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『東大作文』の著者に学ぶ!本からのインプットには2種類あった!

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手を止めることなく文章をスラスラと書きたい!

noteで記事を書く人なら誰しも考えます。
もちろん、僕も同じです。

…ですが、なかなか思うようにいかないもの。

いざ書き始めたら、序盤はテンポ良く書けても、
その後が続かない、なんてことはしょっちゅうあります。

だから、その悩みを解決する方法がないかと、
ネットで探したら…いいものがありました。

こちらの記事は、東洋経済オンラインに掲載されたもので、
「伝える力」と「地頭力」が一気に高まる 東大作文』(以降『東大作文』)の著者である西岡壱誠(にしおかいっせい)さんが書かれています。

西岡さんは偏差値35から東京大学への入学を目指し、挫折を味わいながらも、
「暗記術」「読書術」「作文術」を開発されて、
偏差値70にまで学力を伸ばし、見事東大に合格。

著書『東大作文』では、「作文術」のメソッドを詳細に解説されています。
こちらの本は、Kindle Unlimitedで読み放題となっています(2024/5/10時点)。

西岡壱誠さんによると、読書からのインプットには2種類存在する、とのことです。


インプットの種類①「理解・納得のためのインプット」

いわゆるフツーに本の内容を理解するための読書です。

これによって知識を得ることができますし、読者の視点で物事を考えられるので、重要なアクションだと思います。

…ただ残念ながら、これだけでは文章をスムーズに書けるようにはならない、
と西岡さんは言います。

それはなぜかというと、本の難解な内容をそのまま吸収しているから


インプットの種類②「アウトプットのためのインプット」

こちらは、他者に説明することを前提にしたインプットです。

つまり、雑談のネタとして「こないだ、こんな本を読んだんだけどさ…」
と話せるレベルにまで、本から情報を得るということ。

雑談ですから、長々と話し続けるわけにはいきません。

本の内容を要約して、
この本のテーマは〇〇で、重要なポイントは〇〇と〇〇なんだって
という短い言葉に落とし込める必要があります。

あとで誰かに話す前提で読書すると、読む姿勢が変わります。

出版社から発行される書籍は200ページなんてザラにあります。
さらに、無駄な情報はほとんど載っていません。
エッセンス(真髄)だらけで書かれているのが、本というもの。

その中から、「これだけは外せない!」という最重要ポイントを抜き出し、
他人に説明できるレベルまで理解する。
これがアウトプットのためのインプットです。


どっちのインプット方法が重要なのか

理解・納得のためのインプット」と、
「アウトプットのためのインプット」。

両方とも重要だと僕は思いますが、実入りの多さは後者ではないでしょうか。

理解・納得するだけの読書というのは、
読書に慣れた人にとっては日々の食事みたいなものです。

食事中は「美味しい!」と思っても、心の中でそう思うだけで終わります。

しかし、それが「どう美味しかったのか」を説明するとなると、話は変わりますよね。

  • 器に盛られた料理の印象

  • 箸やスプーンでとった感触

  • 口に運んだ後の舌触りや鼻腔を抜ける香り

  • どの味覚を最も刺激されたか

  • 食感や喉を通る時の感覚

具体的にどこが良かったか、あるいは気に入らなかったか、
そういった情報を頭の中で整理するはずです。

同じことが、読書感想にも言えます。

頭の中の情報を他人が理解できるように説明するには、
「結局何が言いたいのか」が明確でなければならない。

言いたいことをまとめることは、より本の内容を理解することにも繋がるので、
「アウトプットのためのインプット」は得るものが多いんです。


本の紹介

本の内容を要約する手法については、
『東大作文』とは別の書籍で紹介されています。
こちらの本も、Kindle Unlimitedで読み放題となっています(2024/5/10時点)。


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