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それは喫茶店で(3/25-3/31)

3月25日(月)
セブンイレブンのレジ横にあるカレーパンにハマっています。チーズ入りもあると知り、カレーパンと豆乳茶碗蒸しを買いに行きました。いつも茶碗蒸しってあともうちょっと食べたいって思うけど、セブンの茶碗蒸しはサイズが大きくて食べ応えがあるのです。そうなの、この量で食べたいのよ。セブンでいちばんリピートしている商品かもしれません。カレーパンはチーズ無しの通常の方が個人的には好きでした。

逆転裁判4『逆転のセレナード』クリア。
最後の法廷、難しかったなあ。はじめて見たとき「…何?」って思ったけど、ガリュウのことだんだん好きになってきている。検事で、ミリオンセールス連発のバンドマン。逆裁には珍しく(?)話の分かるひとだなあという印象。
あと4から出てきたバックログ機能が超便利!

裁判中に突然エアギターを弾き出す検事
逆裁のこのネーミングセンス好きなんですよね
1つ前の事件のキャプチャですが、今回の相棒・みぬきちゃん
10針以上3割引キャンペーン…

3月26日(火)
ドラマ『春になったら』を観終わる。
今期ドラマでいちばん好きでした。このドラマを通して改めて写真って良いなあって思ったひと、多いと思う。父と娘で三脚を使って記念写真を撮るシーンは毎回とても素敵だったし、写真だけじゃなくてドラマの映像自体も質感、カット、色合い、そのどれもが美しかった。
終わりが分かっているドラマではあるものの、じんわり悲しさを纏いながらもあたたかみの方が上回っているのが好きな点。最終回だって悲しさよりも幸福感の方が圧倒的に大きかったもの。「全部伝えた!!」って書き殴れるくらい、大事なひとに想いを伝えられることは幸せだよね。そんなこと出来るひと、なかなかいないよ。
キャスティングも素晴らしかったなあ。奈緒ちゃんの柔らかい表情にも、木梨憲武さんの困らせたくないって表情にも、ついつい涙腺が緩んじゃう。そこに関わるみなさんもとても優しくて。春に相応しいとても良いドラマでした。

ドラマ『厨房のありす』を観終わる。
自閉スペクトラム症の料理人・ありすのお店にはメニューが無くて、お客様の体調等の様子から化学知識を使って料理を振る舞う。そんなありすに関わる人たちが「知ろう」「分かろう」としてくれる、その想いが優しいなあって、良いなあって、最初は観ていたんですが…え、これ、こんな急にサスペンスみたいになるの?ってびっくり。ありすが料理を通して成長するのが観たかった気がするんですよね。料理以外の場面で強くなったとは思うんだけど。
ラスボスというか、最終的に行き着く先が救いようのないほど悪行で、まあ清々しいほどではあるんですけど、このドラマで観たかった訳じゃないなあって思っちゃった。
でも、100%信頼出来る、頼もしさしかない前田敦子と、心配性な父・大森南朋がだいすきだったなあ。

3月27日(水)
雨続きだったので久しぶりの快晴が嬉しい!風の冷たさが冬のものではなくなっていて、春が来るんだなあと実感。
そんな春の訪れとともに、山田杏奈ちゃんプロデュースの香水「part of.」が手元に届きました。いままで香水を使ったことがなかったので香水デビューです。好きなひとの好きな香りを纏えるなんて?!杏奈ちゃんを構成する一部になって欲しい、ですって?!ドキドキが止まらない春ですね。

「「part of.」には山田を構成する一部であるこのオリジナル香水が、あなたの一部になれば、そして、あなたも山田を構成する一部になって欲しい、という思いを込めて。」

https://www.asmart.jp/shop/yamada_anna/product/10041218
ダブルピースかわいい〜〜
香りは森林って感じ、甘すぎなくて良い◎

午後は『ビッグ・アイズ』を観た。
大きな瞳が特徴的な子どもたちの絵。マーガレットの描くこれらの「ビッグ・アイズ」作品が夫のウォルターによって夫の作品として世に知れ渡ってしまう、という実話です。確か大学生の頃にこういう話があって、というのを授業で聞いたんだと思うんですが、改めて観てみて伝記映画として残したくなるスキャンダルだよなあ、と。面白い、という表現をしてしまうとマーガレットに申し訳ないけれど、後世に残したい話ではあるよね、って。男性優位の時代だったからこそ、というのがやるせない。そんな時代じゃなければこうはならなかったかもしれないし、もっと早く本当は自分の作品なんだ、って言えたかもしれないのに。
実話だけど、変に感情移入しすぎず観やすいのは監督がティム・バートンだからかなあ。実話ということに重きを置かず、逆にリアリティを薄めている気がしました。ドキュメンタリーじゃなくて、ちゃんと物語だもんね。色調や、笑っちゃいけないけど笑っちゃいたくなるポップな裁判が非常に良かったです。

3月28日(木)
皐月まうさんのエッセイ『初心者講習はありますか?』読了。
副題「〜社会人・ふたり暮らし1年生の日々〜」の通り、新卒社会人1年目、同棲1年目、知らない土地での生活1年目、の1年生尽くしエッセイです。わたしも4月から新しい環境で1年生を始めるので、良いタイミングで読めたなあと思いました。社会人と同棲が同じタイミングで始まったのも同じで(まうさんと違って意図的ではなかったのだけど)わたしももっと同棲期間のことを書き残しておけば良かったなあ、なんて思い出したりもしました。
不安とわくわく、それから慣れてきた頃の惰性と安心感とちょっと顔を覗かせ始めた冒険心。春から冬までの季節とともに変化していく自分自身のことをまうさんが素直な言葉で書かれていて、ゆっくり読もうと思っていたのにスルスル読み進めてしまいました。
noteにも載っているエッセイでいうと、こちらがわたしは好きです。日々の生活を面白くするものって案外身近にあったりするものですよね。

