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【突然、ゲーム制作の話①】

突然ですが、最近はゲームを作っています。
あれ?フィギュア制作は?と思った方は、①の項目までお進みください……。

⓪どんなゲーム作ってるの?

ティラノビルダーを使用したADVゲームです。
以下のリンクから、ブラウザゲームとしてプレイしていただけます。

「あなたに星を!」https://radiant-hotteok-f052bd.netlify.app
【プレイする前にご注意!】

※soundが全てmp3なので、Safari(iOSおよびMacOS標準ブラウザ)では音が鳴りません。

※軽量化が充分ではないため、ブラウザのタブの読み込みマークが完了したあと、さらに10秒ほどお待ちいただく必要があります。(裏でデータを取得しています)

10秒ほど待ってから黒い画面をクリックすると、以下のロゴが出てきますので……。
ここから先は普通のノベルゲームと同じようにプレイしていただけます。
【現在確認している不都合・仕様】

・画面が白黒なのは、製作上の都合です。

・ゲーム途中で「キャラのプロフィール」などの文字だけが入った黒い画面が出てくることがありますが、製作上の都合です。

女子の絵が全員同じなのは、製作上の都合です。(カンペに本来の役が書いてあります)

・背景絵は全て仮のものです。Fireflyにドット絵を生成させ、それを輪郭検出し、ぼかしたものを仮素材として配置しています。

・今回のシナリオに分岐は存在しません。

・「前編はここまでです」という看板が出てきたら、今回のシナリオは終了です。

・その他、なんかもう色々制作上の都合です。お手数をおかけします……。

①なんでいきなりゲーム作りだしたの?

他にやってた事があったよね?なんでいきなりゲーム作りだしたの?その目的と目標は?って話からはじめましょう。

まず私は、一応ゲーム業界の現役の開発スタッフをやっています。
それなりに古参です。家庭用とソシャゲ、両方の経験があります。

さて、ここ十年くらいの制作現場は、すっかり分業化が進みました。
30才を超えたあたりでタイトルの立ち上げ経験やリーダー経験がない人が「経験が足りない」と思われていたのも過去の話。30代どころか40代になっても「運営中のソシャゲに途中から参加して、既存のルールに沿った素材をひたすら制作し続け、サ終が決定したら次の現場へ」という働き方もごく普通になり。

私が新卒で入社したときは、ゲームというのはせいぜい5~20人の開発チームで、2年くらいかけて作って、出して、それを繰り返していたものですが。すっかり雰囲気が変わりました。

んー、なんかね。悶々とします。
気が付いたら5年くらい「同じゲームだけを作っていた」という状態も珍しくなくなり、自分はこの先もゲームを作り続けていく力が本当にあるのか?と、どんどん不安になっていきます。

なので、ものは試し、ひとりでも何かゲームを作ってみようか?と思ったワケです。


……。

先に2つ言い訳をしますが。

そもそも、noteは「フィギュア制作の記録」をつけるために場所を用意したつもりだったんです。
でも、ちょっと最近は業界全体が不穏、のんびりフィギュアとか制作してる場合じゃないかも、ゲーム制作の経験を優先して積んでおきたいかも……と不安に思うことが増えたので、予定を変更してゲーム制作を優先することにしました。(フィギュアも引き続き進行しますが、フィギュア制作の記事を待ってくれていた方、すみません!)

もうひとつの言い訳は、「ゲーム業界の現役の開発スタッフ」と名乗りつつ、実はひとりでゼロからゲームを作るのは初めてなんです。

なので、クソゲーが出来るかも知れませんし、すごく中途半端なところで打ち切りエンドみたいにするかも知れませんし、完成度に関しては、現実的なところで落とします!

あらためて、目的と目標をまとめますと……。

1)今回の目的は
「まず簡単なものを作って、ゲーム制作の経験を積むこと」。
2)今回の目標は
「ゲームスタートからクリアまでが一本道で進行する、簡単なゲームを作ること」。

⇒経験値を積むことを最優先に。完成度を求めない!

△今回のゲーム制作の目的です。

で、まあ、とりあえずやってみました。出来ました。(このページの一番上のリンクから飛べるものが完成品です)


⇒次の記事からは「どんな目算を立てたか」「どんなところでつまづいたか」などを、使用ツールなどもまじえつつ説明していきます。


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