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「日本語ディズニーランド」って貴重 / 1インバウンドとして見た日本(6)

こんにちは、Kametaroでございます。
megさんに命名いただいた「日本再発見の旅」、終盤でございます。

今回のネタは東京ディズニーランドでございます。
私は東京ディズニーランドに訪れたのは約40年ぶりです。ここ、ツッコミどころでございます。東京ディズニーランドがそもそも40周年なんですよね。
つまり、開園以来くらいの勢いで間が空いている再訪問なのです。

当時私は3、4歳でして、何にも覚えておりません。
母に「ディズニーランド行ってきたが、私は当時どういう様子だったのか?」と聞いたのですが、「退屈そうだった」という答えが返ってまいりました。何にも覚えていなくても、退屈そうであったがゆえに再訪問まで40年も間があくのです。恐ろしや。

そんな私ですが、娘がディズニープリンセス大好きでして、彼女のディズニーランドデビューは上海ディズニーランドではなく、東京ディズニーランドにしてあげよう、というのが再訪問の動機です。

この記事で言いたいことはタイトルでほぼ言ってしまっていますが、よろしければどうぞお付き合いください。


当たり前ではない「日本語」のディズニーランド

ディズニーランドは2024年5月現在、米国(オーランド・アナハイム)、フランス(パリ)、中国(上海・香港)、日本(東京)の6つだけです。これだけの世界的コンテンツが世界に6つしかありません。
そして、それが日本にある、しかも直営ではなくオリエンタルランドによる経営であるというのは非常に特異なことです。

東京ディズニーランドのアトラクション中、ミッキーはじめディズニーキャラクターはほぼ日本語を話します。
これって、日本人にとってとても恵まれたことだと思うのですよね。
上海ディズニーランドではミッキーも「ニーハオ」なのです。あいきゃんとすぴーくちゃいにーず、となってしまい、中国語話者以外はアトラクションのストーリーが入ってきづらいと思われます。

出典:国際連合

上記は2023年の各国人口(抜粋)です。日本は世界で12番目、人口減は進行中ですが已然人口大国と言っていい位置づけです。
ですが、仮に現在ディズニーランドが無かったと想定したとき、日本にできるのでしょうか?もっと言語人口の多く、成長性の高いマーケットに出店するのではないでしょうか?

ディズニーランドが東京にあり、日本語(母国語)で楽しめるってとても恵まれたことだと思うのですよね。

中国各地にテーマパークができまくっていますが、そりゃそうだと思います。中国語(母国語)で楽しめた方がいいに決まっているもの。

ネイティブアプリで多言語 / ファストパス対応

根性論でひたすら行列、の時代ぶりの来場なのでこのあたりの進歩具合には感銘を受けました。アプリはもっさりした部分や、重い部分も見受けられますが待ち時間の可視化により混雑が平準化されますし、子連れにはファストパス対応はとても嬉しい。

インバウンド客も多く見受けられましたが、彼ら・彼女らは日本語のディズニーランドをかつてより楽しめているのではないかと思います。アナウンスの一部を多言語対応しているとは言え、アプリが多言語対応しているというのは素晴らしいことだと思います。

余談ですが上海ディズニーランドのアプリは中国語と英語だけの対応です。それでも十分なのですが。

繰り返しますが日本人が日本語環境でディズニーランドが楽しめるって貴重ですよ。その点だけでも、まだまだ日本人客を増やせると思います。旅行産業はインバウンドより、国内旅行マーケットのほうが大きいのです。だからこそ、ディズニーランドが世界唯一のディズニーシーを作り、ホテルを含めた周辺環境を整備しているのは正しい戦略だったのだなあと思います。

本帰国後のタスクが1つ増えた

というわけで、本帰国後のタスクが一つ増えました。
オリエンタルランドの株を購入することです。(今はマイナンバーがお召し上げになっているので買えません)

ディズニーランドについては双子パパTakaoさんのマガジンでも、より深く考察をされていますので私の浅い「日本語でよかった!」以上を求める方は、是非ご覧ください。

でも何度でも言います。日本語で楽しめるコンテンツがこれだけあるってとんでもないことですよ。日本ってほんと豊かだと思いました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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