唇の乾燥とドラクエ
息子の唇が乾燥してガッサガサでした。
冬は私もハンドクリームやリップが手放せません。
息子の唇は、乾燥して縦ジワがハッキリ見えます。
ヒリヒリするだろうなと、可哀そうに思い、
「リップ塗る?」と聞くと、「えー…ママの口がついたやつはヤダ」と断られました。え?
そんでペロペロと舌で唇をなめるので、
「汚い!ワセリン塗って!!」とお姉ちゃん(娘)に怒られたそうです。
娘は、小さな頃から乾燥肌で、myワセリンを持っています。
息子は借りて唇に塗り、見事プリプリな唇を取り戻しました。
私が帰宅すると、満面の笑みで「ママー!!
見てみて!!プルプルよ!!ねえねえがワセリン貸してれたんだよー」と、アピールしに来ました。
確かに、以前見た、唇に白い縦ジワが入った、
ゾンビみたいな唇ではありませんでした。
「おお!ピカピカやん!」と言い、
日頃、弟には無関心の娘も、たまにはいいことするなと感心しました。優しいじゃん。
娘にも、「〇〇(息子)にワセリン貸してくれたんやね、えらいね。ありがとね。」と、お礼を言いました。
すると、「目の前でなめて汚いんよ!!しかも〇〇に、めっちゃくちゃワセリン使われたし(怒)」と、クレームを受けました。
うわぁ機嫌悪いな…どんだけ塗ったんだ…
それから息子に、「あのさ、ワセリンをたっぷり塗っても、唇が吸収するワセリンの量って決まってるから、たくさん塗っても意味ないよ!」
と、教えました。
そして、どんだけ取り出したのか聞くと、
人差し指で、グルンッとジャーの底まで指を突っ込んでたっぷり取ったそうです。
余ったワセリンは、顔に塗ったと言ってました。
いや、どんだけベッタベタになったんだろう。。。
家中、息子の手形があったらどうしようと焦りました。
リモコンとか触ってたら嫌だし…
どこもベタベタではなく、ひとまず安心しました。
そして、「たっぷり塗っても、吸収する量は同じ」というのが、伝わってなかったんですね。
もう一度、例えを出して伝えます。
「いい?コップに水道から水を入れます。
コップに入る量って決まってるから、満杯になっても水道を止めなかったら溢れるやろ?
ジャバジャバ溢れるばっかしで、水道代だけがかかるのよ」
って言いました。
息子→「…???」
分かんないんだ… えー…
説明むずかしい…
すると、主人が「あー、分かった!バイキルトするやん。攻撃力2倍になるやろ、そっからもっかいバイキルトしても、攻撃力4倍にはならんってこと!攻撃力は4倍にならんのに、MPは減るってことよ、オーケー??」
息子→「あぁ!!分かった!!(喜)」と、
パアッと笑顔になってました。
えぇっ!?
ドラクエで例えた方が分かるんかい!
くそぅ! くやしい。。。
子どもに説明する時は、好きなものを例えに出した方が伝わりますね。
ドラクエありがとう。
という話でした。
読んでくださり、ありがとうございます。
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