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じゃあね


びっくりしたというか、何となく悟ってたと言うか、なんとも言えない、そんな気持ち。


私が岩橋玄樹を知ったのは2012年の頃。
当時は戸塚担を名乗っていたため、バックのJrはほぼアウトオブ眼中。
初めて見た時の印象は「なんか中性的???」、ほんとそれだけ。

岩橋玄樹という人間の人となりをきちんと認識したのは、岸優太をちゃんと見るようになってからだった。軽く4年くらいは経過していた。

見る人が見たら「天性のアイドル」だの「気まぐれプリンセス」だの言いたいことを言うだろうと思う。
ただ、私は王道アイドルと言われているにも関わらず個性が大渋滞しているKing&Princeというグループにおいて、彼が1番王道のキラキラアイドルとして生きていた気がする。
確かに情緒不安定な部分もあったかもしれない。それはRIDE ON TIMEで映された、神宮寺と喧嘩している場面を見てそう思う人もいるだろう。
でもあれは、本当にその人を信用していなければ、そしてグループのことを本気で考えていなかったらできない行動じゃないかと思う。もっと言うとアイドルという仕事に本気で向きあっていた証なのではないか。今までにジャニーズ事務所以外のアイドルや数多のバンドを追いかけて見てきたから、なんとなくそんな気がした。なんとなくだけど。なんとなくだけど似ているものを感じた。


しかし、真正面にぶつかっていくことは同時に自分の神経をすり減らしてしまう。特に彼は昔からプレッシャーが体調に出るタイプであったのは、ファンなら周知の事実かもしれない。その自分と向き合うためにパニック障害のことカミングアウトしたのかもしれない。自分の存在が誰かのためになるならと。

そう感じていたから、活動休止の報を聞いたときに直感的に「あ、もう戻ってこないかもしれない」と思ってしまった。

パニック障害を克服した芸能人はこの世にたくさんいる。それでもそう思ってしまった。理由を聞かれたらわからないと答えるしかない。ただ、私は「自分と向き合う覚悟をしたんだな。」とカミングアウトした映像を見て感じた。そして向き合った上で出した結論が、アイドルをやめることだったんじゃないかと思っている。


FC動画で話していた「これからも親友」はメンバーの総意だろうし、本人もそう思っているだろう。そして本人のコメントにあった「これからオスティアラとして応援する」という言葉も嘘偽りのない言葉じゃないか。何この青春ドラマ。かっこいいじゃないか。


唐突に言うと、私はアイドルソング、バンド、歌謡曲、J-POP、アニメソング、と好きなジャンルが多々ある。お前ホントにジャニヲタか?と言われたら何も言い返せないと思う。だから何だという話だが、不意におニャン子クラブの「じゃあね」がリフレインし始めたのである。ねえ、私ホントにアラサー???


「じゃあね」の歌詞にこんな部分がある。

ああ いつまでも 私達は 振り向けば ほら 友達

アイドルを辞めるということは取り巻く環境も変わる。全てが様変わりすることを意味している。
それでも自分と向き合うため、病気と闘うために違う世界へ飛び出していく決意を固めた彼を応援していきたい。



「じゃあね」の歌詞にはこんな部分もある。

4月になれば 悲しみは キラキラした思い出



偶然にも明日から4月。


岩橋玄樹もKing&Princeも全ティアラも、明日からの新しい一歩に思いを馳せよう。でも、今日くらいは泣いていいと思う。明日からは明るい明日を夢見てみんなで走り出せたらいいんじゃないかと思う。





最後に私の主観たっぷりのツイートで締めさせていただきます。




それではノシ。

いただいたサポートは面白いものに使っていけたらと思います。(訳:まだ何も決まってない)