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ChatGPTの新しいモデル「GPT-4o」の発表で英語の壁は下がった。じゃあどうしよう?

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

本日、ChatGPTのOpenAIが新しいバージョン「GPT-4o」を発表しました。
これすごい楽しみ!!

もうすごいのよ。
不気味の谷とはまさにこれのことです。

前回からの改善点はいろいろあるのですが主に、

  • 処理スピードが2倍になり、コスト半減

  • 日本語を含む50の言語に対応

  • 文字・画像・音声すべてに対応

  • トーン、複数の話者、背景のノイズなどを理解する

などなど。

この進化のおかげでかなり自然な会話ができるようになっています。

しかもデモではAIとAIが勝手にどんどん会話を進めておるわけです。
怖っ!

以前のロボット音声感がなくなってきているので余計怖い。
処理が早いので同時通訳とかにも耐えられるぐらいの速度です。

もう本当に大体の通訳はこれで良くなりそうです。

英語の勉強は必要か

さてさて。

この話はもういろんなところで何万回も話されてるので飽きてると思いますが、今回のデモを見てまた同じことが頭をよぎりました。

ちなみに僕としては、そのまま英語を話す事にそれなりの価値があると思っているので「必要だ」派です。
以前書いた記事が以下ですが、まぁとりあえずは意見は変わっておりません。

とはいえ優先度がどんどん下がりつつあるのかなって気もしてきました。

というのは、「英語を話せる」だけではもうどんどん優位性がなくなってくるからですね。
日本では英語を話せる人が残念ながら少ないので、日本では英語の優位性はありました。しかし、AIで誰でも英語を使えるなら話は変わってきます。

だれでも簡単に翻訳をリアルタイムでできて、だれでも通訳を手軽に雇うみたいなことがChatGPTでできるようになるかもしれないのです。

英語の壁はだいぶ低くなった。
じゃあそうなると今度は何が大事かって話になると思うんですよ。
それは「あなたは何者なのか」ってところに行き着くのかなぁと。

あなたは何ができるんですか?
どういう人なんですか?
専門はなんですか?

という英語とは関係ない世界に突入いきます。
しかもそれは世界中の人も同じことで、今まで英語や言語の壁があった人達も世界にリーチできるようになるわけです。

世界中の人達と戦うことになるわけなので、より自分がどんな価値をだせるかに関わってくるような気がしてます。

日本人はチャンス

でもこれ逆に言えば日本人にとってはチャンスでもあるのかなとも思っています。
スポーツでも世界で活躍する若い人たちも増えていますし、やっぱり日本の教育水準は世界で見ても、まだ高く優秀な人がたくさんいます。

僕が副業とかで出会った日本のエンジニアの人たちも優秀な人がたくさんいました。

そういう人たちが、今までは英語の問題で日本から外に目を向けていなかったのが簡単にアクセスできるようになるかもしれません。
少なくともハードルはどんどん下がって簡単になっています。

なのでこういう技術を上手く使える人と敬遠してしまう人で、どんどん大きな差がついてくるかもしれません。

ということで

英語の問題は少しづつハードルが下がってきています。
ChatGPTを英語の練習相手に本番さながらの英語の勉強もできるようになってきています。どんどんコストが下がってきています。

上手く活用するしかないんです。


これからは英語をパーフェクトに話せることよりも、英語でなにをするのかが重要になってきました。
というか英語に関係なく何をするか、どんな価値を持って世界で戦えるかというところに行き着くのかもしれません。
そして日本人は自分たちでは気づいてないかもしれませんが、結構レベルが高いものが多いのではないかと思っています。

唯一心配なのは、英語圏でも対等に交渉や意見を言うためのマインドセットが国民性的に足りてないだろうと思うので、今後必要なのはそういったメンタルの部分を強化する必要があるのかもしれません。

ではでは。

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