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ミングル生活

ゴールデンウィーク前の4月28日、ミングルのある家に引っ越した(というか、帰ってきた)。

ミングルについてはこちらに詳しく。

引っ越しは簡単だった。仮住まいが近かったし、ひと部屋を納戸がわりにして荷物を置いてあったし、物をたくさん捨てたし。行って捨て、帰って捨て。かなりの断捨離(いまどきはコンマリと呼ぶのか)になったと思う。

さて、いよいよミングルを使っての生活がはじまる。IHヒーター1口、小さな水場。これだけでどれだけ料理ができるか不安だったけれど、すぐできた。

引っ越し前夜、ミングル周りであれこれ作業していたのでポトフを作る。この日は家を出たり入ったりしていたのでIHではなくホットクックを使った。(ホットクックについての過去noteはこちら)さすがにこういうときには絶大な安心感だ。ポトフとパンで、簡素な食事。

引っ越し翌朝。トースト、インスタントコーヒー、昨日のポトフ、残りもののハムに、ヨーグルト。トースターも冷蔵庫もミルクもコーヒーの瓶も、全てが手の届く場所、見える場所にある。

ミングルのすぐ後ろの棚にはトースター、レンジと食器。

こっち側には冷蔵庫。冷蔵庫の扉ポケットなら座ったままふりむけば手が届く。「マヨネーズとって」「お安い御用!」みたいな。

昨日のスープは目の前であっためる。目の前にあったかいものがあるってだけで、豊かな気持ちになる。

朝食の後、初めて食洗機を使ってみる。テーブルから水道でかるくゆすぎ、食洗機に入れて洗剤入れて、スイッチを入れると、軽快な音を立てて、食洗機がスタート。
後片付けこれでOKなの?あまりのあっけなさに、きょとんとしてしまった。もしかして、これを最高と言うのでは?

ダンボール・カオスなリビングの荷解きをしながら、食事の支度や後片付けに自分の作業が分断されない感覚を、新鮮なものに感じていた。

一通り部屋を片付けたら、これまでとちょっと違う日常が戻って来た。

基本の朝ミングル。トースト、コーヒー、スープ、ヨーグルト。この日はバナナがあって豪勢だった。

昼ミングル。スープひとつと、簡単な炒めものぐらいのごはんは、楽々作れる。常備菜や漬物などがあったりすると完璧。

夜ミングル。目の前で豆腐を蒸したりするのは、テンションが上がる。

魚も焼いてみる。フライパンにオーブンペーパーを敷いて干物をのせ、ふたをして焼く。ひっくり返したら、水を大さじ1加えてまたふたをして焼く。グリルがなくてもおいしく食べられる。煙もほとんど出ない。

さて、GWは息子も帰ってきた。鉄のダッチオーブンを使ってミネストローネでスープパスタを作ったら、家の中でキャンプみたいだった。

IHヒーターは、鉄やステンレスはOK。アルミやガラスの鍋、土鍋は使えない。テフロンは使えるやつとそうじゃないのがあって、うちのテフロンは全滅だったので新しくフライパンを買った。

普通の卵サンドをフライパンで焼いたホットサンド。目の前で焼けるということが、ごちそうになるのだなと思う。

鍋でやきそばをやると、油跳ねもあまり気にしなくていい。

私は仕事で三食以外にも料理をする。なのでこれまでのキッチンも使う。ただ、家のごはんについてはなるべくミングルで作れる料理を心がけて、使い勝手を試しているところ。レンジ、トースター、オーブン、ホットクック、炊飯器などの調理家電はどんどん使っていく予定。

まずは、こんな感じでスタートしたミングル生活。もうちょっと続けてレポートしていこうと思います。

ミングル生活というマガジンも、はじめました。


読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。