」や「成果」は無視して純粋に「頑張ったこと」
結果や成果に結びついていなくても同様に頑張った背景にはあなたの価値観にとって大事な感情があります。

スポーツでも学業でもバイトでもイベントでも何でも良いです。なんでしたらオシャレやゲームでも研究やゼミでも良いです。


③負の感情を抱いた出来事
②でも浮かばない方は「悔しい」「残念」「心残り」「悲しい」など負の感情を持った出来事を挙げてみましょう。
負の感情にはあなたの価値観が反映されており、それは何かしらの原体験に結びつけることができます。

④③まででマジのマジで何もない方
今すぐ何かを頑張ってください。

・長期インターンシップ
・短期インターンシップ
・就活
など就活に繋がる何かで良いです。

例えば、
「就活を意識するまで大学に入ってから何も自分は頑張ってきていないと実感し、このままではダメだとサマーインターンを50社エントリーしました。」
これは十分にガクチカになり得ます。

時が経てば経つほど上記すらもう間に合わなくなります。
最後の武器です。今すぐ行動してください。


◆複数のガクチカ候補がある場合
いくつかエピソードを思いつく方は以下を元にどのエピソードをメインにするのかを選んだください。

・チーム>>>個人
・量で勝負>>質で勝負
・挑戦度合い


「協調性」「根性」「やり切る力」「チャレンジ」などは多くの企業で共通した求める人物像になり得ます。


【まとめ】
Q:何をガクチカにしたら良いのか?

A:
①「結果」や「成果」を出した出来事
②「結果」や「成果」は無視して純粋に「頑張ったこと」
③負の感情を抱いた出来事
④新しく作る
①→②→③の順番で考える。無ければ④一択。


【ガクチカになり得る出来事】
・学業
留学
・ゼミ
・起業
・介護
・看病
・趣味(ゲームとかもあり)
・恋愛(ホームランかアウトかに分かれます)
・部活動
・習い事
・研究室
・スポーツ
・サークル
・資格取得
・アルバイト
・大学での勉強
・長期インターン
・ボランティア活動
・ビジネスコンテスト
上記を①→②→③の順番で何が当てはまるかを考える。

【複数から選べるなら】
・チーム>>>個人
・量で勝負>>質で勝負
・挑戦度合い

ご自身が何をガクチカしたら良いか分かっていただけたのではないでしょうか。



では実際の作り方に入りましょう!
テンプレートに沿って各項目の説明をします!!

【ガクチカテンプレート】
①結論:〇(環境)で〇(立場)として〇(施策)に取り組み〇(結果)した
②問題:〇(あるべき姿)を目指していたが、〇(問題)の状態だった
③課題:〇(調査)をしたところ〇が課題であり
④原因:その原因は〇(原因1)と〇(原因2)であることが分かった
⑤目的:〇を目的に以下2点を実施した
⑥施策:1)〇(目標)するために〇した 2)〇(目標)するために〇した
⑦結果:その結果〇(数字)となり、また〇(状態)となった
⑧学び:この経験から〇を学んだ

①結論

①結論:〇(環境)で〇(立場)として〇(施策)に取り組み〇(結果)し
結論なので②以降を作ってまた戻ってと行ったり来たりして最終的に決めればOKです。

そのうえで「結論」で持っておいた方が良い視点は2点。

1.単独よりも協力の方が良い
マジのマジで1人でする仕事はほぼないです。また単独で成し遂げたというのはポテンシャル(能力)寄りになり、協力はスタンス(価値観)寄りになるはずです。ダブルの意味で「協力」をオススメします。

2.数値変化と状態変化の両方を意識する
結論の「結果○になった」は数値>状態でどちらかだけで良いです。そのうえで両方語れることを意識した「環境」「立場」「施策」にする方がより良いガクチカになります。

①結論
〇(環境)で〇(立場)として〇(施策)に取り組み〇(結果)した

例:私のガクチカ(三菱UFJ銀行の総合職オープン向け)
アルバイト先である塾で夏期講習のオプション販売の責任者として、適切な人員配置と運営方法によりボリュームと質を向上させることに注力した。その結果、所属する横浜校のオプション販売実績を全国1位に引き上げることができた。

