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2月24日・25日の予想コメントと的中結果

【2月24日・25日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、日曜後半レース、土曜メインレース、土曜後半レース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■2月25日(日)
下関S
3連単 11万2,350円
3連複  2万1,280円
複 勝    380円(90%)
◎エイシンフェンサー3着(8人気)

小倉12R
3連単 4万5,270円
3連複   7,450円
馬 連   1,720円
複 勝    150円(90%)
◎フラッシングレート2着(2人気)

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■2月24日(土)
八代特別
3連単 6万 340円
3連複 1万5,940円
馬 連   2,360円
単 勝    320円(10%)
複 勝    160円(90%)
◎マリネロ1着(1人気)

筑後川特別
3連単 3万2,370円
3連複 1万1,440円
馬 連   2,380円
単 勝    140円(100%)
◎マイネルカーライル1着(1人気)

阪神12R
単 勝 2,010円(10%)
複 勝  290円(40%)
◎ウォータールグラン1着(7人気)

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【日曜メインレース】

阪急杯
3連複  7,140円
ワイド 1,160円
ワイド 2,150円
複 勝  480円(30%)
サンライズロナウド3着(9人気)

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中山11R
中山記念(GII) 馬場が悪化して…、◎は攻め絶好で激走も、○は再上昇の予兆あり

中山の芝1800mで争われるGII競走。

右回り。正面直線からのスタート、内回り使用でコーナーは4つ。スタート地点は急な上り坂になっている。1コーナーまでの距離は約200mと短い。ゴール板の地点から1コーナー途中までは少し急な上り坂で、2コーナー手前が中山競馬場の最高地点になる。

2コーナーに入って下りになり、下り坂は向正面を走り切って3コーナーの入り口まで続く。下りの距離は500m強で、4.6mほどの高低差がある。

下りが終わると平坦になり、4コーナー途中の残り400mから直線に入って残り200mの前までは緩めの下り坂になっている。

そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の坂の中で最大の数字になる。残りの70mはほぼ平坦。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。

芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です」と発表があった。

1回中山(1月6日~1月21日)以来の開催。土曜は稍重で、日曜の朝に良に回復していた。ただ、午前10時ごろから雨が降り出している。小雨程度の予報だったが、これが少し狂ってしっかりと降るようだ。メインのころにどんな馬場になっているか予測できない。

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フルゲートの16頭立て。GI馬はジオグリフ(皐月賞)とソールオリエンス(皐月賞)の2頭で、重賞勝ち馬は9頭いる。

雨が降って馬場は悪化していそう。さらにレースが流れてタフな競馬になりそうだ。

牧光二厩舎(美浦)の5歳馬ボーンディスウェイに◎を打った。

3歳時には弥生賞で3着に好走。1着がアスクビクターモア、クビ差の2着がドウデュースで、2着との差は半馬身だった。そんな素質馬も条件クラスにとどまっていたが、走りが悪かったわけではない。

そして、2走前に初めてチークピーシズを着けて前向きさを増す。3勝クラス勝ちは、道中で力み気味になり、直線で盛り返すように伸びてのV。年明けの中山金杯は1コーナーでゴチャつく不利があり、直線で早めに出たものの鈍って4着(0秒3差)に終わった。

注目すべきは中間の攻め。短期放牧を入れて1月30日に美浦に戻り、バリバリと乗り込んできた。追い日は坂路で大きめを乗ってからウッドコースでしっかりとというのが基本パターン。2週前にウッドコースで65秒8-12秒0、1週前は65秒8-12秒0。今週は外を回って64秒4-11秒6の猛時計をマークした。

適度に気持ちが乗り、無理をしなくても推進力ある動きを見せていた。2走前も前走もしっかり乗っていたが、さらに強度を上げていて、絶好のデキにあるのは間違いない。

ヤネは同馬とコンビを組んで(2.1.1.2)の木幡巧也。中間も熱心に稽古をつけている。チークピーシズを着けると噛む感じになり、あと、デキが良すぎることがあるので、実戦では気をつけないといけないだろう。

ワンペースといえばそうではあるだろうけど、陣営や騎手がそんなタイプにしてしまうことがある。切れ味がひと息だからと早めに動く競馬をすれば、伸びが鈍るのは当然だ。

今回のボーンディスウェイに関して、陣営から木幡巧也へ「好位につけ、早めの動かすように」というオーダーが出ている可能性がある。自然とそんな形になるならもちろんいいのだが、レースが流れた場合に無理に勝負に出るような誘導をしないで欲しい。最後にひと伸びする余力を残してもらいたいところだ。

12番枠と外めの枠だが、15番枠のテーオーシリウスが逃げ宣言を出していて、14番枠のエエヤンは掛かる気性で今回は気持ちに任せて前に行くことが考えられる。

外の2頭を行かせ、内の動きを見ながら好位の外、ペース次第では好位の後ろ、といった感じでレースに合ったポジションにつけ、かつ息が入るのが理想である。

今のデキと気合なら、距離は1800mでいい。馬場に関しては、少し渋ったぐらいならこなせると思っていたのだが、予想していたよりも悪くなりそうなのがどうか。

春のGIを狙う実績馬たちは先を考えての仕上げ。対してボーンディスウェイは、とにかく攻めのハードさが印象的で、ここに全力投球といったムードだ。結果を出してGIに向かうという意思が感じられる。うまく噛み合み、道悪を克服すれば、GI馬がいるGIIでも上位に食い込むことが可能だろう。人気はなく、一発に期待したい。

大竹正博厩舎(美浦)の6歳馬ソーヴァリアントも注目される存在。

もともと緩いところがあって順調に使い込めず、骨折による長い休養もあった。それでもGIIIのチャレンジカップを連覇し、GIIは札幌記念と富士Sで3着。持っている脚はかなりのモノで、GIでやれるぐらいのポテンシャルがある。

