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ం日本はぐం事始め~日本の可愛いを此処に

7月が始まりましたね。
みなさんいかがお過ごしですか?


私は6月に「日本のかわいいあいうえお」という
和物イラストを描き始めました。

日本のかわいいあいうえお


もともと和の物が好きで、歳を重ねるごとに和好きが増していっているので、
これを楽しんで描いていけたらな、
同じく和が好きな方に共感してもらえたら嬉しいなという思いで始めました。

 🎍

 私は東北出身ということもあり、こけしや鳩笛・八幡駒などの郷土玩具が身近にある環境で暮らしていました。(青森と宮城のハーフ、東北らぶです)

祖母が木目込み人形を作る人だったのもあり、幼い頃から和の物に囲まれていました。
日本人形やこけしがずらり並ぶ和室は、小さい時はなんとも思わなかった(むしろちょっと怖かった‥)ものです。
ところが何故か東京に上京してきてから、和物を
「…え、かわいい!!」と思うようになりました。

   …………… なぜだ!!! ……………

離れたからそう思うようになったのか、
もともとそういうものが好きな性質だったのかは
分かりませんがどんどんそれが増していく人になりました。

盆栽も好き。

 でも確かに、落ち着いたものが好きというのは
ずっと根底にあったかもしれません。
昔からとても内面が渋い子でした。でも周りにはそれを気付かれないよう気をつけていました、恥ずかしかったんです…
 ジュースが苦手で熱い緑茶が好き。テレビを見るより本が好き。父や母の古い漫画や本に夢中になっていました。ゲームも持ってないし、友達のテレビの話題に全くついていけないけど、なんとなく知っている風に合わせるの、大変だったな‥笑。
でもこれを読んでいる人の中にも同じように、好きなものを隠していたり、周りに合わせるのになんなく知っている風に装う…て方、きっといますよね。
分かる、分かるよ………!

学生の頃はなんとなくみんながしていることに合わせるのが、そのコミュニティで生きていくためには必要ですよね。悲しいけれど。
大人になると必要な時もあれば合わせるし、自分が居たい場所を選べるので少し楽になります。職場とかご近所付き合いとかは、選べないよ~!っていうのも分かりますがあくまでプライベートなことの方で、です。
あと大人になると頑なな恥ずかしさの感情が薄くなっていくのもある気がしますね‥

あ!そういえば話の流れから反れますが、青森には田子町にタプコプ創遊村という場所があるんですがそこが小さい時から大好きでした。鮎のつかみ取りしたり、手焼き煎餅を焼いたり、楽しかったな~古き良きものがたくさん。建物も古いしつらえです。
青森にお越しの際は是非に~
今度青森のよいとこも別の機会にお話しますね。


さて、私は高校生の時には古民家に住みたいとか、自給自足の生活に憧れるとか、縁側のあるお家がいいとか…そういう本を読んで、目を輝かせていました。囲炉裏や縁側、があるお家で静かに暮らす…

14ひきのこもりうた いわむらかずお

絵本だといわむらかずおさんの14ひきシリーズの
暮らしがとても好きだった…!

14ひきのあさごはん いわむらかずお


『自給自足の本』『古民家の暮らしをはじめる』とかを読みながら、そんなライフを夢に持つ高校時代。でも地元青森では無くて北海道がいいなと思っていました。(ごめんね、青森)北海道は私の、憧れの地です。修学旅行で訪れた際に大好きになりました!広くて、何もかも大きいみたいな。青森の空気もきれいですが、それよりもずっとすんと冷たく澄んでいて…憧れます。それか、宮城のじいちゃんの家。本当に田舎!っていう田舎で、山の中にあって夜は真っ暗。トトロがいそうな雰囲気で、大好きでした。
大好きな人と北海道か宮城の古民家で暮らすんだ!と思っていましたね、その頃は。

………あれ?今埼玉だ!

