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第152段「バカにされないために」

若い時は年上に分かってないとバカにされ、歳取ると若者に時代遅れとバカにされ、有名だと有名税だとバカにされ、無名だと無価値だとバカにされる。
つまりどんな年齢でも立場でも人は大体バカにされるのだ。
楽しく生きるにはそんなバカにする他人をどう気にしないで生きるか?を自分で見出すしかない。

人は多かれ少なかれ他者と関わらないと生きられないわけだから、他者にバカにされることはある意味生きることと同義でもある。
ならば他者を気にせず自分のやりたいようにやるしかないし、やった方がいい。
その際大切なことはバカにする人に近寄らず、自分こそ他者をバカにしないことだと思う。

人は自分の正しさと他人の正しさを比べた時にその落差でバカにする。
でも自分の正しさが本当に正しいかはわからないし、他人の正しさだってそうだ。
そもそも万人共通の正しさなんて無いのかもしれない。
自分の正しさを他人に押し付けるのではなく、自分が正しいかどうかを問い続けるしか無いのだ。

自分が正しいかを問いたりすると、なんなら間違ってるってことって結構ある。
そんな時は恥ずかしげもなくさっさと修正すればいいのだ。
自分でもそれくらい間違えるし、他人だって同様に間違える。
人の判断なんて誤差の集積。
だから他人の修正の機会も奪っちゃいけない。
修正をバカにしちゃいけない。

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