5歳期を越してしまって…、と思ってたのだが。6歳緒戦の今回に向けての攻めが非常にいい。美浦でウッドコースと坂路を併用して乗り込み、1週前にウッドコースで65秒1-11秒3で併せた相手と同入。今週は前の週と同じでナイトインロンドン(3勝クラス)と併せ、68秒3-11秒7の時計で先着した。

腹回りがどっしりしていて、少し太く映るほど。ただ、動きには迫力があり、充実している分かもしれない。同馬の父はオルフェーヴル。ここにきて体がしっかりし、上昇気流に乗っていく可能性がある。

ヤネはテン乗りで武豊。先週の京都牝馬Sでは、ソーヴァリアントの妹であるソーダズリングを勝利にみちびいた。両者はイメージ的に少し似たところがあり、うまく力を引き出してもらいたい。

不良馬場で快勝したことがあり、陣営は「道悪はかなりのプラス」と話している。2番枠だと泥を被って嫌気を出すことになるかもしれないが、それを苦にせず走れれば勝ち負けまであっていい。

▲は西の4歳馬エルトンバローズ。3歳時は4連勝でラジオNIKKEI賞と毎日王冠を制し、マイルチャンピオンシップでは外から伸びて0秒2差の4着に健闘した。

急ピッチで強引に仕上げたという気はするが、時計と動きから100%でなくても動ける状態にありそうだ。ヤネは怖いぐらいに落ち着いて乗る若手の西村淳也。

以下はドーブネ、ソールオリエンス、ラーグルフ、ヒシイグアス、イルーシヴパンサーなどで、多めに打っても印が回り切らない。

昨年の皐月賞馬ソールオリエンスは、馬体がもう少し成長して欲しかった感じがある。それでも攻めの動きはいいし、格好はつけてくるだろう。

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◎12番ボーンディスウェイ
○2番ソーヴァリアント
▲9番エルトンバローズ
△7番ドーブネ
※3番ソールオリエンス
×10番ラーグルフ
×5番ヒシイグアス
×6番イルーシヴパンサー
×13番マイネルクリソーラ
×11番タイムトゥヘヴン
×14番エエヤン
×16番ホウオウリアリティ

【単勝】12番(10%)・2番(10%)
【複勝】12番(30%)・2番(50%)
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【馬連&ワイド】
12→全通り
12→9(×2)
12→3
2→全通り
2→9(×4)
2→3(×3)
2→5(×2)
2→4.6
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【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
9.12→3(×4)(4点)
9.12→5(×2)(2点)
9.12→2.6.7.8.13(4点)
2.9→全通り(14点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
12→全通り(630点)
12→3.5.9(×2)(36点)
12→3.9(×4)(24点)
【3連単】(軸2頭ながし)
1着:9
2着:12
相手:2(×2)(2点)
【3連単】(軸2頭ながし)
1着:9
2着:12
相手:1.6.7.8.13(5点)
【3連単】(軸2頭ながし)
1着:9
3着:12
相手:2.3.6.8(×2)(8点)
【3連単】(軸2頭ながし)
1着:9
3着:12
相手:1.4.7.13(4点)

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阪神11R
阪急杯(GIII) 馬場が悪化して…、◎は道悪が鍵も素質高い、○と▲は大穴候補

阪神の芝1400m(内)で争われるGIII競走。

右回り。向正面の2コーナー出口の奥、引き込み線からのスタート。内回りコースを使用。3コーナーまでの距離は450mほどある。

向正面の中ほどから緩い下り勾配になっていて、3コーナー途中の残り800mから傾斜がきつくなる。ただ、急な下り坂というほどではない。下りは4コーナーを回って直線半ばまで600m以上も続くことになる。

直線の残り約200mで下りが終わり、そこから一転して上り坂に。約120mの間に高低差1.8m(勾配1.5%)の急な坂を上る。上り切ってからの100m弱は平坦。直線距離は356.5m(Aコース使用時)。コース全体の高低差は1.9m。

芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「芝の生育は順調で全体的に概ね良好な状態です」と発表があった。

2023年の5回阪神(12月2日~12月28日)以来の開催。JRAによると、特に傷みの激しかった内回り4コーナー出口から正面直線中程にかけて約1,100平方メートルの芝張替が行われている。

開幕初日だった土曜の芝は、稍重→良と推移した。しかし、日曜になって雨が降り出し、昼の段階で馬場は重になっている。

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フルゲートの18頭立て。1着馬には高松宮記念(3月24日)の優先出走権が与えられる。

想定していたよりも雨量が多くなった。高松宮記念につながる重要な一戦で、連勝馬もいて楽しみだったのだが…。馬場に脚を取られたり、泥を被ったりして動けない馬が多く出るかもしれない。そこで、配当面で妙味がある複数の勢力を狙うことにした。

堀宣行厩舎(美浦)の5歳馬サトノレーヴに◎を打った。

これまで(4.1.0.0)という戦歴。ロードカナロア×サクラバクシンオーという配合で、兄にハクサンムーン(スプリンターズS2着、高松宮記念2着)がいる。いいスピードの持ち主。追われて少しモタつく感じになるが、それでもしっかりと脚を使ってくる。

ただ、体質が弱く、爪にも不安があって、順調に来たわけではない。今回は10ヵ月ぶりの実戦。翌週のオーシャンS(中山芝1200m)を考えていたが、除外される可能性があり、前倒しでここを使うことになった。

前倒しといっても、堀師はそのことを頭に置いて調整してきたとのこと。1週前にウッドコースで65秒4-35秒4-11秒2で追走する形から先着し、今週はウッドコース、レイチェル・キング騎乗で65秒0-35秒9-11秒2で追走先着を果たした。

体の上下動がなく、四肢をしっかりと動かして迫力ある動き。大型馬でも少し緩さを感じる程度で、力を出せる仕上がりにあるとみた。

問題は騎手と馬場。テン乗りで小崎綾也が騎乗することになるが、堀師&小崎というのはイメージがわかない。サウジアラビアで国際競走があり、東で中山記念があり、小倉開催もあり、さらに前倒しときて、実績あるジョッキーを見つけるのは簡単でなかったか。

