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放っておいてもらっていいですか

こんにちは南仙台の父です。
今回はちょっと意味深な題になってますが大した内容じゃありません。
別に人生に疲れたわけでもありませんし、誰かに騙されて意気消沈してい
るわけでもありません。
引き籠ってもいませんし、部屋を暗くして中島みゆきを聞いていることも
決してありません。

私は基本的に放置プレー派なのですが、いわゆる「かまってちゃん」の逆
といったら良いかもしれません。
そう、放っておいてもらいたい派といった方がいいかもしれません。
忖度されたり、チヤホヤされるのもダメなので、歯の浮いたようなことを
言うような人は「〇したろか」って思っちゃうような人です。
別に敢えて悪口や嫌味などがウェルカムでもありませんが、こういうのは
スルーできる人なので問題ありません。
今回はそうしたガチ放置プレーについての話です。
(残念ながらSとかMとかの話ではありませんので悪しからず。)

まだサラリーマンだった頃ですけど、本当に腹が立つのは接待でした。
別にこちらが相手を接待するのは仕事なので我慢はできます。
一時我慢すりゃいいわけですから、増してや会社負担のお金であれば文句
も言えません。
腹が立つのは自分(こちら側)が接待されることでした。
若い間は当然自分が主役じゃないので仕事だと思って我慢してきましたが
、いざ自分が上の役職に立ってくればそうもいきません。
時間帯がお昼の時間帯だったり、夕方から夜にかけての時間だったりする
と流れで接待に繋がる場合もちょくちょくありました。
私はお酒は飲まない・飲めない・飲んじゃダメという非酒三原則があるの
で、お酒の絡む場所はそれはもう意味のない時間となります。
更に私は性格的にチャラい上に盛り上げ体質だったりもするので、受け身
で楽しませてもらうなんていうのは言語道断でした。
そういうこともあって、接待〇〇というのは基本すべてお断りみたいな感
じにはしてましたが、どうしてもそうもいかないことも多々ありました。
事情を知ってる人であれば「どうします?」って聞いてくれるので、「も
ちろんそのまま帰らせてください。 皆さんだけで行ってください。」って
言えるのでいいですが、そうもいかない場面も多々ありました。
特に相手がお酒が好きだったり、女性のいるようなお店にとにかく行きた
い人だったり、会社のお金で美味い飯を食べたいという人であればそうも
いきません。
最後は「医者に止められてるんですけど、殺す気ですか?」ってドスの効いた声で優しくお断りしてたこともありました。

部下の人たちだったり周りもその点はわかっているので、極力そういう方向
にならないように事前に調整するんですけど、まあ確かにつまんねえ奴です
よね。
「あんたと一緒に出張に行っても本当に楽しくねえからな・・・。」と真顔
で言われたこともありましたっけ・・・。
別に接待に関わらず何でもそうなんですけど、人任せでマグロ状態、受け身
で何もしなくてもいいというのが性に合わないみたいです。
騙されて女性のいっぱいいる店に連れていかれたりすることもありましたが
、普段通りに笑いを取る、表情も変えずに女性たちのお話を聴く、結果的に
何らエロさもなく私が頑張ってる姿を見て軽蔑されることも多々ありました
っけ・・・。
だったら連れてくるんじゃねえよ、若い頃から合コンとかで盛り上げる癖が
ついてんだから、今さらマグロ状態で楽しめるわけねえだろ・・・。

個人的には人と話することは全然困ることなんてありませんし、趣味の合う
方であればお話が尽きないなんてことも多々あります。
特にnoteでも書いてますけど、音楽や楽器の話だったりするとそれはもう話
は尽きることがありません。
時々心霊現象について話をしてくる人とかもありますけど、これは止めてお
いた方がよろしいかもしれません。
だって、怖い話なんていっぱい体験してますから、家に帰って夜中にトイレ
に絶対に行けなくなっちゃいますからね・・・。
困るのは何を話して良いかわからず、それも向こうのペースに沿って話をし
なければならないパターンでしょう。
営業トークでこちらが合わせるのは問題ありませんが、向こうが合わせよう
として必死になる場合は本当にゲッソリしちゃいます。
相手も必死に話をするのですが、私が名古屋生まれなのでドラゴンズや味噌カツで攻めてきたり、サラリーマンの必須科目であるゴルフ(当時は)の話
だったり、映画やテレビの話だったり、まあ努力は偉いなって思うんですけ
ど、結構辛かったりします。
上記はすべて私にはまったくご縁がない話ばかりで、申し訳ありませんが20
年以上も名古屋に住んでいながら味噌カツなんて食べたことありません。
ゴルフは宗教上の理由でやりませんし、誰に誘われたとしても絶対にやりま
せんし、映画もテレビもまったく見ません。
映画なんて家内や家族と見るくらいしかありませんし、当然私には選択権な
どもありません。
本当に申し訳ないのはそれだけ忖度してもらいながら、殆ど共通点を見つけ
られずに玉砕していく人たちの悲しそうな顔を見ることでした。
少しでも忖度に乗ってあげられるだけの度量があればいいですが、それも叶
わず酒も飲まず、お姐ちゃんが横にいても表情変わらずで、会社の経費を使
わせていると考えると投資家の皆さんに何とも申し訳ない次第でした。

時々音楽の接点がある人とかも居るにはいますけど、音楽が好きだからとい
って盛り上がるわけでもありません。
音楽のジャンルの違いや聴くのが趣味の人、ライブで盛り上がることが好き
な人やカラオケファンだったりすると最悪のパターンかもしれません。
私は宗教上の理由でカラオケはしませんし、既にトラウマのあるクラシック
やビートルズなどの話は絶対に乗れません。
あと、楽器を弾いてステージで演る側なので、この曲の詩の意味合いがどう
とか、この曲が流行っている時にこの車に乗ってたとか、そんなこと俺に全
然関係ねえだろ・・・。
結構音楽ネタでチャレンジする忖度リーマンの方々もいましたけど、そんな
簡単に攻略できるほど簡単な城ではございませぬ。
それだったら、仕事の話してもらった方がいいですし、何なら接待の場なん
て止めて平場で話をしてもらった方がいいじゃんって結論になります。
そう、私には結果的に一番いいのは平場で仕事の話をして、お近づきとかの
余計なプロセスを省いてしまう方がよろしいという結論に至りました。
そういえば歓迎会とか送別会の類もほとんどお断りしてたように思います。
だってつまんねえんだもん・・・。
忖度なし、正面から勝負、趣味の話なら深いところまで話尽くす、そんな感
じでないとダメなんだと思います。
だから、私は放っておいてもらって大丈夫です。
その分、かまってちゃんのところに行って、心行くまで癒してあげてくださ
いませ。

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