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米国のコアCPI、半年ぶりに鈍化もFRBの警戒心は依然


✔️米国の経済指標に新たなデータ
食品とエネルギーを除くコア消費者物価指数(CPI)が4月に前月比0.3%と上昇し、1月から3月まで続いた0.4%の上昇からわずかに鈍化した。
これは、過去半年ぶりの鈍化となり、市場と政策立案者にとって一筋の光が見えた瞬間かもしれない。


しかし、この鈍化が連邦準備制度(FRB)の懸念を完全に和らげるには至っていない。
コアCPIの前年同月比の上昇率は3.6%と、過去3年間で最低であるものの、FRBが目標とするインフレ率2%には依然として遠く、インフレの減速が確実とは言えない状況が続いている。

特に、ガソリン価格の上昇がインフレ圧力を高めており、総合CPIは3ヶ月連続で0.4%の上昇となっている。
財の価格は全体的に鈍化しているものの、サービス価格が高止まりしているため、インフレの根強さが示されている。

経済の回復力の強さもFRBの頭痛の種となっている。
消費者の支出は堅調で、小売売上高は2月と3月に強い伸びを見せたが、4月の予測では緩和の兆しが見え始めている。
これにより、経済活動のペースが変わる可能性がある。


✔️今後の注目は、FRBの対応である
FRBのパウエル議長をはじめとする政策決定者たちは、インフレの動向を見極めつつ、どのように政策を調整するかが求められる。パウエル議長は近くオランダのアムステルダムで講演を行い、その内容から市場は新たな手がかりを得ることになる。

✔️市場への反応
コアCPIの伸びが減速する一方で、コア個人消費支出(PCE)価格指数が強い数字を示す可能性が高いと見ている。
これは、FRBがインフレに対してなお慎重な姿勢を崩していないことを意味しており、市場参加者にとっては引き続き注意深く情勢を見守る必要がある。




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