「堀師はあまり本気じゃない…」と一瞬は思ってしまうが、気持ちなしで走らせるはずがなく、それは考えすぎだろう。小崎の腕に関しては、勘の悪い誘導をすることがあり、それなりに追ってはくる。重賞勝ちは18年の函館2歳S(アスターペガサス)の1勝のみ。

道悪に関しては、「弱さがある巨漢馬」という時点でバランス良く走れない危険性が出てくる。ただ、同馬は1勝クラスといえ函館で重馬場を勝っていて、こなせないわけではない。デキが良く、トモに力がついていれば克服する可能性は高くなる。しっかりとグリップして走ってもらいたいところだ。

距離は1400mで問題ない。好位の外あたりにポジショニングし、ヒドく泥を被らない形でリズム良く追走する形が理想。それが叶えばGIIでも互角の戦いになる。素質の高さに期待したい。

高橋亮厩舎(栗東)の6歳牝馬メイショウホシアイが穴で気になる存在。

当舞台は(3.1.1.1)と大の得意。最後の詰めが甘いのだが、陣営の指示があるのか、しっかりとタメずにダラッと走らせることが多く、その影響がある感じだ。

中間は放牧に出して立て直し、栗東CWコースで64秒9-11秒2を出すなど好時計を連発している。もともと動くタイプではあるが、デキはかなり良さそうだ。

ヤネは乗り慣れている泉谷楓真。道悪は中京の重馬場でアヴェラーレ(のちに関屋記念を制覇)と半馬身差の2着に駆けている。かなり悪化してどうかだが、大外18番枠なら揉まれ込んでグチャグチャになったりはしないだろう。

ただ、ずっと外を回していいはずはない。早めに内に寄せ、ロスを軽減させる誘導をしてもらいたいところだ。うまくハマると激走シーンも。

安田隆行厩舎(栗東)の5歳馬サンライズロナウドも穴候補になる。

気性が悪くて攻めは馬場で時計を出せず、プール中心というのが基本になっている。それでいて、これまで高い能力を発揮してきた。

中京の芝2000mで2勝クラスを勝ったが、この時は大逃げを打って粘り込んだもの。京都芝1400m(外)での3勝クラス勝ちは、逆にタメる形から直線で大外に動かして弾けて伸びて差し切った。

そして、前走のシルクロードSが初の重賞挑戦。直線で馬場の悪い内を突くことになったが、脚を使って4着に健闘している。

この馬が不気味なのは、最後で鈍ってもゴールして息を入れるとまた脚を使うこと。全能力が引き出されておらず、気性がもう少しまともになればGIレベルで戦えるかもしれない。

今回はテン乗りで古川吉洋。無駄に外を回すことが多い問題あるジョッキーで、2番枠を引いてどう乗ってくるか…。信頼を置けないタッグではあるが、馬の方が本気で走ると頭まであっておかしくない。

馬場に関して、陣営は「道悪はメチャクチャうまいと思う」と。ただ、嫌がって走ることを拒否する可能性がある。

△アサカラキング、※ダノンティンパニー、×の1番手ウインマーベルは人気上位勢。力があるのは明らかで、道悪の中をしっかりと走れるかがポイントになる。

以下、スマートクラージュ、ルプリュフォール、ボルザコフスキー、タマモブラックタイなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

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◎9番サトノレーヴ
○18番メイショウホシアイ
▲2番サンライズロナウド
△16番アサカラキング
※15番ダノンティンパニー
×1番ウインマーベル
×7番スマートクラージュ
×4番ルプリュフォール
×11番ボルザコフスキー
×6番タマモブラックタイ
×8番カルロヴェローチェ
×5番メイショウチタン

【単勝】9番(10%)
【複勝】9番(40%)・18番(20%)・2番(30%)
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【馬連&ワイド】
9→全通り
18→全通り
2→全通り
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【3連複】(軸2頭ながし)
9.18→全通り(16点)
2.9→全通り(16点)
2.18→全通り(16点)
9.16→全通り(16点)
16.18→全通り(16点)
2.16→全通り(16点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.18→全通り(96点)
9.18→1(6点)
9.2→全通り(96点)
9.2→1(×2)(12点)
9.2→15.16(12点)
18.2→全通り(96点)

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【日曜後半レース】

下関S
3連複  2万1,280円
馬 連   5,300円
ワイド   1,710円
ワイド   3,300円
複 勝    420円(30%)
◎エコロレジーナ2着(7人気)
×◎×でヒット

中山12R
3連単  9,260円
3連複  4,050円
馬 連  570円(×5)
ワイド  290円(×5)
ワイド 2,360円

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中山12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1800m戦。ダートは朝の段階で稍重で、午前10時ごろから雨が降り出している。徐々に脚抜きの良い馬場になっていくだろう。ただ、起伏の大きい中山コースで、乗り切るのが大変であることに違いはない。

出走馬の前走の着順を見ると、ホウオウカブキが2着と1頭だけ連対。残る11頭はみなが掲示板から外れておりて、最高が7着で、2ケタ着順が8頭もいる。

ホウオウカブキが断然の1番人気になっているのは当然のこと。同馬が勝利する確率は低くないが、陣営が「デキに不安がある」という話をしているのが少し気になる。配当面を考え、他の勢力から入ることにした。

◎ヨンクは現級で2着が5回、3着が6回あるキャリア豊富、実績豊富な8歳馬。トモのハマりが遅いので後ろからの競馬になるが、デキが整っていれば終いにグッと伸びてくる。

前走の11着は、直線で進路を取れずにしっかりと追えなかったもので参考外。その後はリフレッシュ放牧に出され、美浦に戻って1週前にウッドコースで64秒2-35秒3-11秒5の好時計をマークしている。