②問題

「現状」と説明されることが多いのですが、逆転劇感(1度凹んでそこからハッピーエンド!!)の方が良いので「問題」と捉えましょう。

あるべき姿と問題、この2つの高低差が大きくなるように意識すること。

②問題
〇(あるべき姿)を目指していたが、〇(問題)の状態だった

例:私のガクチカ(三菱UFJ銀行の総合職オープン向け)
横浜校は全国30校の中で生徒数は4番目に多いにも関わらず春期講習のオプション販売は全国15位と非常に悔しい結果になってしまっていた。

③課題

課題の1番多い深堀り質問は「その課題は妥当だったのか?」です。この深堀質問に対して自信を持って「はい!」と言えることが必要です。そのために2点を気を付けましょう。

1.問題→課題→原因→施策の繋がり
繋がりがないと論理性が破綻します。

2.その課題が1番インパクト大きいと判断した理由
調査→課題の妥当性を用意しましょう。「問題」に対して他に考えられる「課題」を考え、それら他の課題ではなくなぜこの「課題」が1番インパクトが大きいと判断したのかを用意しましょう。

(ちょっとコーヒーブレイク)
【深掘り】に触れたので面接にも役に立ちますし、社会に出てからも役に立つtipsを少々…

面接って「証明」なので、実はコレ、論理的思考(ロジカルシンキング)なんです。論理的思考における深掘りってほとんどの場合、実は2つしかないです。

1.本当にそう?
2.他は?

たったこの2つです。
上記の「課題」に対する深掘りも実はこれです。

1.本当にそう?
⇒問題→課題→原因→施策の繋がりを教えて?

2.他は?
⇒数ある課題からなぜそれを選んだの?

ほぼ全部の深堀りがこの2つに集約されるので、常にこの2つの質問に耐えられる回答を用意すれば面接は無双します。また社会に出てから上司に言われる深掘り質問も上記2点がほとんどです笑

この思考が正しくかつ早くできる人は成果が出ます。
そして仕事における改善の流れはまさにガクチカの流れ【問題→課題→原因→目的→施策→結果のループ】です。


それもあって企業はガクチカを重視するんですね。面接ではできていたのに社会に入ってから忘れてしまう方が多いことを少し寂しく思っているので、、

以上【深掘り】のtipsでした。
話を戻しましょう!

③課題
〇(調査)をしたところ〇が課題であり

例:私のガクチカ(三菱UFJ銀行の総合職オープン向け)
春期講習の結果を振り返ったところ、トップの飯田橋校に比べて商談数がまず〇件少ないことに加え、成約率も〇%低いことが分かった。

④原因

課題が起こっている原因です。ここでの注意点は「課題」と同じです。

1.問題→課題→原因→施策の繋がり
2.その原因がインパクト大きいと判断した理由

このあと施策2つに続きますが、
・原因は1つ→施策は2つ
・原因を2つ→それぞれの施策
どちらでも良いです。ESで文字数が限られるときは原因は1つにせざるを得ないこともあるかもです。

④原因
その原因は〇であることが分かった

例:私のガクチカ(三菱UFJ銀行の総合職オープン向け)

主な原因は春期に関しては新規獲得に注力し、オプション販売については「できるだけ」「できる人がやる」という目標も方法も散漫してしまっていたことであった。

⑤目的

原因に対する目的を記載しましょう。できるだけ具体的にできるとより良いです。

⑤目的
〇を目的に以下2点を実施した

例:私のガクチカ(三菱UFJ銀行の総合職オープン向け)
春期に比べてオプション販売の商談数を2倍に、成約率を飯田橋校同等の〇%にすることを目的に以下2点を実施した。

