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スマホで撮った風景をドラマチックに補正してみよう♪

みなさん、こんにちは。

早いものでomegane通信の担当が一巡しました。
note歴一週間、本日が2回目の投稿者カンバヤシです。

今日は、スマホ(私の場合はiphone)で撮った写真をちょっと補正するだけでこんなに変わりますよ、というお話です。

今回は「風景」編。

とはいえ今はワンタッチで素敵に加工してくれるアプリがたくさんありますので、そして完全に私の感覚なので…あくまで気軽に読んでください^^

こちらは私の母が撮った、とあるダムの景色です。
補正するのになんてgoodなショットなんでしょう(母ごめん)
ではさっそく、iphoneのデフォルト編集機能を順番に説明しながら補正してみます。

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①まずお気づきかと思いますが斜めっていますね。
実はこれを正すだけでもかなり気持ち良くなります。
そして中途半端に手前の岸が見えてしまっているので、広大なダム感(手前にもまだ広がっているのかなと想像)を醸し出すためにカットしてしまいます。

②次に露出。空を見てください。オリジナル写真の時点で既にだいぶ明るいです。なので、これ以上露出を上げてしまうと空の色がぶっ飛んでしまうのでこちらは今回いじりません。
※専用ソフトを使えば部分を切り取り補正ができますが、今回はスマホの基本機能のみで完結します。

③次は「ブリリアンス&ハイライト」。ブリリアンス??

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ということだそうです。ハイライトの説明もあってラッキー。(面倒くさがり)
ブリリアンスとハイライトをいい感じにいじるとだんだん全体が明るくなります。空を基準に見て不自然にならないところまでいじってみましょう。

途中経過↓

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④次にシャドウ。これはもう好みですね。
シャドウを強めにかける(影を強調する)とカッコいい感じに仕上がります。写真に柔らかさを出したい時は、逆にシャドウやブラックポイント(後に出てきます)を下げると良いと思います。

⑤コントラスト。こちらは(私は)ほとんど風景写真ではいじくりません。なぜなら、ちょっといじる程度でも一気に不自然になる気がするからです。これはアート風にしたい時やガッツリいじりたい時に使うと効果的かもしれません。なので今回もスルー。

⑥続いて明るさ。よく「露出」と「明るさ」って何が違うの??と聞かれますが、露出はそもそも光の量の調整なので元々明るいところは露出を上げたらさらに光が強くなるのでぶっ飛びます。「ライトで照らす」イメージですかね。それに比べて明るさは、撮られたその写真全体の明るさを持ち上げます。上げれば上げるほど白っぽくなっていきます。

⑦続いては、先ほどチラッと出てきましたブラックポイント。これは黒の強調です。カッコよく仕上げたい時はガッツリ入れてみましょう。

⑧彩度・自然な彩度…彩度はちょっと強いので風景写真は不自然になりがちです。少し鮮やかにしたいなら「自然な彩度」で調整します。ちなみに「彩度を少し下げ&ブラックポイント少し下げ」で、ちょっとおしゃれな雰囲気が作れます。

⑨暖かみは、言葉の通り暖かみやノスタルジーさを出すときに入れます。ついでに隣の色合い、どちらも適度にしないと不自然さが際立ちます。

・・・だんだん説明が適当になってきました。
※官林によく見られる現象です。

⑩シャープネス・精細度・ノイズ除去…くっきりしたい時、ぼかしたい時使います。(適当極まりない)
今回はダムの波を少しくっきりしたいので精細度を上げました。ちなみにノイズ除去機能がスゴイのが、みんな大好きアプリ(特にご婦人)「snow」です。デジタルの中の世界だったらお化粧道具いらないですね。

ラストは「ビネット」。これは、周辺減光と言って周りを暗くすることで、そこにドラマチックな表情を出すことができます。

そして、最終的に仕上がったのがこちらです。

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いかがでしょうか。下がオリジナルです。

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さらに、「フォーカス」機能(別アプリ)で奥行き感を出してあげると、

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これまた雰囲気のある写真に仕上がります。

最近はものすごいスピードでスマホのカメラ機能が進化していて、誰でも手軽に写真が楽しめるようになりました。
今まであまりこういう機能を使ったことがない人がいたら、ぜひちょっとの工夫でこれだけ変わりますので、色々いじってスマホ写真ライフを楽しんでください♪

以下、過去のスマホ写真ギャラリーです。
(最近のスマホの高画質には勝てません)

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最後に。PCででかい写真をご覧の方は既にお気づきかと思いますが、スマホ補正は全てがデジタルなのでちょっとでもやりすぎると階調破綻します。
高性能な人間の目で直接見る自然が一番ですね〜。

以上、感覚人間の官林でした。(温かい目でみてください)