ヤネはテン乗りで吉田隼人。捌きの甘いジョッキーなので心配はあるが、馬自身は動けるデキにありそうだし、渋った馬場の方が伸びは良くなる。人気がないので狙ってみたい。

○スマイルオンミーは骨折明けで1年1ヵ月ぶりの実戦だった前走が10着。着順こそ悪いが、好位を進んで見せ場をつくり、0秒7差と大きく負けたわけではなかった。

500キロを大きく超える大型牝馬。反動がないかがポイントになるが、坂路といえしっかりと乗っていて、力を出せる状態にありそうだ。

ヤネは甘さが目立つ武藤雅。ただ、同馬には1勝クラスを勝った時に跨っている。粘りを発揮するシーンがあっていい。

▲サイモンソーランは昨夏の新潟で1勝クラス勝ちが後続を6馬身離して圧巻の強さだった。昇級後の2戦がひと息だが、通用しないはずがない。

放牧明けでも美浦で入念に乗り込んでいて、1週前には坂路で51秒4-36秒7-12秒5をマークしている。3ハロンは当日の一番時計だった。

ヤネはテン乗りでミルコ・デムーロ。中山では1勝クラスで2着したことがあり、大きく変わって不思議はない。

△ホウオウカブキは前走で当舞台を1分52秒7(良)で駆けて2着。陣営によるとソエを気にしているとのことだが、それなりのところは乗っているし、この相手なら少しパフォーマンスが落ちても上位争いになるだろう。

以下はララエフォール、ソムリエ、スマートアイなど。連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

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◎1番ヨンク
○12番スマイルオンミー
▲11番サイモンソーラン
△5番ホウオウカブキ
※7番ララエフォール
×9番ソムリエ
×8番スマートアイ
×3番ターニングアップ
×10番パトリオットラン
×6番マイネルサハラ
×4番グラシアス

【単勝】1番(10%)・12番(20%)・11番(10%)
【複勝】1番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
12→全通り
11→全通り
【馬連&ワイド】(ながし)
5→1.11.12(×4)
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.12→全通り(10点)
1.11→全通り(10点)
11.12→全通り(10点)
1.5→全通り(10点)
5.12→全通り(10点)
5.11→全通り(10点)
【3連複】(軸1頭ながし)
5→1.11.12(×3)(9点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
1.12→全通り(60点)
1.11→全通り(60点)
12.11→全通り(60点)
1.5→全通り(60点)
12.5→全通り(60点)
11.5→全通り(60点)
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:5
相手:1.11.12(×3)(18点)

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阪神12R
4歳以上1勝クラス

1勝クラスのダ1200m戦。ダートは雨が降って不良馬場になっている。

15頭立てになり、前走で馬券に絡んでいる馬が5頭いる。ただ、走破時計が目立つわけではないし、最下級条件なりにレベルは低めである。そこで、気になる複数の伏兵馬を狙うことにした。

◎ルソレイユはビッグアーサー産駒の4歳馬。昨年の夏に札幌のダ1000mで初勝利を挙げたが、押して2番手に上がると走りが楽になり、直線で一気に抜けて4馬身差で圧勝した。58秒8の勝ち時計は、当日の1勝クラスより0秒8も速かった。ちなみに、2着のグランツベリーは、その後に連勝し、2勝クラスでも5着している。

久々で昇級戦だった小倉ダ1000mの前走は、14キロ増の518キロで6着。インでうながしながらの追走になったが、ジリジリと脚は使ってきて、着差は0秒3だった。

今回は遠征帰りの中1週。疲れを心配しないといけないところだが、栗東の坂路で54秒9-12秒2を乗られている。初勝利時は連闘→中1週→中1週→連闘→連闘という経過をたどっていたし、詰まった間隔で問題なさそうだ。

ヤネはテン乗りで高倉稜。前走が減量騎手起用だったので、斤量が3キロ増えて58キロになる。阪神のダ1200mには対応できて良く、5番枠からスムーズに流れに乗ると穴を開けるシーンも。

○スターザサンライズは中央に戻って3戦目となった小倉戦で6着。最後方を進み、直線は外へ内へと動く形になりながら、しっかりと伸びていた。

遠征後の連闘になるが、以前に中央にいた時に3連闘で3着したことがある。3キロ減が利く今村聖奈起用で53キロで走れるし、混戦になると一発も。

▲ムコウジマランプは中山ダ1200mの前走で3着に好走している。走りやすい馬場で時計は平凡だったが、馬群を割る形でしっかりと伸びた。

4キロ減騎手の古川菜穂を起用し、斤量が前走から4キロ減って54キロ。大外の16番枠を引いたのはいい材料ではないが、うまく内に入れて捌いてくると再度の好走も。美浦のウッドコースと坂路でしっかりと乗られてデキは良さそうだ。

以下、カフェベラノッテ、シュバルツガイスト、マイネルフォーコン、グッジョブなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

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◎5番ルソレイユ
○4番スターザサンライズ
▲15番ムコウジマランプ
△11番カフェベラノッテ
※13番シュバルツガイスト
×10番マイネルフォーコン
×9番グッジョブ
×8番フリークボンバー
×3番タイガークリスエス
×6番サクハル
×2番ロードガーディアン

【単勝】5番(10%)
【複勝】5番(40%)・4番(20%)・4番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
5→全通り
5→10(×5)
5→9(×2)
5→11
4→全通り
15→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
5→全通り(91点)
4→全通り(91点)
15→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.10→全通り(13点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
5.4→全通り(78点)
5.15→全通り(78点)
5.15→10(×4)(24点)
5.15→9(6点)
4.15→全通り(78点)

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小倉11R
下関ステークス

3勝クラスの芝1200戦。芝は連続開催の7週目で、Bコース使用3週目になっている。馬場は午前の段階で稍重で、午後に雨が落ちることはなさそうだ。

小倉は外が伸びやすいが、内を走ってダメなわけでなく、ジョッキーたちがどう乗ってくるかを読むのが非常に難しくなっている。

◎エコロレジーナは4歳の牝馬で、昨秋の新潟芝1000m(直)での1勝クラス勝ちが強い競馬。4番枠から外ラチまで持っていき、一気に抜け出すという内容だった。稍重の中、ラスト1ハロンを11秒4で駆けている。

