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インフルエンサーは保証人

間違った「インフルエンサーマーケティング」について塩谷舞さんやあやにーさん等、インフルエンサーの方が問題提起をすることが増えてきた。


確かに私も傍から見ていて、インフルエンサーマーケティングで重要なのはフォロワー数ではないと感じる。

フォロワーが少なくてもバズるコンテンツはいくらでもあるし、逆にフォロワー数が多いのにバズらないコンテンツもいくらでもある。

つまり「たくさんフォロワーがいる人がシェアしてくれればバズる」という単純な方程式ではない。



昔、インフルエンサーではない私のコンテンツが、インフルエンサーによってシェアされ、何度かバズった。

その時に、1度私にいいね!をしてくれた人が、少し時間が経ってインフルエンサーがシェアした後に、その人が追ってシェアしていた様子を目撃したことがある。

そこで、インフルエンサーの「シェア」と、フォローの「シェア」の間に、1つ重要な要素が挟まっていることに気づいた。

それはインフルエンサーのシェアにより「保証されたから」フォロワーがシェアしている、ということだ。



多くの人は自信がない。

常に不安や疑いを少なからず持っている。

「このコンテンツは本当に良いコンテンツなのか?」と疑うから、大量に流れてくるツイートの一部しか見ない。

そのコンテンツを見て良いと思っても「これって本当に他の人に見せても恥ずかしくないコンテンツなのか?」と不安がってシェアをためらう。

でも自分が信頼するインフルエンサーがシェアをしていると「これは良いコンテンツなんだ!」と自信を持つことができる。

つまりインフルエンサーのシェアによってコンテンツの「保証」がされるのだ。

だからそのコンテンツを見るし、シェアをする。



このことからも、インフルエンサーの「保証力=信用力」を傷つけるようなコンテンツをシェアさせてはいけないことが分かる。



「コンテンツ」とは違うが、「#MeToo」「#Timesup」といった女性のセクハラ撲滅運動は、海外発ではあるがインフルエンサーが声をあげたことによって「私も声をあげていいんだ」という保証を得たから、ムーブメントが広がっているという側面もある。

日本でははあちゅうさんが声をあげたことで広まった。彼女もインフルエンサーとして「#MeToo」を告白し、保証したからこそセクハラ被害者の方が声をあげやすくなったわけだ。



インフルエンサーマーケティングを成功させるためには、この「保証」について忘れないようにしたい。



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だいたいスターバックスで、あえてホットティーを飲みながらnoteを書いているので、ホットティー1杯くらいのサポートを頂けたら、こんなにうれしいことはありません。