三月初旬、発熱の原因、発熱の数日前

 この下書きは発熱の原因、発熱の数日前。
 この下書きを掘り返して、続きを書いてもいいかなと思ったがじゃまくさいわ、別のにしようと思った。
 ああそうか、過去の作曲家が、作曲途中で放り投げて(死んで続きが書けなくなったわけじゃなくて文字通り放り投げた手もつけなかった)しまった未完のままの作品群はこの類もあるのか。

 ほぼ外出もしない生活だと、高校時代に帰り道、結構頻繁に立ち寄っていた某所も、あのころはこんなとこまでわざわざ来てたのか車もなしで、とか今日の小さなイベントの帰り道に思い出しながら走る道路はもう雪のかけらもない。そのイベントに出かけるかまあ出かけなくてもいいやくらいの気分でいたのだけど、せっかくの機会だしと気合をいれて外出の服に着替え靴を履くここまででかなりの気合が必要になってるなあ、と思いながら玄関のドアをあけた。
 終了後余韻にひたりながら運転をする鼻歌までは出てこない。帰りの道も道路に雪のかけらもない。その夜道を運転しながらこの視界にはなんか見覚えがあるぞ道路は(ここは『ファーゴ』のことを書こうとしている、その記憶はある)

 例えば今、三島由紀夫があそこで勘違いの大演説をかまし、呼応した連中が一部で決起でもしたら、いまの我が国の3割ぐらいの連中はその支持に回るだろう、のこった7割のうちの半数弱くらいはまあなんとか口から文句でもいいそうだがいうだけまだましレベルで、残りの半分以上は「えーと、いまなんか起きてるんすか?」ぐらいのノリで生きてるのはこの前の云々(デンデン)で確認済みなので、(このあとにもなんか書こうとしている、いつものあれ)

(未完 続きをまるで書く気がない)

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