4歳になって緒戦で中山の芝1200mを走り、スタートで躓きながらすぐに挽回すると、直線で渋太く伸びて勝ち切った。

その後はひと息入れた形。美浦で坂路でしか時計を出していない点は気になるが、早めに小倉入りして最終追いはダートコースでしっかりとやった。陣営の話からも力を出せる仕上がりにありそうだ。

ヤネはスムーズな誘導をできないケースが見られる菊沢一樹。ただ、直線競馬で勝った時に同馬に跨っていた。斤量が3キロ増えて56キロ、さらに初の3勝クラス…。状況的には楽でないが、11番枠というのは悪くないし、脚をタメつつうまく立ち回れると激走シーンも。少し渋った馬場にも対応できるはず。

○グランテストは4歳の牝馬で、全成績が(3.3.0.1)、馬券から外れた1走も4着である。京都の芝1200m(内)で2勝クラスを勝ったが、先行勢を前に見て絶好の追走ぶりで、直線で外から楽に抜けて快勝した。

今回は中2週での小倉遠征。陣営が話す通り長距離輸送が鍵になるが、栗東の坂路でしっかり乗って上乗せがあるように見える。

ヤネはテン乗りで鮫島克駿。内の3番枠で乗りづらくなるかもしれないが、スムーズに立ち回ることができれば勝ち負けになる。

▲スリーアイランドも4歳の牝馬。昨年の函館芝1200mでの連勝が強い競馬だった。小倉の復帰戦は7着。ゲートをアオッて出ると、まともに行きたがって好位に上がって見苦しい競馬になってしまった。末をなくしたのは当然で、0秒5差なら頑張ったと言える。

栗東に戻って中3週で再度の小倉遠征。栗東の坂路でしっかりと時計を出していて、陣営は「叩いた効果は十分」と話している。

ヤネは引き続き勝浦正樹。以前にも増して乗れなくなっていて、チグハグになった前走の騎乗も普通に納得がいく。そして、今回が前走の失敗を繰り返さないよう丁寧に乗ってくるだろう。馬自身は底が割れないところがあり、勝浦がうまく誘導できると好勝負に。

以下はピンクマクフィー、カフジテトラゴン、エイシンフェンサー、グランレイなどで、多めに打っても印が回り切らない。

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◎11番エコロレジーナ
○3番グランテスト
▲8番スリーアイランド
△2番ピンクマクフィー
※7番カフジテトラゴン
×13番エイシンフェンサー
×14番グランレイ
×17番メイショウエニシア
×15番タツリュウオー
×16番カンチェンジュンガ
×6番メイショウツツジ
×1番ダンツイノーバ

【単勝】3番(40%)
【複勝】11番(30%)・8番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
11→全通り
3→全通り
8→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
11→全通り(120点)
【3連複】(軸2頭ながし)
3.11→全通り(15点)
3.8→全通り(15点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
11.3→全通り(96点)
11.3→2(6点)
11.8→全通り(96点)
3.8→全通り(96点)
3.8→2(×2)(12点)
3.8→7(6点)

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【土曜メインレース】

中山11R
幕張ステークス ◎は2番枠からうまく運ぶと抵抗、○は混戦で浮上あり

3勝クラスの戦いで、舞台は中山の芝1600m。

右回り。1コーナー横の引き込み線からの発走、外回りコースを使用。スタート地点はコースの最高地点で、下り坂で始まる。200mと少し走って右カーブが来るため、外枠はロスが生まれる。

残り約1450m~残り約1250mは平坦で、そこから少し急な下り坂になる。3コーナー途中までの約550mの間に4mほどの高低差を駆け下りることになる。

残り約700mからはほぼ平坦で、4コーナー途中の残り約400mから直線に向いて残り200mの前までは緩めの下り坂になる。

そして、残り180m~残り70mが中山名物の急な上り坂。高低差は2.2mあり、最大勾配2.24%はJRA全10場の坂の中で最大の数字になる。残りの70mはほぼ平坦。直線距離は310m。コース全体の高低差は5.3mで、これも10場の中で最大。

芝は開幕週でAコース使用になっている。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「洋芝の生育に不揃いな箇所が部分的に見られますが、全体的には概ね良好な状態です」と発表があった。

1回中山(1月6日~1月21日)以来の開催。週中から金曜まで雨が降り、金曜は昼が稍重、夕方が重で、土曜の朝は晴れて稍重になっている。土曜は雨が降ることはなさそうだ。クッション値は、朝の時点で「8.5」 となっている。

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11頭立て。実力馬がそろっているのは確かだが、気性が悪くて信頼を置き切れない馬が多い印象である。そこで、気になる2騎の伏兵馬を狙うことにした。

久保田貴士厩舎(美浦)の4歳馬スプレモフレイバーに◎を打った。

ダイワメジャー×サクラバクシンオーという配合で、兄に現オープンのサイクロトロンがいる血統。2歳時に福島の芝1200mのオープン特別を2着した実績がある。

4歳になった緒戦で2勝クラスをクリア。舞台は今回と一緒で、好位のインから抜け出し、1分32秒5(良)の好時計で快勝した。続く東京芝1600mの昇級戦は、逃げて決め手負けした形の5着である。

前回は坂路で大きめの調整だったが、中間はしっかりと3本。今週は54秒4-38秒8-11秒8を楽にマークした。使ってきているので落ちてきておかしくないが、攻めからは問題なさそうだ。

ヤネは2走前に跨っていた横山和生で、開幕週の3番枠。斤量は1キロ増えて58キロになるが、ちょうど2走前のような競馬ができると渋太く抵抗してくるだろう。人気は手ごろだし、狙っていきたい。