🍵

 あとはその頃雑誌『天然生活』『暮らしの手帖』『うたかま』に出逢って、古きよきもののこと等を書かれてるのに、それなのにとても洗練されたお洒落さというのにどはまりしました。(好きな方には分かるはず)すごい!なんだこの素敵さは!って。
こういう雑誌って30歳〜の方が読むものかと思うんですけど、何故か10代ではまってしまい心ときめいて、それからずっとずっとずーーーーーーーっと好きです。特に、暮らしの手帖の見開きの「これはあなたの手帖です」という文脈がずーっと変わらないのが心底好きです。毎度感動しています。ずっとずっとずっと、これは変わらないでいてほしい……

それらの雑誌から古道具の素敵さや物作りをする方の想い、そのものの意味を学んだり、他には栗原はるみさんや大橋歩さんのことを知ってまたお二人の著書にもどはまりしました。すごく憧れる、素敵で料理上手であんな大人になりたい!と。
小説は吉本ばななさん、詩は銀色夏生さんに
はまって切ないような世界にずっと浸っていましたね。丁度その頃、とても大人の人に片思いしていて
あぁ…懐かしいし可愛いあの頃。…あ、だんだん話が逸れてきた。

高校から寮生活でしたが寮にはテレビがなかったのでとにかく本ばかり読んでいました。そういう風にしていつからか昔からあるもの・古いものに惹かれるような子になっていった模様です。

 🎍

そんな私は上京して、大宮駅で始めて濱文様さんに出逢った時は衝撃でした。なんて可愛いんだ…!!慣れ親しんだ物たちがこんなに愛らしくデザインされていてびっくりしました。すごいぞ東京!って。(正真正銘おのぼりさん)

それから中川政七商店・遊中川さんとの出逢いも衝撃的でしたね…
始めてお店に入った時に、心がときめいたのを
覚えています。ずっと、此処に居たい………!!

和小物もとても洗練された可愛さ、
店舗のディスプレイも素晴らしさも相まって、
ずーっと見ていたくなります。


🎍


 田舎に帰ると、これまでなんとも思わなかったこけし達、人形達のことをとても可愛く思うようになりました。

✿特にお気に入りのこけし✿


私は青森の十和田市出身なのですが、
十和田は昔から馬との由縁がある場所なので、
街中馬のモニュメントやあちこち馬の足のマークとがついていたり…とにかく馬なんです!(行けば分かるよ)お祭りでは駒踊りを踊ります🐴
そんな駒の人形達もなんたる可愛さなんだー!と、
今では心底思います。

それから、昔からあるものをずっと大切にしたり、
それを作り続けることや人達の営みは守っていきたいことだなと思うようになりました。

昔からあるもの、郷土玩具も一つ一つにつくられた
意味があり、願いや家族、子への想いなども込められていてそこにもまた惹かれます。

あと受け継がれてきたもの、行事などは四季を感じられるものが多いですよね。私はかつて保育士をしていましたが、子どもたちは四季の行事の中で色んなことを感じとり、大きくなっていきました。そういうものも大切にしていきたい。楽しく次世代に繋げていきたい。

ということで、愛しいものたち日本の行事等を、私も可愛く親しみやすく描いていきたいと思います。そして、これからは好きなものを好きと言える喜びを謳歌します!笑
私のイラストを通して古きよき日本のものに興味を持って頂けるとそれはとても嬉しいことだなと思います。

話があちこちに寄り道しましたが、
そんな思いで「日本はぐ」が始まりました。

楽しみに見て頂けると嬉しいです。

あなたも日本のかわいい!に出逢えますように🗾❥

これから楽しいこと和く和くするようなこと
考えているのでお楽しみに~🍡

日本はぐ専用instagramもつくりました🎍
こちらで豆に発信してきますのでよろしくお願い致します☺

森田はぐみ


たくさんの彩りと個性豊かな花で、 人生が明るく前向きになれるような、 そんなイラストや漫画を描いていきます🌷 応援よろしくお願いします😌