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恋をすると見慣れた景色も鮮やかになる。

こんにちは。
omegane通信Vol.9担当カンバヤシです。

今日はカラーグレーディングのお話をします。
といっても技術的に深堀りした内容ではなく
カラーグレーディングをする意味?みたいなものを、
私なりの見解でお話させていただきます。
(タイトル違うじゃねーか)

そもそもカラーグレーディングってなんだ?色の補正?

カラーグレーディングとは、言ったら「色の演出」でしょうか。

まずは動画を編集するときに、露出や色味を整えたり画角を決めたり画のバランスを取ったりと補正をします。
そしてそのあとに

そのシーンをみた人に、
どんな状況を伝えたくて
どんな感情になってもらいたいのか。

そこを伝えるための手段としてカラーグレーディングを施していきます。

みなさんは
だれかに恋をしたとき
幸せなとき
いい気分のとき
振られたとき
不安なとき
悲しいことがあったとき

見慣れた景色でも
なんとなく全体が鮮やかだったり
くすんだり
感情で変わりませんか?

それです。
それを表現するためにカラーグレーディングをします。
幼き日を振り返るシーンが淡く暖かな色味だと、
楽しかった幼少期の懐かしい思い出なのかなと感じ、
幼き日を振り返るシーンがくすんで暗い色味だと、
思い出したくない過去の辛い思い出なのかなと感じます。

みなさんが何気なくみている有名どころの映画は、
必ずと言ってよいほど、カラーグレーディングの専門家がいて
しっかりと世界観をつくりあげています。

だから、より内容に没頭できるのです。
ちょっと気にして観てみてください。
色味と心情はとても近い存在なんですね〜。

最後に。
7年前のハロウィンのときに、
自宅と近所の風景のみで制作したショートムービーです。
夫をどうにかしてやろうと企んでいるかもしれない嫁と、
もしかしたらいつか嫁にどうにかされるのでは‥と一瞬頭をよぎる夫の心情をカラーグレーディングとBGMで表してみました。

思いっきりタイトルと逆な内容ですね。笑

カラーグレーディングの道はどこまでも続くよ〜。

そいでは。