手塚貴久厩舎(美浦)の6歳馬ドゥラモンドが2頭目の穴馬。

当舞台は走り慣れていて、不良馬場で現級を2着したことがあり、3走前に0秒3差の4着、前走では0秒3差の5着に駆けている。もうワンパンチ欲しいのは確かだが、崩れることもない。

中間はひと息入れ、美浦のウッドコースと坂路を併用して入念に乗り込んできた。今週はウッドコースで皐月賞馬ソールオリエンスと併せ、67秒8-11秒4で少し遅れている。陣営は「前走以上」と話していて、仕上がりは良さそうだ。

ヤネは同馬に乗って(0.2.1.0)の津村明秀。馬場は乾いていきそうだし、外の10番枠を引いてどうかだが、ロスなく運んで混戦になると一発も。

▲ニシノスーベニア、△ニシノライコウの西山茂行勢は、気性の問題からキレイな競馬ができないが、潜在能力は相当なモノがある。

※ディオスバリエンテは気性に課題がある母系だが、ニシノの2頭と同様に能力は高い。スズハロームは58キロが鍵でも決め手は上位で、以下はニューノーマル、ホウオウラスカーズ、ベガリスなど。

午前の段階で、◎スプレモフレイバーは単勝700円台の5番人気、○ドゥラモンドは単勝1,600円台の7番人気。連勝式は大きな馬券になることを期待して手広く買っていきたい。

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◎3番スプレモフレイバー
○10番ドゥラモンド
▲2番ニシノスーベニア
△5番ニシノライコウ
※11番ディオスバリエンテ
×1番スズハローム
×8番ニューノーマル
×7番ホウオウラスカーズ
×4番ベガリス
×6番ブランデーロック

【単勝】3番(10%)・10番(10%)
【複勝】3番(50%)・10番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→11(×3)
3→1.2.5(×2)
3→7
10→全通り
10→2.11
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
3→全通り(45点)
10→全通り(45点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.10→全通り(54点)
3.2→全通り(54点)
10.2→全通り(54点)
3.5→全通り(54点)
10.5→全通り(54点)

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阪神11R
仁川ステークス(L) ◎は初ダ+初B+55キロで一発も、○はスムーズで激走が

阪神のダ2000mで争われるリステッド競走。

右回り。芝の内回りコースの4コーナー出口付近にある引き込み線からのスタート。70mほど走ってダートコースに入る。直線で急坂を上り、ゴール板の100m前から平坦になる。平坦は向正面の中ほどの残り約1000mまで続く。

そこからは緩い下り坂。3~4コーナーを回り、直線に向いて残り200mまで下りになっている。下り切ると一転して上り坂に。約100mの間に高低差1.6mの急坂を上ることになる。上り切ってからゴールまでは平坦。直線距離は352.7m。コース全体の高低差は1.6m。

週中に降った雨の影響が残り、土曜のダートは朝の時点で稍重となっている。競馬が終わるまでに、雨に降られることはなさそうだ。なお、クッション砂の砂厚は、従来通りで9.0cm。

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フルゲートの16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデは57キロ、最軽量は53キロで、4キロの上下差がある。

揉まれ弱かったり、ズブさがあったりと課題のある馬が多い印象。そこで、気になる2騎の伏兵馬を狙うことにした。

須貝尚介厩舎(栗東)の4歳馬ショウナンバシットに◎を打った。

3歳の春にはリステッド競走の若葉S(阪神芝2000m(内))をV。次走が皐月賞(中山芝2000m)で、後方追走から4コーナーで内を追い上げ、直線で先頭に迫った。最後は鈍って5着に終わったが、存分に見せ場をつくった。

4歳緒戦のアメリカジョッキークラブカップは、不良馬場の中で2番手追走から伸びを出せず、9着という結果だった。とはいえ0秒5差だから、大きく負けているわけではない。

中間は栗東のCWコースと坂路を併用して意欲的な調整ぶり。今週はジョッキー騎乗といえ、CWコースで65秒2-11秒8の好時計で楽に同入した。前走を使って、しっかりとデキを上げている感じだ。

今回、やはり初ダートを克服できるかが鍵になる。血統を見ると、まず、父はディープインパクト直仔のシルバーステート。母の父はメダグリアドーロ(米国産、ダ9F~ダ10FでGIを3勝、ドバイワールドカップ2着、BCクラシック2着、ベルモントS2着)で、2代母がオーサムフェザー(米国産、BCジュベナイル(ダ8.5F))になる。

フットワークに関しては、芝が良くてもダートにも対応できそうな走り。雨が残ってパサパサの良馬場という状態ではないし、こなせておかしくない。須貝師も天候を考えて出走を決めたようだ。

ヤネの岩田康誠は同馬に初騎乗。雑なところがあるジョッキーだが、決め打ち的に乗ることがあるので、それがうまくハマッてくれないか。ハンデは55キロと手ごろだし、初めて着用するブリンカーも効果が出る可能性がある。一発に期待してみたい。

田中克典厩舎(栗東)の5歳セン馬リチュアルが2頭目の穴馬。

阪神のダ2000mは3戦していて、3着、1着、1着となっている。3勝クラス勝ちの前走は、4コーナーで楽に先頭に立って力のあるダノンブレットとの叩き合いを制した。その後ろは5馬身も離れていた。

中間はリフレッシュ放牧に出され、適条件のここを目標にしての復帰。1週前にCWコースで69秒1-11秒6で追われ、今週は坂路で53秒2-12秒5をマークした。もともとが実戦タイプで、攻めでこれだけ時計が出るのはデキのいい証だろう。

ヤネは酒井学。テン乗りになるが、稽古で跨って特徴はつかんでいるはずだ。ハンデは55キロで、前走と比べて3キロ小さい数字。揉まれていい方ではないので1番枠からどう運ぶかがポイントになるが、自分のリズムで走れると激走シーンも。

