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お洒落になるにはコンプレックスも受け入れよう!

服飾の専門学校を卒業して、パタンナーや衣装制作、販売などを経験。
一応、お洒落な方だと思ってはいる。(笑)

とは言え、昔の写真を見ると・・・
おいおい!と突っ込みたくなるものもあるが・・・

色々と試して失敗もして、20代中ごろからだろうか?
自分の基本スタイルというものが確立された気がする。

そこで大切だと思うのが、自分の体型・顔のパーツ・キャラなどなど
良い所と悪い所をきちんと把握して受け入れることからお洒落は始まると思うのだ。

専門学校の時、最初にやったのが「自分の原型作り」だった。
自分の体にぴったりとしたワンピースを作る前提で型紙を制作するのだが
これでもか!ってくらいに、自分の体型と向き合わされた。

私で言えば・・・(18歳当時)
超なで肩、胸がない、ウエストとヒップの差がありすぎなどがマイナス点。
逆に高身長(165cm)、足は割と長い、上半身は細いなどがプラス点。

超なで肩なので、一見ちゃんと見える肩にするには肩パットを5cm近く積まないといけなかった(^-^;

最初に型紙を先生に見せた時に
「胸のダーツが少ないんじゃない?」と言われた後、先生が私の胸を見て
「いや、これ位でちょうどいいっか」と言われたし。

肩幅も狭い方なので、バランス的に顔の大きさは普通でも大きく見えてしまうのだ。

肩パットは今は入れない時代だし、上半身より下半身の方がしっかりしているので、トップスはダボっとしたものを着る事が多い。
タートルはじめ、首が詰まったデザインだと肩幅・なで肩が強調され顔も大きく見えてしまうので、首の開きは広めのものを選ぶ。

ウエストとヒップ差が大きいので、パンツなどは腰ばきタイプを履くか、ウエストが隠れるトップスを選ぶ。

身長が165cmあっても容赦なく高いヒールの靴を履く。
足の長さが更に強調されて、めっちゃ足長でスタイルよく見えるから。

トップスはダボ目を選ぶが、ボトムは広がりはあまりないタイプを選択。
ギャザースカートはNG。フレアスカートも微妙なので、マーメイドラインのスカートが多くなる。
これで上半身と下半身のアンバランスは隠れ、高身長が強調される為
「スタイルいいよね~」と言われたりもする。

身長もあるが、キャラ的にも「姐さん」と呼ばれることが多いタイプなので
目指すは「かっこいい」イメージ。
花柄・ピンク・ふわふわした可愛い感じはキャラにも合わないので却下。

顔パーツだが、目は二重だが小さくたれ目で、鼻は高くも低くもなく。
口も同じく大きくも小さくもなく。
これで身長が低かったら可愛いイメージでメイクするのだろうが・・・
キャラとファッションには合わない。

利点としてはパーツの配置は悪くないので、化粧映えはする点。
アイメイク…ラインはしっかり入れて、可愛いよりもキリッと見える感じにする。
その時の流行りを少し取り入れつつ、基本はかっこいい系に仕上げる。

髪だが・・・
超絶壁で根本が立ってしまうクセあり。毛量はかなり多いので高校の時から黒髪だったことはない。(帰国子女・海外留学多かったので校則ゆるめ)
洋服が黒メインなのもあるので、毛量多めの黒髪は重く見えるし。
ショートに憧れるが、クセがあるため無理。
肩より短くするとセットがかえって大変。
耳が前向きにたっているので、出した方がすっきりするから、だいたい
セミロング~ロングでハーフアップするか、ポニーテール・お団子ヘア。
年齢的に高い位置で結ぶのはNGとか言う奴もいるが、そんなの関係ない!
絶壁の頂点?あたりの高い位置で結ぶ。
結ぶことでたれ目も少し上がるし、55歳の今だと顔のたるみも少し引きあがるというプレミア付きだ!(笑)

確かに年齢を考えれば、決して落ち着いたファッションではない。

でも、目指すはファンキーなばあちゃん!
痛い感じにはなりたくないが、50代だから…と諦めたくもない。

保護者会などで娘の学校に行けば、めっちゃ目立つ。
だからと言って、変える気もない。
お洒落を貫くには勇気もいるのかもしれない。

上品なスーツやワンピースにナチュラルストッキング、ローヒールのパンプスに小さ目のショルダーバッグ、なんてファッションにも憧れたりもするが。
全く私を知らない人が見れば、それもありなのかもしれない。
でも、知っている人…何より自分で違和感しかないファッションしても仕方ないと思う。

憧れるファッション、理想のお洒落もあるだろうが、何よりも自分自身をよく知って、良い所と悪い所をきちんと知って、コンプレックスを嘆いて諦めるより、それも受け入れてどう見せたいか?を考える。

メイクに関しては1度でいいからプロにやってもらうのがいいと思う。

私が自分に合うメイクを知った1番のきっかけは、20代前半に美容学校に通う友達に、実験台としてメイクをよくしてもらった事だ。
それまで気にしていなかった眉の大切さが分かったり、自分がよく見えるポイントを知ることが出来た。
他人から見た自分を知るのも大切なのだ。

そして何より
「私なんて」とコンプレックスだけを数えて、卑屈にならない事だ。
依存するまでになってはどうかと思うが、美容整形だってありだ。
それで自分らしい自分になれるならOKだ。

ただ、身長が高いとか低いとか、どうにもならない事を悩んで憧れても仕方ない。
私だって小さくて可愛い子を見れば、いいな~と思ったりもする。
小さくはなれないのだから、せっかく伸びた165cmの身長を生かす道を進むだけなのだ。
10cm以上のヒールが好きな私は、今までに付き合った人より大きくなる事は多々あった。
「一緒に出掛ける時はヒールは辞めて欲しい」と言われたこともあったが、
そんな器のちっちゃい男とは別れた!(笑)」
実際にそういう男は、他の事でも細かいケースが多い。
逆に中身がいい男は
「全然、気にならない。むしろこのかっこいい女性が俺の彼女なんだよ!と自慢でしかない」と言う。
自分自身が気になる、という人は彼氏に合わせても良いけどね。
でも、長く付き合っていくなら、自分の好きなファッションを受け入れてくれる人の方が楽だよ、という話。

彼氏好み、彼女好みに自分を変えるのが好き!っていう人もいるから、それには何も言いません(*- -)(*_ _)ペコリ

冷静に、客観的に自分を見つめてみよう!
どこが良くて、どこがコンプレックスか。
私だって若い時はコンプレックスに悩んだりもしたが、どこかで受け入れなきゃいけないのだったら早い方が楽だと思う。






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