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日本語教師ってどうなの? やりがいについて語ります。

はじめまして!クマです。日本語教師歴6年目になりました。職場の特徴上、日本語教師になろうか迷っている方とよくお会いします。そういった方向けに私の完全個人的な経験、考えを通して情報を発信して、ぜひともこのすばらしい職業についてほしいと思いこの記事を書きました。

堅苦しい知識や理論などは極力抜きにした、だいぶラフな文章で書いていきますので、読んでくだされば嬉しいです!



日本語教師になりたい人へ

結論から言います!!
日本語教師になってみたいと思ったそこのあなた…

一度なってみてください!
大変さはもちろんありますが、経験して得られるものは非常に大きいです。
これからこの仕事のやりがいと大変な点について話していきます。

日本語教師はやりがいの塊


学園ドラマやアニメを見て「先生っていいな…」と思ったり、「恩師の先生みたいになって学生を導きたい!」など考えたりしたことはないですか?
(この記事を見ている方は少なくともそうだと思ってます(笑))

簡潔にいうと、その人になることができるのです。
そして、やりがいがあると思う点は具体的には以下の通りです。

  • 学生の反応=仕事の出来不出来の指標

  • 多種多様な国の知識がどんどん増える

  • 刺激であふれる日々


学生の反応=仕事の出来不出来の指標

自分がどれだけ良い授業ができたか、いい先生になれているかは
まず「学生の反応」でわかります。
※もちろんそれだけでなく、他の要素もたくさんあります。

わからなかったことが理解できたら「あ~!」となり、なんかわかりづらい時は「…?(゜-゜)」という顔をしっかり見せてくれます。
おもしろい話には笑ってくれます。(ジョークが通じるレベルのクラスに限られますが)

私は鉄板ネタをもって、レベルによって使い分けています。
※学生の母語の悪い言葉をいうとウケがいいです🤫
 「何で知ってるの!?www」となります。
 !!使い方注意!!

その日の授業で自分の仕事がうまくできたかわかるのです!そしてその達成感がすごい!


多種多様な国の知識がどんどん増える

上述しましたが、色々な国の言葉を言うと「何でできるの?すごい!」という反応とともに教師と学生の距離感がぐっと縮まります。
さらに「日本は○○だけど、みなさんの国はどう?」と聞くといろいろな話を教えてくれます。 
「中国の高校では恋愛が禁止されています!」と聞いた時には思わず「マジで!?」と言ってしまいました(真偽不明ですがw)

学生から生にその国の情報を聞ける、しかも何か国もの文化や言葉まで知れるなんて面白い仕事だと思いせんか!?


刺激であふれる日々

普通の会社員はおそらく大体のルーティーンがあって、それに沿って仕事を進めていきますよね。もちろんイレギュラーもありますが、日本語学校はそれが顕著だと思います。学生が問題や質問を抱えて日々教務の所へ来ます。

例えば「先生!封筒は何ですか!?」とマイナンバーについて尋ねてきたり、「○○と△△は何が違いますか?」など学生の飛び込みは日常茶飯事ですし、「おすすめの居酒屋はありますか?」という質問もあります(笑)。

以前は学生が「先生…あの…」と話しづらい内容でもあるのかという様子で来たので二人きりで話せる場所に移動してきたら「好きな人がいるんです」と「恋愛相談」をされたこともあります。

また、イベントで運動会や遠足もあります。新鮮な反応を示してくれる学生たちを見るのも楽しみの一つです。


おわりに

さてここまで書きましたが、これは魅力のごく一部です。まだまだまだまだあります!!
しかし、もちろん不満に思う点やここは大変だぞ!という点もあります。そういった部分ももちろんここに書くつもりですがそれは追々です。「仕事の魅力ー大変さ/不満=やりがい」を掲げて仕事をしているので、まずはその魅力の一部を知って一人でも興味を持ってくれる方が増えたらと思います。

また、ベテラン先生や先輩方で違う意見を持つ人もいらっしゃいます。あくまで6年目だからこそ書ける文だと思いますので、そういった人は容赦なく叩いてください(笑) いろんな考えが集まるのも面白いですし。

それでは、次は「日本語教師の業務内容ってどうなんだい?」と思っている方向けに書こうかと思います!それでは!


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