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記憶の宝物@心象風景的

いつ見たのかも、どこで見たのかも忘れてしまった月夜の晩。

金色の夜

北海道だったような気もするけれど
静寂に包まれた夜空に輝く月明かりだけが、まるでスポットライトのように、古びた塔を照らしていました。その塔自体も何の塔だったのか
覚えていませんし、こんな立派なものでなかったと思います。

とてもコントラストの高い金色の月の光があたって
明るいところと暗いところの差が、とても印象的で
とても美しかった。
それだけは覚えています。

こうした「妙に覚えている景色」って無いですか?
断片的ではあるし、記憶とも呼べないような思い出。
でもそれは自分にとって大事なものと感じます。
そういうものの塊で自分の感覚はつくられたような気がして
これからもそんな宝物はいっぱい持っていたいです。


keigoM web美術館

*暫定開館中

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