⑥施策

繰り返しですがここで意識するのも深掘りに耐えられることです。

1.問題→課題→原因→施策の繋がり
2.その施策がインパクト大きいと判断した理由

⑥施策
1)〇(目標)するために〇した
2)〇(目標)するために〇した

例:私のガクチカ(三菱UFJ銀行の総合職オープン向け)
1)シフト量の最大化
まず目標と責任の所在を明確にし、かつボリュームを担保するために塾長及び社員の方に許可を取り、新規営業を社員に任せ、オプション販売についてはアルバイトだけの力で全国1位を取るという目標と責任を明確にし、6月~8月のシフト量を最大にしてもらうよう協力をしてもらった。

2)適材適所と質の最大化
営業に強い人は営業を、それ以外の方はアポイントと役割分担を行い、それぞれ量×質の双方で目標を置いた。更に朝夕の共有会を通して進捗の報告とノウハウ共有をすることで量×質の双方を担保できる環境を作った。

⑦結果

具体的な数字の結果と状態変化を記載しましょう。

⑦結果
その結果〇(数字)となり、また〇(状態)となった

※定量(数字)と定性(状態)の両方があることが非常に重要
定性=大切にしている価値観となるためです

例:私のガクチカ(三菱UFJ銀行の総合職オープン向け)

その結果、商談数は春期の2.2倍、成約率〇%となり、横浜校がオプション販売額で2位に〇万円という大差をつけて全国1位に。個人としてもアポイントチームの協力と〇%という横浜校で1番の成約率を出すことで全国1位の結果を出すことができた。また横浜校の結果が圧倒的だったため特別奨励ということで豪華なお疲れ会を開いていただいた。非常に大変な2ヶ月間を共に乗り越え、そして最高の結果が出たことを仲間と喜び合った経験は忘れられない経験になりました。

⑧学び

最後に学びです。学びには大きな注意点が2点あります。

1.ポテンシャル(=能力)ではなくスタンス(=価値観)を記載する
2.できるだけ「単独」よりも「協力」を強調する

⑧学び
この経験から〇を学んだ

例:三菱UFJ銀行(総合職オープン)

この経験から明確に目標を設定し、他者と協力をすることで大きな力が発揮できること、そのうえで目標を達成した際には個人では感じられない達成感と充実感を得られることを学びました。

いかがでしたでしょうか?ガクチカの全てを知っていただくことができたと思います。既に記載していますが、最後に私が作った三菱UFJ銀行の総合職オープンのガクチカついて解説しますね。

ガクチカ例

上記例題で既に記載していますが、私のガクチカを三菱UFJ銀行(総合職オープン)向けに作り上げていく過程を示します。

この作り方で皆さんも作っていきましょう!!


1.求める人物像の設定
総合職オープンは法人営業として企業向けに融資や金融商品を提案する仕事が主な業務となります。

・企業の採用ページ
・マイナビ

からめ求める人物像を下記のように設定しました。

【求める人物像】
①融資額や金融商品の販売金額など高い目標に対して個人として努力し、成果を出せる
②取引先企業の目線に立って問題点や課題に気づき、提案するだけでなく解決までサポートすることができる
③取引先企業の根幹を支えるお金に関わる仕事を任せてもらうための信頼関係を構築できる
④取引先企業のために、異なる部署や考え方の異なる企業などと協力しながら目標達成をすることができる
※「企業」ではなく「その職種」の求める人物像である必要があります



2.どの求める人物像にターゲットを置くか

実は私のガクチカは①~④どの人物像でもいけます。

ではどうしたかいうと、下記の観点から決めました。

1.ポテンシャル(=能力)ではなくスタンス(=価値観)を記載する
2.できるだけ「単独」よりも「協力」を強調する

その結果、

【メインターゲット】
④取引先企業のために、異なる部署や考え方の異なる企業などと協力しながら目標達成をすることができる

【サブターゲット】
①融資額や金融商品の販売金額など高い目標に対して個人として努力し、成果を出せる

と置きました。


3.ガクチカを作る

上記を踏まえたうえでガクチカを作成しています。
「完全版」なので長いのですがまとめて再掲します。

【ガクチカ例:三菱UFJ銀行(総合職オープン)】
①結論:アルバイト先である塾で夏期講習のオプション販売の責任者として、適切な人員配置と運営方法によりボリュームと質を向上させることに注力した。その結果、所属する横浜校のオプション販売実績を全国1位に引き上げることができた。