▲は3勝クラスを強い競馬で勝って本格化ムードのバハルダール(56キロ)で、△は阪神で3勝している牝馬でハンデ53キロのエナハツホ。

※オーロイプラータ(56キロ)は前2走で強敵相手に3着、5着と駆けていて、今回もしっかりと末を伸ばしてくるだろう。

以下、フルヴォート、ダイシンピスケス、ウェルカムニュース、ラインオブソウルなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

1番人気のアイコンテーラーは、牝馬でハンデが57キロ。アロ―ワンスを考えると、実質は59キロである。攻めで動いているし、力は上位なので普通に結果を出してきそう。ただ、どうしてもハンデは気になる。

午前の段階で、◎ショウナンバシットは単勝1,500台円の9番人気、○リチュアルは単勝1,800円の10番人気。どちらも人気がなく、連勝式は高配当期待で手広く買っていきたい。

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◎3番ショウナンバシット
○1番リチュアル
▲11番バハルダール
△12番エナハツホ
※2番オーロイプラータ
×8番フルヴォート
×14番ダイシンピスケス
×5番ウェルカムニュース
×9番ラインオブソウル
×6番ゼットリアン
×15番ビヨンドザファザー
×16番アイコンテーラー

【単勝】3番(10%)・1番(10%)
【複勝】3番(40%)・1番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
3→全通り
3→2.16
1→全通り
1→2.16
11→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
3→全通り(105点)
1→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
2.3→全通り(14点)
3.16→全通り(14点)
1.2→全通り(14点)
1.16→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
3.1→全通り(84点)
3.11→全通り(84点)
3.11→2.16(12点)
1.11→全通り(84点)
1.11→2.16(12点)

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【土曜後半レース】

阪神12R
3連単  1万9,010円
3連複    1,970円(×2)
馬 連   2,030円(×3)
ワイド    670円(×3)
ワイド    200円(×10)
複 勝    120円(90%)
◎キタノエクスプレス2着(1人気)
※◎×でヒット

八代特別
3連複  1万5,940円
馬 連   2,360円(×2)
ワイド    870円(×2)
ワイド   1,430円
単 勝    320円(10%)
複 勝    160円(90%)
◎マリネロ1着(1人気)
◎※でヒット

中山12R
馬 連 1,710円(×2)
ワイド  630円(×2)
ワイド  720円
単 勝  360円(10%)
複 勝  160円(40%)
エレガントムーン1着(1人気)

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中山12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスのダ1200m戦、牝馬限定。馬場は朝の段階で稍重になっている。

テンに速いラップを刻むスピード馬がズラリとそろっていて、展開面が結果を左右することになる。人気は派手に割れていて、朝の時点で3連単の1番人気は万馬券。

◎ギョウネンはオルフェーヴル産駒の4歳馬。先週に得意の東京ダ1400mを除外されて1週延びての出走になる。中山は初めて、ダ1200mを走るのも初めて。さらに渋った馬場でハイラップの競馬になるのは間違いない。走りを思い浮かべて、とまどいそうな感じがあるのは確かである。

それでも現級で上位の力があることはすでに示しているし、美浦のウッドコースと坂路で十分に乗られて仕上がりは良さそうだ。

斤量が1キロ増えて56キロになることもあって条件的には厳しいが、末脚発揮に期待したい。ヤネは信頼は置きづらいものの、同馬に乗り慣れている木幡初也。

○エレガントムーンもギョウネンと同じ4歳馬。3歳時はオープン特別で3着した実績がある。12月には中京ダ1200m、中山ダ1200mで連続3着。終いに安定して末を伸ばしてくる。

中間は放牧に出して立て直し、栗東のCWコースと坂路でしっかりと乗って力を出せる態勢にありそうだ。鮫島克駿は2度目の騎乗になり、稽古にも跨っている。斤量が1キロ増えて56キロになるが、直線は脚を使ってくるだろう。

▲チュウワスプリングも4歳世代で、母系からチュウワウィザード、ルヴァンスレーヴが出ている。新潟のダ1200mで未勝利を圧勝し、中山のダ1200mで1勝クラスを一発クリア。中山の前走では、テンの3ハロンを33秒4で逃げて渋太く粘り込んだ。

前走時は美浦のBコースを中心に乗っていたが、トモがしっかりしたとのことで、今回はウッドコースで負荷をかけている。

他にもスピード馬がそろっているといえ、素質的には上位の存在。ヤネは乗り慣れている伊藤工真で、うまく息が入れば3連勝を決めるシーンがある。

△メイデンタワーも4歳馬で、昨春の1勝クラス勝ちが強くて時計も速かった。美浦のウッドコースで好時計を連発して仕上がりは良さそうで、久しぶりに走る右回りで左にモタれる面を出さなければ。

※は前2走で35秒台前半の末脚を使っているカンパニョーラ。以下、トモジャミ、プリティインピンク、ロープスピニングなど、警戒が必要な勢力が多くいる。

冒頭で書いたように、人気は割れていて、何を買っても穴馬券と言える状況。連勝式は手広く買って、崩れて大きな配当になるのを待つ攻め方でいきたい。

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◎9番ギョウネン
○12番エレガントムーン
▲13番チュウワスプリング
△15番メイデンタワー
※4番カンパニョーラ
×6番トモジャミ
×2番プリティインピンク
×5番ロープスピニング
×10番カンザシ
×1番ゴキゲンサン
×8番ビターゼノビア

【単勝】9番(10%)・12番(10%)
【複勝】9番(40%)・12番(40%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
12→全通り
【馬連&ワイド】(ボックス)
4.9.12.13.15
──────────────
【3連複】(軸2頭ながし)
9.12→全通り(14点)
9.13→全通り(14点)
12.13→全通り(14点)
9.15→全通り(14点)
12.15→全通り(14点)
13.15→全通り(14点)
【3連複】(ボックス)
4.9.12.13.15(10点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
9.12→全通り(84点)
9.13→全通り(84点)
12.13→全通り(84点)
【3連単】(ボックス)
4.9.12.13.15(60点)

