肩書や権威は利用する
「あの人、どうしてもうんと言ってくれないんです」
同意してくれないと困ることを、同意してくれない。
担当相談員からのそんな相談。
「では、ぼくから話してみようか」
少し話したくらいで「うん」と言ってくれた。
相談員は驚いて
「なんで施設長が話をしたら、うんと言ってくれたのですか?」
「肩書とか権威に弱い人はいるからね」
「例えば担任の先生が言ってもダメだったのが、校長先生が話したら分かってくれたとか」
「ぼくなら、いつでも利用してください」
と謙虚に話すことにしている。
ですが、本当はそれだけではないと思いたい(笑)
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