庭仕事最盛期なので、そっちに行っちゃってて絵の方はかろうじていちにち一枚をこなす。

うちの猫は、そのほとんどの時間寝ているばかりで、起きている時間といえば、ご飯を食べる時ぐらいだ。
何代も猫を飼ったが、どの猫もそんなものだった。
子供が学校に行く時間頃から寝始めて、帰ってくるころまで寝ているというのが普通だった。
その後、夕飯を挟んでしばらくは起きているようだが、人間が寝る時間には猫も寝ているという具合。
騒がしいのは子猫時代の1年間だけだ。
まことに都合のいい愛玩動物であると言える。犬のような特別な世話は要らず、好き勝手にダラダラしている。

気候的にまだ朝晩は肌寒いので、二匹が寄り添って暖をとっている。
冬になると湯たんぽの取り合いでこういうふうに仲良くしていることは少ない。
夏は猫も暑いのだろう、距離を置いている。
あくまでも自分に都合の良いように生きている。決して相手を大切にしているとかではない。飼い主の膝に乗ってくるのも、暖かそうな座布団だと思っているに違いなく、擦り寄って来るのもただ、頭撫でて貰いたいが為なのであると、こちらはこちらで割り切っている。