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自分の治療はどこで受ければいいのか?整骨院と整形外科勤務を経て、皆様にお伝えできる最適解。

今回、色々なご意見が来ることを覚悟で記事を書きます。

僕は、患者様であるみなさまが本当に自分に合った医療を受けられるようにという想いで書きました。


「こういう時はどこの病院にいけば良いの?」

「何科にかかればいいのかは分かった。でもどこの病院がいいの?」

病院や整骨院、現在の日本では無数に存在し、院によって様々な特長があります。

口コミを見れば、すごくよかった。2度と行きたくない。など沢山のご意見があると思います。

情報がありふれた時代で、選択することが難しいという多くの患者様のお声を聴きます。

患者様がいち早く、痛みや不安を取り除くためにある「治療の場」の情報が多いことによって、治療を遅れる原因になってはいけないと思っています。

整骨院、整形外科を経て、医療従事者の立場から本当に良い「治療の場」はどういうところなのかをお伝えしていきたいと思います!




結論からお話します。

この人に診てもらいたいなと、「自分がそう思えたら」それが正解です。

当たり前のことだと感じる方いらっしゃると思います。

ですが医療サービスを受ける側の患者様である皆さまが、選択し、身体を委ねることになるため、ご自身の「絶対的な基準」として、ひとつ持っていただきたいのです。

★医療サービスを提供する側の収入源

医療を提供する側である我々にも生活を支えていくための収入が必要です。

現在の医療には「出来高払い」という制度が導入されています。

「出来高払い」
診察1回につきいくら。

レントゲン1枚つきいくら。

リハビリ1回につきいくら。

各項目によって料金が決まっていて、実際に行った治療内容によって、価格が決まっています。

保険適用できるもので、なおかつ正当に請求できるものであれば、医療サービスを提供する側は、より多くの項目を加算するはずです。

みなさん、いままで病院でどんな治療を受けてきたか思い出してみてください。

「あれ?レントゲン撮らなくてもよくない?」

そう思ったことがある方いらっしゃると思います。

医療の特徴として「最悪の可能性から消していかなくてはいけない」という側面があります。

最悪→生命の危機に至るものです。

だからこそ、骨のガンや肺の影。患者様の訴える不調や痛みから様々な可能性を考慮して、治療内容を選択しています。

これが「治療の場」で様々な検査が行われている理由です。

★患者様が選択を迷う最大の原因

これは大きく分けて2つあります。

①医療業界は「広告」に制限がかけられている。

②情報が多いこと


広告の規制

① 医療は人の生命・身体に関わるサービスであり、不当な広告により受け手側が誘引され、不適当 なサービスを受けた場合の被害は、他の分野に比べ著しいこと。

② 医療は極めて専門性の高いサービスであり、広告の受け手はその文言から提供される実際のサー ビスの質について事前に判断することが非常に困難であること。

厚生労働省医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針
(医療広告ガイドライン)

みなさまご存じでしたか?

「骨折には○○病院」「糖尿病ならお任せください△△病院」

こういうCM見たことありませんよね?

広告(情報)がないため、患者様はご自身で選択していかないといけません。

自由に医療機関を選択できる権利があるということは、いいかえれば、主体的に動かないといけないという事です。

「口コミ」という情報が大きな力を持つ

主体的に動くということは、リスクも伴います。

ここでいうリスクは「自分に合わなかった場合の出費かけた時間」を指します。

リスクを取らずに情報を仕入れるには、口コミが大きな力を持ちます。

ここで口コミを参考に治療を受け、自分に合えば大正解で大丈夫です。

ただし、自分の満足できる治療を受けられなかった場合があると思います。

自分はいいと思わなくても「周りが良いて言っているから」という理由で本心を隠している方、口コミに惑わされないでください!!

口コミ=ひとつの情報です。

有名病院の隣の整骨院で試しに治療を受けたら、自分に合っていたなんてことは本当によくある話です。



★選ぶべきでない「治療の場」

みなさんはどうして痛みや不安をなくしていきたいですか?

「お孫さんの運動会を見にけるようになりたい」

「最後の大事な大会にでて、後悔したくない」

治した先に、様々な想いがあると思います。医療とはその先の想いにどれだけ寄り添えるのか。

綺麗ごとだとなんと言われても僕は曲げません。

だからこそ、選んでほしくない治療の場をここに書きます。

医療従事者である自分が、自分の立場からお伝えすることが大切なんだなと思い決意しました。

★皆さんのお話を聞いてくれないところは、最優先に遠慮なく切り捨ててください。

問診でパソコンばかりみてたり。

流れ作業で物療を付けたり。

自分たちの院の収益、利益を優先していることが直感的にわかったら。

少しでもその人の人柄、やさしさが見えないと思ったらやめていいです。

みなさんがこの人になら自分の身体を預けたい。この人とお話したい。そう想えたひととの時間を大切にしてください。


★最後に1番伝えたいこと

今回、医療従事者の立場からこのようなお話をさせていただきました。

自らの利益を優先するなら、このような記事は不要ですしマイナスです。

ですが、ぼくはみなさまにやさしくありたいんです。

みなさんが「痛みと不安」を解消でき、これからに希望を持てるような生活をしていって欲しいという想いから、記事を書かせていただきました。

「自分がここで治療を受けていきたいな」

そう感じたらそれが正解です。

ご自身の感情、想いを大切にしてください。


最後になりますが、この記事を読んでくださったということは、本気でご自身のお身体を治していきたいが、どうすれば良いか迷っていると思います。

このご縁を大切にしていきたいのと、みなさまのお身体のご相談や、治療の場の選択のお手伝いをしていきたいと思っております。

お困りのことなどあれば、是非コメントなど頂ければ幸いです。

ただし、「○○病院が良いよ」という提案はしません。

それは皆さまが自ら選び、自ら選択することが大切だからです。

みなさまの「やさしさサポーター」としてお力添えさせてください。

みなさんの痛みと、不安が少しでも軽くなりますように。

読んでいただき、ありがとうございました。


それではまた! 

     「やさしい柔道整復師」 かおる


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