②問題:横浜校は全国30校の中で生徒数は4番目に多いにも関わらず春期講習のオプション販売は全国15位と非常に悔しい結果になってしまっていた。

③課題:春期講習の結果を振り返ったところ、トップの飯田橋校に比べて商談数がまず〇件少ないことに加え、成約率も〇%低いことが分かった。

④原因:その主な原因は春期に関しては新規獲得に注力し、オプション販売については「できるだけ」「できる人がやる」という目標も方法も散漫してしまっていたことであった。

⑤目的:オプション販売の商談数と成約率アップを目的に以下2点を実施した。

⑥施策:
1)シフト量の最大化
まず塾長及び社員の方に許可を取り、新規営業を社員に任せ、オプション販売についてはアルバイトだけの力で全国1位を取るという目標と責任を明確にし、6月~8月のシフト量を最大にしてもらうよう協力をしてもらった。

2)適材適所と質の最大化
営業に強い人は営業を、それ以外の方はアポイントと役割分担を行い、それぞれ量×質の双方で目標を置いた。更に朝夕の共有会を通して進捗の報告とノウハウ共有をすることで量×質の双方を担保できる環境を作った。

⑦結果:その結果、商談数は春期の2.2倍、成約率〇%となり、横浜校がオプション販売額で2位に〇万円という大差をつけて全国1位に。個人としてもアポイントチームの協力と〇%という横浜校で1番の成約率を出すことで全国1位の結果を出すことができた。また横浜校の結果が圧倒的だったため特別奨励ということで豪華なお疲れ会を開いていただいた。仲間と喜びを分かち合った経験は忘れられない経験となった。

⑧学び:この経験から明確に目標を設定し、他者と協力をすることで大きな力が発揮できること、そのうえで目標を達成した際には個人では感じられない達成感と充実感を得られることを学んだ。

いかがでしょうか?

求める人物像から逆算しているため、
・論理的に破綻が無ければ求める人物像に合っていることが明白
・伝えたいことが明確
・あえて感情を入れることでストーリー性を持たせている
 (非常に悔しい、喜びを分かち合った、達成感と充実感)
ことが分かっていただけるのではないでしょうか?

【裏話】
実はコレ、企業や個人が身バレしない程度に変えていますが私の実体験です。

[少し話を盛っている点]
夏期講習オプションレースとして1位になると「塾」としても「個人」としても奨励金が出ることが会社で決まっていました。ただこれを記載すると「主体性が表現しづらい」ため伏せています。

また社員とバイトを分けようと言い出したのは塾長です。これも「主体性が表現しづらい」ので伏せています。

この程度に話を盛るのはアリです。
ただし繰り返しますがガクチカ自体を嘘にするのはダメです。


[あえて主張していない点]
実は私が個人で全国2位(飯田橋校の方)にダブルスコアを付けて圧勝しているのが横浜校が1位になった最大の要因です。
(もちろんアポイントを私に固めてもらったからできたこと)

ただ、求める人物像のメインターゲットを
────────
④取引先企業のために、異なる部署や考え方の異なる企業などと協力しながら目標達成をすることができる
────────
に置いていること、また私が1位になった最大の要因は実際にアポイントを私に固めてもらったことなので、論理的に個人成果がすごかったんやで!の説明がしづらいです。

そのため個人成績が1位になったことについてはサラっとしか触れていません。聞かれたら「1番の要因は私にアポイントを固めてもらったことでして、それ以外に成約率が横浜校で1番良かったのは~」と伝えることを想定しています。この方が感じが良いですよね笑

長らくお疲れさまでした!ガクチカについては以上です!
続いて自己PRですが、自己PRはもう今まで解説したことでほぼ網羅できているのでサラっといきます!



