見出し画像

サンゴ礁ラボ 最終章~サンゴの枝打ち

今日は息子のサンゴ礁ラボに家族で行きました。

全四回の講座、今日が最終回です。

1.サンゴ編
2.生態系編
3.海編

と進んできたサンゴ礁ラボ、今日は何編だと思う?と子供たちは尋ねられ、「地球編」などと答えていましたが、今日のタイトルはこちらでした。

「あなた編」

君たちサンゴ礁ラボ研究員が将来海に何ができる?
あなたらしい海とのかかわり方を見つけよう!という回でした。

まず研究員診断。いくつかクイズに答え、診断レーダーチャートを作ります。
A.サイエンティスト(科学者)タイプ
B.エンジニアタイプ
C.クリエイタータイプ
D.コミュニケータータイプ
E.ビジネスマンタイプ

に分かれます。息子はサイエンティストタイプでした。
講師のお兄さんが、サンゴ礁ラボを運営しているベンチャー企業イノカは、これ等のタイプのタッグで成り立っているんだよと説明しました。

そして子供たちにミッションです。

海をとりまくテーマ(サンゴの白化、海水温度上昇、生態系を守るetc)を一つ選び、将来どう関わっていきたいか自由に書く!

「できないよ~」と声を上げる子もいましたが、講師の方に助けてもらいながら、一生懸命書いていました。私も「生態系を守る」を選びマインドマップ方式で書いてみました。

息子は出来上がったプランを積極的に発表していました。
「北極の氷を作る」「外来種の生物を食べられるものは食べて、食べられないのは在来種に食べさせる」など。まだまだ稚拙な考えだと思いますが、ラボの講師はうんうん面白い!と頷きながら聞いてくれました。アウトプットの初めの一歩、どんどんこれから良くなっていくことと思います。

イノカの願い。
苦しんでいる海を将来一緒に救ってほしい。いまから考えてほしい。
サンゴ礁ラボを卒業してもイベントを開催するので来てほしい、他の卒業生とも交流してほしい。いろんなタイプの子がいて海を守るためにいろんなアプローチができるから、みんなで海を守ろう。

いろんなタイプがいる。一人の子が診断テストの結果が違うことを言ったときに、講師が「みんな同じだったらロボットになっちゃうよ」と言っていました。本当その通りだと思います。

来週早速イベントがあるそうです。来週は海洋をテーマにしているアーティストがクジラとイルカの違いを説明してくれ、皆で絵を描くようです。クリエイター系の企画です。

最後に子供たちは「マイサンゴ証」を授与され、「サンゴの枝打ち」をしました。巨大なサンゴ水槽のサンゴから枝を折り、その枝が大きく育っていくように違う土台にくっつけてイノカで飼育されます。
息子は「大きくなれよ」とその土台に書いていました。そっくりそのままその言葉をサンゴが返しそうw

マイサンゴ証🪸
ラボの方が子供たちにサンゴを選ばせ、切ってくれました🪸
切り取られたサンゴ🪸 


これからもこのラボとかかわっていきたい息子、終わってからこんなことを聞いていました。
「将来探検家になりたいのですけど、どうすればいいですか」
講師のお兄さんは丁寧に答えてくれました。
「図鑑をたくさん見ていろんなことを知って調べて、あと論文を読むといいよ」
「子供向けの論文はありますか」と息子。
「ないと思うけど、論文をもとに書かれた子供向けの本があるかもよ。」

息子が普段インプットばかりでアウトプットの方向に向かないことをいつも気にしていました。このサンゴ礁ラボで少しずつ息子が将来に目を向け、ラボの人に自分をアピールしようとしている姿をみることができました。ゆっくりだけど成長している。

それにしてもイノカは素晴らしい会社です。
これからも息子がこの会社と関係を持ち続られますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?