こんにちは。おかと申します。
今回は2,000名以上の面接を経験、そして現在進行形で新卒の最終面接官をしている私だからこそ伝えられる『受かるガクチカ/自己PR』について解説します。
これを見ている方は、どうやったらより良いガクチカや自己PRを作ることができるんだろうか?そんな方が多いはずです。
そして、もしかしたらあなたはこんなことを思っているのではないでしょうか?
就活って急に、しかも強制的に人生の振り返りをさせられますよね。そして今まで大人は何も言ってくれなかったくせに、いきなり「結果出したエピソードを出せ」なんて言われても途方にくれますよね。
私もそうでしたし、私がサポートや添削をさせていただいた方の多くもそうでした。
すごく分かります。
しかも考えれば考えるほど周りと比べてしまう。Aは全国大会出場、Bは帰国子女で英語ペラペラ、、、考えれば考えるほど気分はズーンと沈んでいく。このままでは就活も嫌になってしまいます。
そんなあなたへ、私は声を大にしてお伝えします。
今回この記事の内容を理解し、そして実践すれば誰でも「受かるガクチカ/自己PR」が作れます。
実際に私のサポート生や添削者は漏れなく、全員、手に入れてくれています。
添削をさせてもらった方の感想を置いておきます。
このnoteには私の添削ノウハウの全てを詰め込みました。
無料はもちろん、有料noteでもここまでのクオリティのものは無い自信があります。
もしあなたも「受かるガクチカ/自己PR」を手に入れたいと思われるようでしたら是非最後まで見ていってください。
ではいきましょう!!
1.大前提
先に皆さんに伝えたいことがあります。心外でしたらごめんなさい。ただもし心外に思うのでしたら今すぐ読むのを辞めてください。
巷にガクチカは嘘でも良いという情報がチラホラ飛び交っています。中には【裏就活】なんて言って「誰でも受かる!嘘を付けばね!」何てことをウリにしている攻略noteもあります。
断言します。
多少話を盛るのは良いとしても嘘をつくのは99%辞めた方が良いです。
だって考えてみてください。
まず嘘で面接官を騙しきるのは困難です。騙しきるには詐欺師の才能が必要です。嘘を付け!と教える人は詐欺師の才能がある人です。当人は詐欺ができるので「詐欺したら楽じゃん」と言いますが、、、
あなたには詐欺師の才能がありますか??
…ない人の方が圧倒的に多いと思います。
毎年「嘘を付け」と教えられて、嘘ESで書類は通りますが、その後の面接が通過できない、通過するために嘘に嘘を塗り固めていって心が潰されていく、、こんな就活生が沢山います。
これ、本当にしんどいですよ。
一部の方はその状態で私にヘルプを求めてきてくれて、そして一緒に事実ベースでもう1度作り直し、そしてきちんと第一志望群に内定をしていきます。選考突破の本質が”嘘”なんかである訳がないです。
また仮にあなたに詐欺師の才能があったとして、嘘で自分を良く見せて企業に入るって、自分を良く見せた虚像の姿で結婚するようなものですよ。そんな結婚、上手く行く訳がない。
嘘を付け!の背景には以下の2つがあります。
①結果や成果が必要だ
②どこに就職をするのかが人生の目的だ
どちらも大間違いです。
嘘で話す程度の結果や成果はあろうが無かろうがどっちでも良いです。また就職先はあなたの明るい未来という目的のための手段でしかないです。嘘つき虚像人生が目的でしたらもう何も言いませんが。ここを間違えないようにしましょう。
心外な思いをした方はごめんなさい。ここまで見ていただきありがとうございました。
そうでない方だけ次に行きましょう!
2.自己PRとガクチカの関係性
「自己PR」と「ガクチカ」は別のエピソードの方が良いですよね?と質問いただくことがあります。
結論、一緒の方がむしろ良いです。
自己PRとガクチカの関係は下記のように繋がっています。
気づきましたか?①と②の順番が違うだけですよね?
【メイン】のガクチカと自己PRを同じエピソードにしておき、ESでも面接でも「ガクチカは?」か「自己PRは?/あなたの強みは?」と先に聞かれた時に最も自信のある【メイン】を話してしまうことをオススメします。
一方で「あれ?そうしたらエピソードは1つで良いの?」と思った方もいると思います。するどいです!
答えはノーで最悪でも2つ、可能なら3つ用意しておく必要があります。2つか3つのエピソードをガクチカの方向性でも自己PRの方向性でも話せるようにしておけばOKです。
最後に時系列の話をしておきます。
3.ガクチカ/自己PRの目的
面接官が評価するポイントを凝縮すると
①成果を出せるか
②マッチしているか
③熱意があるか
この3点になります。
だから志望動機を除くと、最も聞かれる質問がガクチカであり、2番目に聞かれる質問が自己PR(強みは?も含む)なのですね。
目的と重要度が分かったうえで次に進みましょう!