5.自己PR

自己PRとガクチカの大きな違いは2点。

①ガクチカは価値観、自己PRは能力

②自己PRはガクチカよりも「単独」に寄ってもOK
「自己」の「RPポイント」ですからね。

ガクチカと大きく変わるとしたらそれくらいであとは同じです。

【私のガクチカエピソードの場合】
1.ガクチカの「学び」→価値観&協力
この経験から明確に目標を設定し、他者と協力をすることで大きな力が発揮できること、そのうえで目標を達成した際には個人では感じられない達成感と充実感を得られることを学びました。
※あえて「協力」に寄せている

2.自己PRの「結論」→能力&単独
目標を達成するための逆算思考力です。
チームとして達成するための巻き込み力です。
※『自己』PRなので当然「単独」でもOK

この違いです。

新卒採用では「能力」よりも「価値観」を重視します。これが自己PRよりもガクチカの方が良く聞かれる理由の1つです。

では違いを知っていただいたうえで、同じく流れとテンプレートをお知らせします!


流れとテンプレート

【自己PR流れ/テンプレート】
①結論(結果+能力):〇(結果)できる〇(能力)
②根拠:〇の経験で発揮した
③問題:〇が問題で
④課題:〇が課題であると判明
⑤原因:〇(原因1)と〇(原因2)を克服すべく
⑥目的:〇するために
⑦目標:〇(数値>状態)にする目標を掲げた
⑧施策:そのため〇(施策1)や〇(施策2)を行った
⑨結果:その結果〇(数値)となり〇(状態)となった
⑩信憑性:またこの強みは〇(サブエピソード)でも
⑪貢献性:貴社の〇(その職種の業務)においても〇(強み)を発揮することで貢献できる

これが流れです!

③からはもうほぼガクチカと同じになっていることが分かっていただけると思います。

以上を踏まえてガクチカと同じエピソードで自己PRを作ってみます。

【自己PR例:三菱UFJ銀行(総合職オープン)】

①結論(結果+能力):〇(結果)できる〇(能力)
私の強みは高い目標を自らに課し、自分自身が最も行動することでチームをけん引し、高い成果を出していける力である。

②根拠:〇の経験で発揮した
これは塾講師のアルバイト先で夏期講習のオプション販売の責任者として売上全国1位になったときに発揮された。

高校時代にバスケ部のキャプテンを務めたが結果が振るわず引退するという挫折経験が根源にあり、そもそも目標自体が低かったという反省があり、最も高い目標である全国1位を目指した。
※話が少しそれますが挫折→成功の高低差でストーリーを作ると良い
※下記の「問題」の部分が「挫折」でもOK

③問題:〇が問題で
横浜校は全国30校の中で生徒数は4番目に多いにも関わらず春期講習のオプション販売は全国15位と非常に悔しい結果になってしまっていた。

④課題:〇が課題であると判明
春期講習の結果を振り返ったところ、トップの飯田橋校に比べて商談数がまず〇件少ないことに加え、成約率も〇%低いことが分かった。

⑤原因:〇(原因1)と〇(原因2)を克服すべく
春期講習の結果を振り返ったところ、トップの飯田橋校に比べて商談数がまず〇件少ないことに加え、成約率も〇%低いことが分かった。

⑥目的:◯となることを目指し
オプション販売額全国1位を目指し

⑦目標:〇(数値>状態)にする目標を掲げた
商談数と成約率の双方アップを目標に以下2点を実施した。

⑧施策:そのため〇(施策1)や〇(施策2)を行った
1)シフト量の最大化
まず塾長及び社員の方に許可を取り、新規営業を社員に任せ、オプション販売についてはアルバイトだけの力で全国1位を取るという目標と責任を明確にし、6月~8月のシフト量を最大にしてもらうよう協力をしてもらった。また私自身は責任者として誰よりも業務に入るのは当然だという思いから、本当はこんなに働いたらダメだと思うのですが、、6月~8月の3ヶ月間で900時間シフトに入った。

