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一日一文 No.14 見えないもの

今日はセブンイレブンで買った牛すきうどんを食べました。セブンの冷凍麺類は結構おいしいです。以前塩ラーメンがあって気に入っていたのですが、とんこつラーメンにかわってしまいました。復活しないかな。

世の中には、書かれないこと、表現されないこと、残らないことがたくさんあるなと最近思う。急に抽象的な話きた。

例えば、私は平安時代に生きていた庶民の名前を知らない。マチュピチュの人たちがジョークを言っていたかどうか知らない。文豪の歩幅を知らない。隣に毎日座っている人の、今日のごはんを知らない。

オンラインでつながり続けている日常にいると、書かれていることだけで世界が構成されているような気がしてくる。X(Twitter) のトレンドを見れば、日本で何が起きているのか分かったような気がしてくる。

ところが、そうでもない。それは自分が秘密にしていることを思い返せばわかる。私は毎日使っている浄水器のメーカーを話さない。好きなピアノ曲を言わない。メールに書かれた英語の署名で自分の代名詞を書かない。

表現しないことには理由があることもないこともある。表現しない理由があって、表現しないものがある。それこそが大事にしたいところだ。誰にも言わないことがあるという人はきっと少なくない。世界にはそれがある。

見えないものも世界を構成しているということを忘れないでいたい。そのことを覚えていることで、少しだけでも、想像力をはたらかせることができるのではないかと思うのだ。

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