企業がその職種で求める人物像に合わせる
何をアピールするかを決める際に必ず大事なこと。それは企業がその職種で求める人物像から自分がアピールするポイントを決めることです。
これが間違っていると終わりますので本当に注意です。
伝わるように伝える
人に伝えるコツは論理×感情です。ガクチカ/自己PRが論理的に筋が通っていることはもちろんのこと、あえて感情を入れることでストーリー性を持たせましょう。人はストーリーに惹かれるようにできています。
では実際にガクチカの作り方に入りましょう!!
4.ガクチカ
では実際にガクチカを作っていきましょう!
なぜガクチカから解説をするかと言うとガクチカ→自己PRの方の順番で作った方が良いからです。
いきなり自己PR(私の強みって何だろう?)から考えると、極端な例ですが「足が速い!」みたいなのが出てくる可能性があります。これヤバイですよね?笑
なので「私の強みって何だろう?」からではなく、「大学時代に最も力を入れたこと(大変だった、苦労したけどやり抜いたこと)は何だろう?」から入っていただいた方が良いです。
ガクチカを作っていく中で「活かされた強み」が浮かび上がってくるので、それを強み=自己PRとすると良いです。
なので自己PRはいったん置いておいて、ガクチカを一緒に作っていきましょう!!
流れとテンプレート
全体感を掴んでもらってから細部を説明した方が分かりやすいため、いきなりですが全体的な流れとテンプレートを先にお伝えし、その後細かく説明をしていきます。
こちらも長っ!と思われましたか?
そうですよね笑
これはガクチカ【完全版】だと思ってもらってOKです。
必ず長文のストーリーを作る→要約したものがESとしましょう。
ここまで分かっていただいたうえで作り方に入っていきましょう。
まず、「ガクチカって何について話せばよいの?」という質問をめちゃくちゃいただくので、先にその話をしましょう。その後に各項目の詳細を解説していきますね。
そもそも何をガクチカにしたら良いの?
結論、めちゃくちゃ当たり前のことを言いますが、ガクチカは【大学時代に最も力を入れたこと】にしてください。
「強い」とか「弱い」とかどうでも良いです。『学生時代に頑張ったことは?』という質問に回答をしてください笑
上記を分かっていただいたうえでより具体的なガクチカの見つけ方をお伝えします。
①「結果」や「成果」を出した出来事
結果や成果を残すに至るには「頑張った」はずです。そして頑張れた背景にはあなたの価値観にとって大事な感情があるはずです。
ここから考えられる人はこれが良いです。しかしながら、逆に無理やり捻りだしたり嘘を付く必要はないです。その場合は1回「結果」や「成果」から離れて次の見つけ方に進みましょう。
②「結果」や「成果」は無視して純粋に「頑張ったこと」
結果や成果に結びついていなくても同様に頑張った背景にはあなたの価値観にとって大事な感情があります。
スポーツでも学業でもバイトでもイベントでも何でも良いです。なんでしたらオシャレやゲームでも研究やゼミでも良いです。
③負の感情を抱いた出来事
②でも浮かばない方は「悔しい」「残念」「心残り」「悲しい」など負の感情を持った出来事を挙げてみましょう。
負の感情にはあなたの価値観が反映されており、それは何かしらの原体験に結びつけることができます。
④③まででマジのマジで何もない方
今すぐ何かを頑張ってください。
・長期インターンシップ
・短期インターンシップ
・就活
など就活に繋がる何かで良いです。
例えば、
「就活を意識するまで大学に入ってから何も自分は頑張ってきていないと実感し、このままではダメだとサマーインターンを50社エントリーしました。」
これは十分にガクチカになり得ます。
時が経てば経つほど上記すらもう間に合わなくなります。
最後の武器です。今すぐ行動してください。
ご自身が何をガクチカしたら良いか分かっていただけたのではないでしょうか。
では実際の作り方に入りましょう!
テンプレートに沿って各項目の説明をします!!
