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トルコのアンタルヤでドレスを買う

週末に、トルコのアンタルヤに行ってきました。
元々イースターの週末のための短い旅行として予定していて、2泊3日です。

今回やりたかったことの一つが、ロングドレスを買うことでした。

今度コンクールに出ることになったのでドレスを着るのですが、今一着も実家から持ってきていなくて。

体型変化で持っているドレスも着られないものが出てきていたし、せっかくなので買うことに。

ヨーロッパにはトルコ人が経営しているドレスショップも多いことから、きっとトルコだったらリーズナブルに素敵なドレスが買えるんじゃないかと期待していました。


去年の夏にイスタンブールに行った時にも、お買い物した問屋街でドレス屋に入りましたが、そこにあるドレスはとんでもなく豪華でびっしりストーンが縫い付けてあって、とてもステージ向けではありませんでした。


アンタルヤについてから地図で検索してみると、ある地域一帯に何軒かドレス屋があることがわかりました。

アンタルヤの中心から美術館に向かって10分ほど歩くと、ドレス屋がたくさん入っているショッピングモールがあり、

そこを右折するとあるAnafartalar Cd.という通りには両脇にいくつものドレス屋さんがあります。


私は美術館に行った足で、ドレス屋の点在する一帯へ行く途中、
一番最初に見つけたお店にまず入ってみました。

外から見ると営業しているのかどうかわからないけど、日曜日の18時過ぎ…

お店は2階にあります


入り口は後ろに回って、マンションの入り口から

恐る恐る入店してみると、ドレスが綺麗に整列してたくさんさげてありました。

若い女性店員さんが静かに見守る中いくつか気になるドレスを選び、店員さんはパッとみてこれは小さい、このサイズはオッケーだろうと判断しました。

2着を試して両方気に入り、1着は裾が長かったのですが翌日の午前中には引き取れるように準備すると言ってくれたので、お会計を済ませてお店を出ました。

2着合わせて現金で4600トルコリラ。

カード払いもできるようでした。

お直し代はとられませんでした。

とても感じの良いお店でした。

置いてあるドレスはシンプルなものだと2000から3000トルコリラのものが多く、演奏で着用するのにはちょうどいい。

おすすめです。



お店を出た後、通りの両脇のドレス屋にも何軒か入ってみましたが、特に気に入ったものはなく

ショッピングモールの中でまだ営業している店を覗きましたが19時を回ってどんどん閉店していき、その日のショッピングは終わり。


翌日、買った2着のドレスを引き取りに行くついでに、前日しっかり見られなかったショッピングモールの中を見ることに。

朝10時ごろからモール内の各店舗はまばらに開き始めます。

その中で口コミが良かったショップは、前日すでに閉まっていたのでこの日訪れることに。


実は前の日、この店を目指して歩いていったのですが、Googleマップのピンの位置が大幅にずれていたようで📍
全く違う場所に導かれてしまいました。

そのおかげで、前日ドレスを買ったショップを見つけられたんです。


ピンの位置は現在Googleマップに訂正依頼を出しています。

ショッピングモールの地上階の、外側に面したお店です。

ショッピングモールの地上階で、外から入れるお店


ゴージャスなドレスが多くて、どれもセンスが良く、モール内にはドレス店が20店舗ほどあるのですが、そのほとんど全部を見てきた中でもかなり良いラインナップ。

店員さんの接客も良いです。
ちゃんとニーズを聞いて、色々提案してくれました。

店員さんにおすすめされた黒いドレスが気に入って、予算内にお値引きもしてくれて

裾、肩紐、身幅、胸元のお直しが必要だったにも関わらず

1時間後には空港に向けて発たないといけないと言ったら
「すぐに仕立てるから!」と言ってモールの地下の仕立て屋さんに一緒に行って無理を言って早く仕立ててくれました。

実はリラの現金がなくて、当初銀行に振り込みする?と言われてすぐにネットバンクで送金したのですが、
ヨーロッパが祝日だったこともあってもちろん一瞬で着金はしないので、

「お金が着金しないとドレスを引き渡せない」
と言われて、
え〜もう送金してるんですけど…と30分くらい揉めたのですが

ネットバンクのアプリで送金取り消しがなんとかできたため、気を取り直してカードでお支払い。

どうやら店員さんがカードの端末の使い方に不安があった模様。

最初からカードで決済させてくれれば良かったのに…と思いつつ

気を取り直してお支払いしたドレスの代金は4250トルコリラ。

モール地下の仕立て屋さんには350トルコリラを現金でお支払い。

なんと30分で仕立ててくれました。

最後にもう一度確認に試着して、お店に戻って店員さんがお茶を振舞ってくれ、連絡先を交換して

「あなたが大好き!またトルコに来たら会いましょう」

と、私はトルコ語ゼロで向こうは英語ゼロにも関わらず、接客中のやりとりで私のことを気に入ってくれたようです。

店員さんはディレックさんという女性で、辛抱強く色々ご提案してくれました。

他のテナントの店員さんはあまり積極性がなく、むしろめんどくさそうだったのですが、ここのお店はちゃんと接客してくれました。

このEylül Abiyeは、一番上のリンクのショッピングモール内にあります。

ドレスの価格は5000から6000トルコリラあたりのものが多かったです。

私が買ったドレスも6000トルコリラ弱だったはずですが、予算を言ったらお値引きしてくれました。



自宅に帰り、今回の旅で買った3着のドレスを写真に撮りました。

水色と赤のドレスが一軒目で買ったもの
真ん中の黒のドレスが二軒目で買ったもの


帰ってきてから黒いドレスにびっしり施してあるビーズ、特に肩にかかる部分を一連ずつ針を通して補強。

このドレスたちを着るのが楽しみです。


トルコでは、お支払いは今でも現金が優勢です。

それなりに大きな金額を扱う店ではカード端末はありますが、現金で払うと端数を切り捨ててくれたり、優遇も多いというか喜ばれる印象。


カードでATMで引き出すと手数料が高いため、トルコで一番いいのは現金を持参して市中の両替所で必要に応じて換金です。

今回私は空港からの公共交通機関を利用するためにアンタルヤの空港で250ユーロ分まとめて換金したのですが、

空港の両替所のレートはマフィアほど悪いのでやめるべきでした…

アンタルヤの公共交通機関は現金で買う切符とチャージ方式交通パスの他に、クレジットカードでも乗れることがあとからわかりました。

たくさん乗るならチャージ式交通パスが一番乗車賃が割安ですが、短い滞在であれば海外利用手数料のかからないクレジットカードであればカードで乗車するのもありかなと思います。

トルコの両替所は手数料がないので、まとめて一気に換金せずに必要分をちょこちょこで良いと思います。

今回空港で換金したことは私のリサーチ不足ですが、次回以降の知恵にしたいと思います。

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