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#2 「私が誇れる私でいるために」 2年 徳本千夏

こんにちは。関西学院大学サッカー部女子チーム2回の徳本千夏です。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
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私は小学3年生の頃に兄の影響でサッカーを始めました。ことある節目でサッカーをやめると言い続けて11年。今だにサッカーと共に生活しています。

小学生時代は、お世辞にも強いとは言えないチームで負けては走ってを繰り返していました。
小学生時代に悔しい思いを数多く経験してきたため、中学では、強いチームへと選択肢を絞り地元のクラブチームへ所属しました。あと一歩のところで全国大会に届かず悔しい思いをして、サッカーを辞めることを考えました。ですが、勉強で進学する道ではなくもう一度サッカーで全国大会を目指す道を選びました。
そして、高校。大阪桐蔭高校に進学し全国大会、日本一の為に死ぬ気で日々を過ごしました。全員の前で「全国に連れて行くから信じて私についてきてほしい」と大口をたたきましたが、大した結果を残せず引退、卒業しました。そして絶対にサッカーをやめると決意し大学へ進学しました。
ですが、やめるやめる詐欺常習犯の私は自分を成長させるにはサッカーしかないと思いすぐにサッカー部に入部しました。

大学に入学して、サッカー部に所属して、早いものでもう1年が経過しました。最近、「過去の私が今の私を見て誇れるのかな」と考えることがあります。

今の私のほとんどを形成したと言っても過言では無いほど沢山の経験をした高校時代。

主将、副将、スタメン、ベンチ、ベンチ外、色々な立場を経験させてもらいました。
毎日のように怒られて、過呼吸になるくらい泣いて、それでも負けるものかと日々もがいて必死に前を向いて。この先一生こんな思いをすることはないだろうと確信するくらいしんどい高校時代を過ごしていた過去の私が今の私を見てどう思うのか。胸を張って誇れるのか。
そう考えた時、自由で楽しそうだとは思うけれど決して誇れはしないなという結論に至りました。
大学に入ってから勉強も部活もアルバイトも自分なりに頑張ってきたし、決して怠けていた訳ではありません。でも、あの頃の自分が見るともっともっとできるだろう自分。まだまだ足りないぞ。と思うだろうなと感じるからです。

では、どうしたら自分が誇れる自分でいられるのか。
これは人によって大きく異なると思いますが、
今の私には全てをもっと全力でやることが1番の近道だと思います。将来に向けた資格勉強、留学資金を貯めるためのアルバイト、そしてサッカー。
部活や環境を言い訳に何かを犠牲にしたり、全てを中途半端にこなすのではなく、やりたいこと全てに全力を尽くして結果が伴うくらいがむしゃらに努力したら、少しは自分が誇れる姿に近づけると思います。

また、私は物事は決断するときではなくその後の方が大切だと思っています。決断がどうであれその後の行動次第で間違いにも正解にもできると思うからです。上記で述べたように、あれだけしんどい想いをした高校に行く決断をしたことも私は後悔していないしむしろ良かったと思っています。素敵な出会に恵まれ、言葉では表しきれない程の多くのものと大切な仲間を得て、人としても大きく成長でき、正解と思えるくらい濃い詰まった過程を歩んできたからです。

自分がその道で良かったと思えたら周りがなんて言おうとその選択は正解だと思います。
言い換えると、自分がその道を正解だと思えるような行動をしなくてはいけないということです。
関西学院大学サッカー部を選んでここに来た以上は、多くのものを得て成長して、自分の力でこの選択を正解にするしかないのです。

自分自身が誇れる姿を追求して努力していくことで、自然と自らの決断が正解になるくらいの成長を得られると思います。その正解とは思い描いていた結果では無い可能性もあります。しかし、違う形になってでも必ず自分に返ってくると思います。

皆さんも自分が誇れる自分とは何なのか是非考えてみてください!そうすることで、めんどくさいことや、逃げたい事にも少しは向き合ってみようと思えると思います!

自分の考えばかり綴り長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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