①結論
①結論:〇(環境)で〇(立場)として〇(施策)に取り組み〇(結果)し
結論なので②以降を作ってまた戻ってと行ったり来たりして最終的に決めればOKです。
そのうえで「結論」で持っておいた方が良い視点は2点。
②問題
「現状」と説明されることが多いのですが、逆転劇感(1度凹んでそこからハッピーエンド!!)の方が良いので「問題」と捉えましょう。
③課題
課題の1番多い深堀り質問は「その課題は妥当だったのか?」です。この深堀質問に対して自信を持って「はい!」と言えることが必要です。そのために2点を気を付けましょう。
④原因
課題が起こっている原因です。ここでの注意点は「課題」と同じです。
⑤目的
原因に対する目的を記載しましょう。できるだけ具体的にできるとより良いです。
⑥施策
繰り返しですがここで意識するのも深掘りに耐えられることです。
⑦結果
具体的な数字の結果と状態変化を記載しましょう。
⑧学び
最後に学びです。学びには大きな注意点が2点あります。
いかがでしたでしょうか?ガクチカの全てを知っていただくことができたと思います。既に記載していますが、最後に私が作った三菱UFJ銀行の総合職オープンのガクチカついて解説しますね。
ガクチカ例
上記例題で既に記載していますが、私のガクチカを三菱UFJ銀行(総合職オープン)向けに作り上げていく過程を示します。
この作り方で皆さんも作っていきましょう!!
1.求める人物像の設定
総合職オープンは法人営業として企業向けに融資や金融商品を提案する仕事が主な業務となります。
・企業の採用ページ
・マイナビ
からめ求める人物像を下記のように設定しました。
2.どの求める人物像にターゲットを置くか
実は私のガクチカは①~④どの人物像でもいけます。
ではどうしたかいうと、下記の観点から決めました。
その結果、
と置きました。
3.ガクチカを作る
上記を踏まえたうえでガクチカを作成しています。
「完全版」なので長いのですがまとめて再掲します。
いかがでしょうか?
求める人物像から逆算しているため、
・論理的に破綻が無ければ求める人物像に合っていることが明白
・伝えたいことが明確
・あえて感情を入れることでストーリー性を持たせている
(非常に悔しい、喜びを分かち合った、達成感と充実感)
ことが分かっていただけるのではないでしょうか?
長らくお疲れさまでした!ガクチカについては以上です!
続いて自己PRですが、自己PRはもう今まで解説したことでほぼ網羅できているのでサラっといきます!
5.自己PR
自己PRとガクチカの大きな違いは2点。
①ガクチカは価値観、自己PRは能力
②自己PRはガクチカよりも「単独」に寄ってもOK
「自己」の「RPポイント」ですからね。
ガクチカと大きく変わるとしたらそれくらいであとは同じです。
では違いを知っていただいたうえで、同じく流れとテンプレートをお知らせします!
流れとテンプレート
これが流れです!
③からはもうほぼガクチカと同じになっていることが分かっていただけると思います。
以上を踏まえてガクチカと同じエピソードで自己PRを作ってみます。
以上が自己PRです!!
自己PRではなくガクチカを深めるべし
そもそも自己PRよりもガクチカの方が良く聞かれることに加えて、自己PRも途中からガクチカと一緒になります。なので深掘り質問に耐えるためにはガクチカを深めていくことをオススメします!
自己PRはガクチカに比べるとビックリするくらいサラっとですが以上です!
6.まとめ
以上が現役の最終面接官が伝授する『ガクチカ/自己PR』です。いかがでしたでしょうか?
少し私の例文を元に復習の意味を含めてまとめです。
私の例では、三菱UFJ銀行(総合職オープン)が求める人物像の中から自分がPRしたい人物像を
にしました。
そして、このターゲットに絞ってガクチカ/自己PRを論理的かつストーリー性を持たせて展開しています。なので面接官は「あなたは弊社のこの職種で成果を上げられる」と評価をするはずです。
これが求める人物像から逆算した『受かるガクチカ/自己PR』です。
『求める人物像(敵情)』を知り、その中で『自分がアピールする人物像を決め(己を知る)』ガクチカ/自己PRを展開すれば『百戦危うからず=無双』です。
15000字近くとかなりの長文になりましたが、ガクチカ/自己PRでした。
こんな長文をここまで読んでくださっているあなたは本当にとっても勉強熱心で素敵な方です。
そのうえで、インプットだけでは何も変わらないというのも事実です。
是非今日学んだことを元に是非ご自身のガクチカ/自己PRをアウトプットしてくださいね。
勉強熱心で素敵なあなたを私は応援しています。
7.追加プレゼント
前段でもご説明しましたが、このnoteはそのうち有料化します。
誠に申し訳ないことに恐らく有料化したらこのURLで見ることが出来なくなります。
ここまで読んでくれた勉強熱心な方には特に、お手数ですが追加プレゼントで【テンプレート】の方を受け取っておいていただけますでしょうか?
※そっちのURLは無料のままで残します
急いで!!とは言いませんが、忘れないうち(今日・明日など)に追加プレゼントを受け取ってくださいね
あなたの就活が上手く行くことを私は心から祈っています。
就活は長丁場ですが、あなたなら大丈夫!
私も𝕏の発信を頑張ります!
一緒に頑張りましょうね!!!
おか@新卒最終面接官