2)適材適所と質の最大化
営業に強い人は営業を、それ以外の方はアポイントと役割分担を行い、それぞれ量×質の双方で目標を置いた。私は営業担当として前述の通り最も量をこなしており、かつ成約率も他の人は60%台からのスタートでしたが私は95%を初月からたたき出していた。毎日朝夕に共有会を行っており、共有会を通して進捗の報告とノウハウ共有をすることで量×質の双方を担保できる環境を作った。

※自己PRなので「強み」に関する自分の成果(太字の部分)を追記

⑨結果:その結果〇(数値)となり〇(状態)となった
その結果、商談数は春期の2.2倍、成約率〇%となり、横浜校がオプション販売額で2位に〇万円という大差をつけて全国1位に。個人としてもアポイントチームの協力と95%という横浜校で1番の成約率を出すことで全国1位の結果を出すことができた。また横浜校の結果が圧倒的だったため特別奨励ということで豪華なお疲れ会を開いていただいた。仲間と喜びを分かち合った経験は忘れられない経験となった。

⑩信憑性:またこの強みは〇(サブエピソード)でも
またこの強みは、目標が低かったと反省はしている物の高校バスケのキャプテン経験や、1番下っ端ではあるものの研究室での研究活動でも活かすことが出来ている。

⑪貢献性:貴社の〇(その職種の業務)においても〇(強み)を発揮することで貢献できる
このように私の強みを活かし、貴社の法人営業やリテール営業においても誰よりも足しげくお客様の元に通い、量をこなしつつ先輩から学ぶことで質を上げ、生きのよい新人と言う立場でチーム全体を活性化させていくことで個人としてだけではなくチームにも貢献できると確信する。

以上が自己PRです!!


自己PRではなくガクチカを深めるべし

そもそも自己PRよりもガクチカの方が良く聞かれることに加えて、自己PRも途中からガクチカと一緒になります。なので深掘り質問に耐えるためにはガクチカを深めていくことをオススメします!

自己PRはガクチカに比べるとビックリするくらいサラっとですが以上です!



6.まとめ

以上が現役の最終面接官が伝授する『ガクチカ/自己PR』です。いかがでしたでしょうか?

少し私の例文を元に復習の意味を含めてまとめです。

私の例では、三菱UFJ銀行(総合職オープン)が求める人物像の中から自分がPRしたい人物像を

【メインターゲット】
④取引先企業のために、異なる部署や考え方の異なる企業などと協力しながら目標達成をすることができる

【サブターゲット】
①融資額や金融商品の販売金額など高い目標に対して個人として努力し、成果を出せる

にしました。

そして、このターゲットに絞ってガクチカ/自己PRを論理的かつストーリー性を持たせて展開しています。なので面接官は「あなたは弊社のこの職種で成果を上げられる」と評価をするはずです。

これが求める人物像から逆算した『受かるガクチカ/自己PR』です。


『求める人物像(敵情)』を知り、その中で『自分がアピールする人物像を決め(己を知る)』ガクチカ/自己PRを展開すれば『百戦危うからず=無双』です。


15000字近くとかなりの長文になりましたが、ガクチカ/自己PRでした。

こんな長文をここまで読んでくださっているあなたは本当にとっても勉強熱心で素敵な方です。

そのうえで、インプットだけでは何も変わらないというのも事実です。

是非今日学んだことを元に是非ご自身のガクチカ/自己PRをアウトプットしてくださいね。

勉強熱心で素敵なあなたを私は応援しています。



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前段でもご説明しましたが、このnoteはそのうち有料化します。
誠に申し訳ないことに恐らく有料化したらこのURLで見ることが出来なくなります。

ここまで読んでくれた勉強熱心な方には特に、お手数ですが追加プレゼントで【テンプレート】の方を受け取っておいていただけますでしょうか?
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あなたの就活が上手く行くことを私は心から祈っています。
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私も𝕏の発信を頑張ります!
一緒に頑張りましょうね!!!

おか@新卒最終面接官



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