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【受験生向け】スマホをいじる時間を減らすための方法3選

こんにちは。こもくです。

私は現在教育系のフリーランスとして活動しており、具体的には集団授業の講師や家庭教師を務めております。

色々な受験生を見ていると、「この生徒は上手くいきそうだな」「この生徒は少し軌道を修正していかないとまずいな」ということが経験的にある程度わかるようになってきます。

「このままだと上手くいかない生徒」の代表例が、スマホをいじる頻度が高すぎる生徒です。一日の中でスマホをいじる時間が長いため、十分な勉強量を確保できなくなるのです。

「勉強する上で大事なのは量か質か」という論争は後を絶たないですが、最低限こなさないといけない量というのはハッキリと存在します。スマホいじりに時間を取られその量を下回ると、受験は芳しくない結果に終わってしまいます。

スマホは今や生活必需品なので完全に触らないようにするのはなかなか難しいでしょう。ただ、受験で成功を収める学生は、そのような中でスマホと上手く付き合っているように感じます。

例えば東京大学理学部物理学科Youtuberのたむらかえさんは、浪人時代にスマホのアプリをほぼ全て消していたと仰っています。

iPhoneのSafariまで消していたようですね。凄まじい熱量。

「スマホをいじらないようにする」という意志に頼るのではなく、そのために何らかの行動に移すことがポイントです。「スマホをいじるな!」と言うだけでは講師として芸がないので、具体的な行動例をご紹介していきます。


(1)スマホを視界に入れないようにする

自習室などを見ていると、机の上にスマホを置いて勉強する学生を見かけます。これはやめた方がよいです。

スマホをいじることが習慣になっている人は、

スマホが目に入る
→スマホをいじる

という流れを止めることが難しいからです(詳しくは下の記事をご参考ください)。

最低でもポケットやバッグにしまい、スマホが視界に入らないようにしておきましょう。ついでに電源も切っておくとよいですね。これだけでもある程度の効果が見込めます。

(2)親御さんや予備校の受付に預ける

ポケットやバッグにしまうだけではどうしてもスマホをいじってしまう人は、スマホと物理的にもっと離れる必要があります。

人の協力を仰ぐことになりますが、誰かにスマホを預けるという手が有効です。自宅学習だったら親御さんに、予備校での自習だったら受付に頼るという具合です。

単純に物理的な距離を確保できるのも大きな効果ですが、すぐにスマホを取りに行こうものなら絶対に小言を言われますからね、心理的な距離もとることができます。

(3)タイムロッキングコンテナを活用する

タイムロッキングコンテナとは、設定した時間の間、中にあるものを取り出せなくなるボックスです。

以前、クリエイターの松丸亮吾さんがTwitterで紹介したことで話題になりました。

一度設定するとボックスを壊さない限りスマホをいじれませんので、スマホから距離をとる上で最強の方法といっても過言ではないでしょう。

タイムロッキングコンテナにはいくつか種類があります。下の記事が参考になるのでよかったらご覧ください。


■関連書籍

受験に向けて頑張る上で、勉強法に関する本を1冊読んでおくとやるべきことがハッキリしてモチベーションが上がります。ここでは2冊の本をご紹介します。

1.絶対忘れない勉強法

タイトル通り「忘れない」ようにするための方法を中心に、勉強法に関する知識がこれでもかと載っている書籍です。自分に合うやり方が見つかると思います。

「スマホで読むより紙で読む方が脳への定着率が圧倒的に上がる」
「忘れない一番の方法は脳に重要だと認識させること」
「注意力、集中力、記憶力の底上げにはヨガが効く」

上の書籍より

2.世界一わかりやすい英語の勉強法

スタディサプリの英語講師、関正生先生による英語の勉強法の指南書です。個人的にも尊敬してやまない先生で、英語に関しては関先生の仰ることを聞いておけば間違いないと思います。

「勉強は3日続けばとりあえずOK!」
「英単語は『リアリティ』で覚える」
「参考書・問題集は一気にやって、繰り返す」

上の書籍より

本記事投稿時点で、上記書籍はいずれも初月無料のサブスクKindleUnlimitedで読むことができます。

KindleUnlimitedについて詳しくは下の記事をご参考ください。

■まとめ

スマホというのは、長時間いじらせるような様々な仕組みを世の天才たちが構築しているデバイスです。いい大人でさえも歩きながらスマホをいじってしまっていますよね。意志だけで立ち向かうというのは土台無理な話です。

受験生の方は何かしらの行動に移してスマホとの上手い付き合い方を見つけてみてください。そうすれば自然と勉強量が増え、ひいては第一志望合格へとつながっていきます。応援しています、頑張ってください!

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