第十一回本物川小説大賞に参加してます

大澤めぐみさん主催の、こちらの企画に参加しております。

参加作品は下記の2つです。
リツイート数も評価要素になるので、読んでみて面白かったらぜひリツイート(RT)をお願いいたします。非公式RT等やDMでの感想もいただいており、大変励みになります嬉しい。

1. ジョブズのいない12月

2. ルポ 裏垢女子

創作にあたってのメモ(作品を読んだ前提)

10年以上ぶりに「物語」を書きました。友人達が書いているのを見て自分もやってみたくなり、今回参加させて頂いた次第です。

小説はあまり読んでいないので、いわゆる小説的な土俵での戦い方ではなく、一般書の読書経験やビジネスライティングの経験値をもとに書けるタイプの作品で挑戦しました。

「ジョブズのいない12月」のもとになったのは「もし世界情勢のすべてがtwitterのノリになったら」というアイデアでした。内容の構想をしていたら程なく「青汁王」という単語が降りてきて、1時間程で一気に書ききりました。トランプ大統領の当選やシアトルで起きたデモ隊の自治区設立宣言、上場企業トップによる「お金配り」などの現実は既にほとんどtwitterであり、物語として繋げていくことは難しくありませんでした。まくるめさんのツイートや、「クソデカ羅生門」「柳生十兵衛がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」の影響を受けています。

「ルポ 裏垢女子」は、裏垢の話を書こうと思った時に「裏垢女子工場」という単語が降りてきて、2時間程で書いたものです。ルポライターの田中(仮名)が最初は取材対象に対しある程度の距離を保っていたものの、段々と感覚が鈍り、最後は明らかに怪しい所へ無警戒に踏み込んでしまい、という流れが気に入っています。「援デリの少女たち」や、「名前のない女たち」から影響を受けており、絵美にはモデルがいます(裏垢女子は実在するのです)。

来年以降も時々こうした作品を作りたいなと思うので、よければお付き合いください。

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