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阪神12R
4歳以上2勝クラス

2勝クラスの芝1200m(内)戦。芝は開幕週でAコース使用になっている。

2023年の5回阪神(12月2日~12月28日)以来の開催。JRAから「特に傷みの激しかった内回り4コーナー出口から正面直線中程にかけて約1,100平方メートルの芝張替が行われた」という旨の発表があった。

10頭立てになり、前で競馬を運びタイプが多いメンバー。みなが不安を抱えていて、さらに朝の段階で馬場は稍重と少し渋った状態になっている。

◎キタノエクスプレスは6歳になった今年に骨折明けという状況で初めて芝を使い、ハナ差の2着に差し込んでみせた。続けて京都を使い、やはり終いに脚を使ってクビ差の2着に好走。3着には3馬身の差をつけていた。

今回は中3週のあとの中2週。栗東の坂路で乗り込み、本追い切りが54秒5-39秒8-11秒9で、少し加減した感じではある。巨漢馬だし、上積みがあるかは微妙。

ただ、気で走るところがあるし、実力は上位なので中心に期待することにした。ヤネは引き続き国分優作。

相手の選択、順番付けは難しく、筆頭には立て直して良化ムードのヴィアドロローサを置いた。▲グランツベリーは4キロ減騎手の古川奈穂を起用して、スピードを活かせる展開に持ち込めれば。以下はショウナンマッハ、ウォータールグラン、スクルプトーリス、ルーフなど。

紛れがあっておかしくない一戦で、連勝式は◎キタノエクスプレスから手広く買うのを基本線としたい。崩れて大きな配当になってくれると理想的。

──────────────
◎6番キタノエクスプレス
○1番ヴィアドロローサ
▲3番グランツベリー
△10番ショウナンマッハ
※9番ウォータールグラン
×2番ルーフ
×8番スクルプトーリス
×7番インプロバイザー
×5番デルマカミーラ

【単勝】6番(10%)
【複勝】6番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
6→全通り
6→2(×9)
6→3(×5)
6→1.7.9.10(×2)
6→8
1→全通り
1→2(×2)
1→3
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
6→全通り(36点)
6→1.2.3.7.8.9.10(21点)
6→1.2.3.10(6点)
──────────────
【3連単】(軸1頭ながし)
1着:6
相手:全通り(72点)
【3連単】(軸1頭ながし)
2着:6
相手:全通り(72点)

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小倉11R
八代特別

2勝クラスの芝2000m戦。芝は連続開催の7週目で、Bコース使用3週目になっている。週中に雨が降り、朝の段階で馬場は重。

ハンデ戦で上下差は6キロ。芝は内が荒れた状態だが、先週はローラーをかけたことがあったか、内が走れない状態ではなかった。ただ、馬場は生き物…。今週はどんな傾向になるのか、やってみないとわからないところがある。

◎マリネロはゴールドシップ産駒の5歳牝馬。岡田一族の生産馬・所有馬になる。2月3日に今回と同じ舞台で1勝クラス(牝馬限定)をV。離れた4番を進み、4コーナーで内から先頭に立つと、直線で馬場の良い外に動かして後続を完封した。4馬身差の快勝劇だった。

その後は小倉に滞在。ダートコースで入念に乗られていて、引き続きデキは良さそうだ。ヤネは乗り慣れている丹内祐次で、ハンデは53キロで前走よりも3キロ小さい斤量。前走で荒れた馬場の稍重を克服しているし、牡馬混合の2勝クラスでも好勝負になりそうだ。

○マイネルメモリーは4歳の男馬で、父はマリネロと同じくゴールドシップ。また、こちらも岡田一族の生産馬・所有馬である。

1勝クラス勝ちが小倉の芝1800mで、外から鋭く伸びて差し切るという内容。昇級してクビ差の2着、ハナ差の2着と駆け、7着に敗れた前走は流れが向かなかったし、連戦の疲れもあったようだ。

中間は立て直しを図り、栗東の坂路で自己ベストとなる51秒1をマークして仕上がりは良さそう。トップハンデとなる56キロだが、力は上位なので注目したい。吉田隼人はテン乗りになる。

▲ヤマニンループは現級で結果が出ていないが、直線に賭ける競馬で終いに脚を使っている。この休み明けは栗東で意欲的に乗り込んでいて、坂路で51秒9、CWコースで64秒8をマークした。

攻めの密度からトモが強化されているのは確実。ならば少し動かす競馬をしても大丈夫そうだ。ハンデは55キロで、永島まなみは1勝クラスを勝った時に同馬に跨っている。

△は2走前にハンデ49キロといえ重賞の愛知杯で5着に健闘しているテリオスマナ。以下はアトミックフレア、ディープレイヤー、コスモフロイデなど。

馬場が馬場だし、連勝式は手広く買って崩れて高配当になるのを待つ攻め方でいきたい。

──────────────
◎7番マリネロ
○4番マイネルメモリー
▲3番ヤマニンループ
△13番テリオスマナ
※8番アトミックフレア
×5番ディープレイヤー
×1番コスモフロイデ
×2番チュウワモーニング
×10番ホウオウユニコーン
×12番スズカハービン
×11番ヒルノエドワード

【単勝】7番(10%)
【複勝】7番(90%)
──────────────
【馬連&ワイド】(ながし)
7→全通り
7→4(×8)
7→13(×5)
7→3(×3)
7→1.5.8.12
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
7→全通り(91点)
【3連複】(軸2頭ながし)
4.7→全通り(13点)
3.7→全通り(13点)
7.13→全通り(13点)
3.4→全通り(13点)
──────────────
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.4→全通り(78点)
7.4→13(×3)(18点)
7.4→3(×2)(12点)
7.4→1.5.8.12(24点)
【3連単】(ボックス)
3.4.7.13(24点)

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騎手、調教師、馬主、エージェント、専門紙の記者などとのコネクション強化を図ります。有益な予想をお届けすべく、全力で取り組んでまいります。