3月29日(金)
ついに朝ドラ『ブギウギ』が終わってしまった…!寂しい!
大和礼子(蒼井優)の物語だっけ?という程に礼子さんのスター性を浴びた後はひたすらスズ子(趣里)の輝きを浴び続けましたね。途中、娘の話のターンが若干長いな…?とは思ったものの、総じて本当に素晴らしい朝ドラでした。何よりスズ子を演じた趣里さんに大拍手。歌も踊りも、日常の振る舞いも、朝に観て元気になる朝ドラでした。よく夫とスズ子の喋り方を真似したものよ。後半の羽鳥善一(草彅剛)の表情にもいちいち感動してしまったり。股野はん(森永悠希)の「スズちゃん」の言い方があまりに優しくてグッときたり。りつ子(菊池凛子)のスズ子の笑い方の物真似「エヘヘ…じゃないわよ」が好きだったり。坂口さん(黒田有)、山下さん(近藤芳正)、タナケン(生瀬勝久)も大好き!
半年間とっても楽しませてもらいました!これはもう趣里さんの代表作になるんだろうなあ。

午前中、クリニックまでの道のりで傘が一度逆さになる。風、強っ!往復の間に傘が壊れたひとを3人程見かけました。クリニックではいつもは待ち時間があるものの「今日この天気だからね、みなさん無理せずキャンセルされて。ゆったりなんですよ〜」なんて先生が仰ってました。無理しないの大事ね。

3月30日(土)
新宿のSOMPO美術館に『北欧の神秘』を観に行きました。
久しぶりに新宿の西口に出たら、新宿近辺で働いていた頃によく通った道が無くなっていて驚いちゃった。新宿っていまこんな風になっていたんですね。

知っている新宿の景色じゃない…!
SOMPO美術館、移転してから初めて来ました
5階〜3階が展示室になっています
エレベーターホールの装飾もかわいい
ノルウェーのアーティストが羊毛で作った1914年のタピスリー
どことなくジブリの雰囲気を感じる
ポスターにも使用されている絵画
テオドール・キッテルセン(1900年)
『トロルのシラミ取りをする姫』

写実的な絵も風景画も今まであまりピンと来なかったのですが、北欧ともなれば描かれる景色自体にものすごく魅力があるので、惹かれる風景画が多くありました。全体的に暗い色調で、でも一部に光が差しているようなものが多かったのも印象的。実際に目で見たときの暗さをそのまま描いているような感じがしました。あと北欧の森と神話や民話との相性も良いですよね。
その中でも序章に飾られていた、アウグスト・マルムストゥルム『踊る妖精たち』がとっても美しくて。順路を戻ってまた観に行く程お気に入りの作品になりました。他の絵と比べても彩度が低くて淡いのに、すごく繊細なんですよね。白いモヤのように見えているのが、近付いて観てみると妖精たちなんだと分かって、思わず息をのんでしまう。この絵を観られただけでも行って良かったなあと思いました。素晴らしかったなあ。

美術館を出て、夫が行ってみたいと言っていた小田急ハルクの路面に面した喫茶店「ピース」へ。
お店に入ると、どうやら全席喫煙可の喫茶店のよう。いまどき珍しいなあ、と思っていると、店員さんに年齢確認を求められました。居酒屋でもコンビニでもなく、喫茶店で、年齢確認…!我々、現在31歳の夫婦です。戸惑いながらも免許証を差し出したらお兄さんに「あッ…すみません!」と謝られました。いや、確かに美術館に行こうってことで、わたしは白シャツに茶色チェックのプリーツスカートで夫は白のニットベスト。2人ともプレッピーな格好をしていたかもしれません。

これだけでもう良い喫茶店
ホットケーキ、間にバターが挟まっていて最高に美味しかった
店員のお姉さんに「シャツかわいいですねえ」って褒めてもらった
嬉しかったので夫に写真撮って!とせがみました

お会計後、入店時のお兄さんが「いや、ほんとすみませんでした。お若く見えたので…」と再度謝りに来て下さって、笑ってしまいました。こういうことがあるとついついnoteのネタになるな、と思っちゃう。

3月31日(日)
ドラマ『不適切にもほどがある!』を観終わる。
純子(河合優実)ちゃんがもうとにかく可愛くて、もっともっと観ていたかったです。途中の岡田将生、彼は一体なんだったんだ…相変わらずめちゃくちゃに格好良くて、久しぶりにドラマを観ながらなんだかドキドキしちゃったよ。何十年後かに観て、「令和、懐かしいわ〜!」と言いたくなる。あの頃よりも生きやすいよね、と言えるような未来になっていたら良いね。


1日中そわそわしていたのは、明日から新生活が始まるから。
4月1日から新しい会社っていうのは新卒以来です。何回経験しても「はじめまして」は緊張も不安もある。それでも新しいことが始まるっていうのはやっぱり楽しみの方がちょっとだけ上回る、気がします。4月のうちに平日のルーティーンがなんとなく定まると良いなあ。

それでは明日からの新年度、程々に頑張りましょう!

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