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ヘンプについて


有用性は沢山あるので省き麻についてわかった事を下記にまとめました。

今は神社祭祀に使っている大麻(正確には精麻)のイメージが強いがそれは日本人が古来麻を生活に欠かせないバイオ素材として多用してきたから、祭祀にも使われている
そもそも生活に欠かせない素材だった

固定種や在来種とは関係なく、THC0.3%以下のマリファナ用途には使えない大麻草をヘンプと定義。

日本が縄文から育てていたのはヘンプ
日本人は吸引用(=マリファナ用途)に大麻草を栽培してきたのではなく、繊維や建材、食用に大麻草を栽培していた。

公益財団法人麻薬覚醒剤乱用防止センターが
製作した
「薬物の話」という冊子の中で栽培免許所持者が栽培している大麻と、薬物の大麻は全くの別物であると書かれている。

薬物であるマリファナとヘンプは完全に別物切り分けて、考える必要がある
呼び方は大切で産業用大麻=ヘンプと呼ぶ事にした

法律改正点

今後は、成分規制となる。THCが高いものは違法、低いものは合法。閾値は0.3%になるのではないか

活用方法

1.神社祭祀で使う麻(精麻)は栽培も加工も大変難しい
2.ヘンプの特性を生かした工業用素材(バイオ素材)
3.健康食スーパーフードとしての麻食を目指す有機栽培

課題
一次加工さえ出来ればその後の加工技術は日本には色んな技術がある。一次加工会社(又は工場)をどうやって作るかが課題

加工ができないと、せっかく栽培しても売れない。まずは簡易的にでも加工機を手に入れる必要がある、
残念ながら、加工機は今は輸入するしかない

小型の解繊機 ヘンプマイクロデコティケーター 約300万円
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はじめの構想である全体的なイメージとして、エコビレッジ、体験型施設がある。その中の一つとして、縄文から続く麻栽培を復活させる事はそれだけでも意味と価値がある。有用性も、可能性も、実施実証出来れば日本のエコビレッジのモデルケースとなりうる
また、国産麻は素材として大変に貴重であり、注目度も商品価値も高い
現実問題も多々あり、大麻取締法の一部法改正、世界的な動向からも、🇯🇵エコビレッジ的な観点から麻の有用性を実証できたら、革命的

私たちの現在の構想は社口原に実験、試験的に麻を栽培する。それを加工し民芸品などを製造し販売していく。日本再生しようを合言葉に私たちの子どもたち教え伝えていく事を目標としたい
失われた伝統文化を復活させ、後世に教え伝える価値がある
麻栽培は純然たるオーガニック。リジェネチブカルチャーです。農業文化の再生です。

●まとめ

資源作物ヘンプを巡って、日本においては、次の3つの状況下にある。
・麻、大麻、大麻草、ヘンプ、マリファナなどと呼び名がたくさんあって混乱が起きている
・法律の規制部位、品種の違いがあまり知られていない
・THC が麻薬扱いのため、嗜好品としての使い方が一部にも関わらず、植物の存在そのものが全否定されている。

このような現状を打開し、消えそうな日本の伝統文化を守り、新しい展開を図ることは、とてもワクワクすることである。価値観の転換を様々な分野で求められているが、このヘンプの分野もおそらくその一つだと思われる。

以上

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