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3期目も残り半分になったので。会社のいまとこれから。

2021年3月から始めた自分の会社も、8月末で3期目上期が終了しました。勢いで始めた会社としては本当に周りに恵まれてここまでやってこれたなと感じます。

一方で色々取り組むべきことはありつつも現場仕事に追われて(という言い訳ですが)”今”を振り返ったり、これから先数年のことを考えることはなかなかできてないな、と強く課題感を持っています。なんとなくこの数年間が自分の一生という大きな文脈において大事な分岐点のひとつになるような気がしています。
思い立ったが吉日、ということでこのタイミングで今自分が考えていることを備忘録的にまとめておきます。



この記事の目的は自分からさらけ出して、なんとなくでも興味を持ってくれた人とお話したいな〜というものです。同じ経営者として壁打ちしてもいいよ、これからスモビジ起業考えててどんな感じか気になるよ、などテーマは様々、ぜひ30分くらい雑談させてくださいませ。X(旧Twitter)のDMなどでも連絡もらえたら嬉しいです。


会社のいま

閑話休題。まずは会社としていまどんな感じでやってるのか、そんなところをまとめておきます。

👨‍💻 取り組んでいること

会社の軸としてテーマに掲げてるのは「戦略の実装」支援というところで、とにかくマーケティングコミュニケーション・事業開発領域でお困りの企業様に対してその戦略に基づき継続的にアクションに繋げていくことを重視してやっています。
これまで多くのプロジェクトに関わる中で確信を持てるようになったのは、事業で大きく成果をあげるためには施策の期待値(成功確率×インパクト)とそれらの試行回数が非常に重要であるということです。

めちゃくちゃ雑ですがシンプルな絵にするとこんな感じでしょうか。カッコいいことをどれだけ言っても試行回数を担保することはとっても大事。

これはECを始めとしたtoC向けサービスにおいても、toBビジネスにおいても共通する考え方です。結局のところどれだけ良い戦略を考えても試行回数が伴わないと成果は出ないし、試行回数ばかり増やしても筋が悪ければ徒労に終わります。これを両立させることが非常に難しいのだ、というのが実態でそこを解決できるチームを生み出したいなと考えています。今自分と一緒に取り組んでいるメンバーはマーケティングサイエンスを専門領域としています。自分自身は実行側を管掌しつつ、マーケティングサイエンスの概念をそれぞれのプロジェクトにインストールして、事業成果を最大化させるパートナーになれたらなと思います。

📊 事業の状況(売上・チーム)

会社を興してから波はあれど売上を積み上げることができました。当初からスポットでの仕事は受けておらず、少なくとも半年程度の中長期に渡るプロジェクトを前提として取り組むようにしてきたのは精神的にも経営的にも安定できて良い選択でした。

額は記載しませんがあしからず。2023年3Q、4Qは見込みです。

プロジェクトが増えていくのと同時に関わってくれているメンバー(業務委託)も少しずつ増えています。基本的にはここ最近まで自分の知り合いに手伝ってもらっていたのですが、直近では初めてご挨拶して一緒に仕事をすることになった人も出てきていて、個人的にはこうして新しい繋がりを生み出せていることもとても嬉しい。

既に数年手伝ってくれているメンバーもいて、本当に感謝しかないです。ちなみに最近は複業クラウドという複業・業務委託系の人材サービスを利用して仲間づくりをやってます。

ちなみに23年からはマンションの1室を借りて仕事してます。出社前提の会社ではないんですが、箱を作りたいという想いが前々からあり一旦借りてみました。最近手狭だなと感じているのでまたどこかいいところあれば引っ越ししたい。

コンニチハトーキョーさんという会社さんに手伝ってもらって部屋は借りました。また次もお願いできたら嬉しいな。マウントレーニア大好き。

会社のこれから

ここ最近自分の頭の中を占めているこの先数年においてやるべきことについてもまとめます。

👫 会社の成長と組織づくり

最初の2年間は1人会社としてやっていたのである意味すべて自分の責任の中でやっていたのですが、2023年から社員も1人入り、改めて「会社」としてあるべき姿を考えることが非常に緊急度の高いイシューになっています。
会社としてやるべきこと、その中で自分がやるべきこと、人に任せたほうがいいところをもっともっと明確に定義して、組織の構成としてどうあるべきかを明確にしなくちゃなという感じです。
若かりし頃にお会いさせていただいたことのある船井総合研究所の取締役だった五十棲さんの本を最近読んだのですが【経営者のやるべきことは現場から離れること】というパワーワードが書かれていました。いろんな意見があるでしょうが、会社として成長させる際に自分のリソースをすべて現場に割くことは適切ではないと思いますし、やはり組織をつくることに自分ももっとコミットするべきだと考えています。
自分の中で採用はかなり経験が薄いところで、詳しい人の話を聞きにいかないといけないなと思っています。

💪 成果の創出

”会社”としてより一層の成長をしていくためにやるべきことはなにか、と言われると機会をいただいているプロジェクトの成果を高めること以外にないと思います。プロジェクト成果がでないと継続も無いし、自分たちが存在する必要性がなくなってくる。この点においては自分が率先して動く必要があるし、更にそれを仕組みとして回るようにしていくことに取り組まねばならないと思っています。あくまで現状は労働集約型のモデルにはなっているものの車輪の再発明的なところは意味が無いと考えているので、特に仕組み化に取り組むことは今後関係者やプロジェクトを増やしていくことを考えるなら常に意識として持っておくべきことだと感じています。

🚀 新たなチャレンジ

不確実性が高まっている世の中で、1つのアプローチだけでやっていくことはこの先5年、10年を考えたときのリスクでしか無いと感じています。現状維持は衰退、なんてよく言いますが本当に真理だと思うんですよね。最近だと知り合いがこれから始める新規サービスに投資っぽいことをやってみたり、新たな領域の支援活動やってみたり、めちゃくちゃ大きなチャンレンジではないかもしれないけれど自分のやれる範囲で意識的に取り組んでみたりしています。もう少し時間をここに割けるようにするためにも上に書いたことが重要だと思うので頑張ります。


ダラダラ書いてしまいましたが、こんなことを考えながら会社を2.5年やってきました。先に書いたように正直無計画に独立してはじめた会社だったのですが、改めてこれから先10年この会社と続けることを見越して真摯に取り組んでいきたいと思っています。

これまでは一歩一歩やる形で会社(というかほぼ個人事業)を進めていたのですが、23年からはもう少しアグレッシブに発信していく必要があると思いながら何もできてませんでした。サイトは適当に作っているし、特に大した情報も無いし、という中でまずは自分たちの考えを発信できるようにしていきます。まずは今プロジェクトで取り組んでいる内容からまとめていこうかな。時間がないとか言い訳しない。

下期もしっかり頑張るぞ。
引き続きよろしくお願いします。

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