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トラボルタの死亡説!

 何故か知らないが、あのジョン・トラボルタが死んでいるとの噂が飛び交っていたのをご存知だろうか?
僕の大好きな映画「グリース」主演はジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンのお二人。この映画以降、ヒット作に恵まれなかったトラボルタは、映画スティンアライブでのラジー賞をなど脚本の完成度が低いが故に
低迷期を迎える。
そしてジョン・トラボルタの死亡説が自然と噂されるようになった。 

映画グリース 1978年公開

ミュージカル映画のこの作品は、歌とダンスとラブロマンスで、日本の映画では表現できない世界観が、なんともハリウッド映画だなと感じた作品でした。そもそもオールディーズの音楽が大好きで、ジョージ・ルーカス監督の映画アメリカン・グラフィティ(1973年公開)なんかもアメリカへの憧れを強く感じた作品。浜田省吾さんの曲、ラストショーなんか聴くとアメリカ映画のような世界観があって好きです。


当て書きによる脚本

映画パルプ・フィクション 1994年公開

パルプ・フィクションでジョン・トラボルタを復活させたい!
そんな思いでプロットを制作していくのだけれど、この作品もオマージュが満載の作品です。シーンやカット割などは色々と情報が出回っているので、
ここでは、例えばどんな作品のどの役が配役としてのオマージュにされているのかを記していきます。

まずはこの作品。
アル・パチーノとミシェル・ファイファー共演の「スカーフェイス」

監督はブライアン・デ・パルマで、「キャリー」「殺しのドレス」「ボディ・ダブル」「アンタッチャブル」などでメガホンをとる。
映画キャリーには、トラボルタも出演してます。

映画キャリー 1976年公開
映画スカーフェイス 1984年公開

 映画スカーフェイスで、ミシェル・ファイファー演じるエルヴァイラ・ハンコックをオマージュして、ユマ・サーマンのミア・ウォレス。金髪と黒髪の違いはあれど、同じボブカットで、僕の好きな髪型。
 もちろんミシェル・ファイファーが大好きで、映画グリース2のヒロイン役を観て一目惚れしました。Mr.Childrenの曲で#2606の歌詞でも触れてますが

ミシェル・ファイファーの唇が好き
ドレスから覗く鎖骨も好き

と歌詞にあるほど、ミシェル・ファイファーは魅力的な女優です。 

映画スカーフェイス エルヴィラ・ハンコック役 ミシェル・ファイファー


ヴィンセント・ベガのオマージュは?

 トラボルタ演じるヴィンセント・ベガは、どんなキャラクターのオマージュがあるかと言いますと、サミュエル・L・ジャクソン演じるジュールス・ウィンフィールドと共に行動する二人の姿は、映画ブルース・ブラザースのジョン・ベルーシとダン・エクロイドの二人が演じたブルース兄弟。
ジョリエット・ジェイク・ブルースが神の啓示を受けたように、ジュールス・ウィンフィールドもまた神の存在を感じる。
 ダン・エクロイド演じるエルウッド・ブルースとジョン・ベルーシ演じるジェイク・ブルースのユーモラスな会話なども、ヴィンセントとジュールスのユーモラスな会話に影響してます。
 そして、ヴィンセントのオマージュはもう一つ、映画スカーフェイスのスティーヴン・バウアーが演じるマニー・リベラです。マニーは劇中でトニーに撃たれて死ぬ。トラボルタを復活させる映画で早々に撃たれて死ぬっていうプロットにしたくて時系列を変える編集に至った訳です。
 


ヴィンセント&ジュールス
マニー&トニー
ヴィンセント&ジュールス
ロバート・デ・ニーロ演じる ジェイク・ラモッタ
マーセルス&ブッチ

ヴィンセントを撃つのが、ブルース・ウィリス演じるブッチ・クーリッジですが、この役の設定はロバート・デ・ニーロが演じたジェイク・ラモッタ。そう映画レイジング・ブルです。同じボクサーで八百長試合をやる設定が一緒。鼻を怪我してるとこも同じ。設定が決まってしまえば、あとはお得意のカット割オマージュの当て込みで、タランティーノらしさに演出されます。

パクって何か問題でも?
そんな感じのパルプ・フィクションはアカデミーの脚本賞を受賞しました。

最近はリブート映画が流行りですが、面白いストーリーが作られることを期待しております。

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