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10月19日 日本にも1,400kmある!?ガスパイプライン

「ビジネス頭の体操」。普段の仕事を離れた「頭の体操」ネタに。
さらに問いや興味を広げたり、抽象度を上げて他への応用を考えてみたり…
さまざまな「頭の体操」に活用ください!
頭の体操のための質問例はこちら。

→日本にも1,400kmにも及ぶパイプラインがある。一体どのようなニーズと採算性で建設されたのだろうか?


昭和34年(1962年)に新潟〜東京335kmの天然ガスパイプラインが完成した日です。

まず、日本にもガスパイプラインがあるんだ、ということと、新潟にガス田があることに驚きました。

ガスパイプラインなんてものすごく費用がかかりそうですが、このパイプラインは国際石油開発帝石という会社が敷設しました。


具体的には、新潟の頸城(くびき)ガス田から東京ガス豊洲工場までになります(現在の豊洲市場ですね)。現在は足立区の東京圧力調整所までとなっています。

知らなかったです…

さらに、同社保有のパイプライン網は1,400kmにも達しているとのこと。2度ビックリ。その地図がこちら。結構あちこちにありますね。


ここまでが昨年の投稿です。
ご案内の通り、この間資源を巡る環境は大きく変化しました。その点について今一度調べてみました。

まず、各国のエネルギー自給率です。
日本は12.1%となっています。

資源エネルギー庁 「2021-日本が抱えているエネルギー問題」


次に、代表的な資源の輸入量と輸入元です。
ガス(LNG)においてロシアは8.8%を占めています。

資源エネルギー庁 「2021-日本が抱えているエネルギー問題」


最後に資源価格の推移です。
ドルベースでもかなり上昇していることが分かります。
これに為替が絡みますので、急激な円安が進んだ現状では円ベースではさらに3割程度値上がりしていることになります。

資源エネルギー庁 「2021-日本が抱えているエネルギー問題」


資源輸入国としては国際情勢も為替も厳しい環境であることが改めて分かります。


最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめています。




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