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映画監督に作詞家みな夢を持っていた

友人は映画が大好きで、映画監督を夢見ていた。一度アパートに行ったことがある。押入れの中を見ると映画の脚本がずらり。小津安二郎の家庭を舞台にした静かな作品に憧れていたという。

たまには映画もいいなと、広報の情報通信「映画・コンサート」を見る。今月の名作映画鑑賞会は、11日「憧れのハワイ航路」、12日「父と暮せば」を上映する。2日間とも見ることにした。

岡晴夫さん主演の「憧れのハワイ航路」。岡さんといえば、校閲部にいた高校の先輩を思い出す。これまでnoteで3、4回書いているが、先輩は岡さんの歌が得意な上、似ていてうまかった。

若いころファン感謝デーで先輩が岡さんと撮った写真が日刊スポーツに載った。その記事を調査室で調べて読んだ。先輩は「作詞家もいいよね」と書き続ける。友人も先輩も夢を持っていた。

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