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【櫻坂46】「4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線-Go on back?-」人との出会いと4公演を通して感じたこと

こんにちは.
新せ界のためだけにnoteのアカウントを開設しましたが,ついに2本目を書く気になりました.

4th TOURは4公演(大阪2日間,愛知2日間)に参戦したので,通して感じたことや会場ごと,公演ごとの違いなどをセットリスト順に書いていきます.

前回同様,堅苦しいのは嫌なのでゆるく書いていきたいと思います.

まず初めに,このnoteを書こうと思ったきっかけが「人との出会い」なので,まずはそのことについて話していきたいと思います.


人との出会い

愛知公演1日目の話になります.
私は単番だったのですが,座席の両サイドの2人も単番だったので,年齢が近そうな方に初めて開場中に話しかけてみました.
というのも,やっぱりライブ中って周りの人が気になるじゃないですか…
開場中にお隣さんと話しておけば,純粋に楽しむことに抵抗がなくなるかなという軽い気持ちでなんとなく話してみました.

「おひとりですか?」からスタートして,THE・導入のような会話をした後に,コールをするかどうか聞いてみました.
この質問の真意は,別にコールするしないはどうでも良くて,
相手がコールする場合は「一緒に楽しみましょう」
相手がコールしない場合は「うるさかったらすみません」
とワンリレーできるし,悪い気はしないかなという些細な気持ちでした.
回答は「しないです!自分踊ります!」でした...
最高すぎませんか???????
めちゃくちゃ櫻坂46のこと好きなんだろうなと一瞬で分かる回答でテンションが上がりました.
踊るほどの人がどんな人なのか,さすがに気になりますよね.
20分くらいお話ししたので,軽くQ&Aを書いていきます.

Q:何がきっかけでこのグループを好きになったのか.
A:アイドル自体に興味はなかったが,サイマジョの鮮烈デビューから.
Q:どのくらいこのグループのライブに行っているのか.
A:参加可能な日程で当たれば行っている.
Q:いつも単番なのか.
A:基本単番だが,ZOZOは知り合いと行った.
Q:誰を推しているのか.
A:推しというのはなく,グループが好き.
Q:櫻坂46で最も好きなライブは何か.
A:毎公演好きが更新している.

もっと会話をしましたが,紹介はこの程度で…
Q&Aを見てもらうと分かる通り,最高な方でした.
「アイドルに興味がなかった」,「推しというよりグループが好き」
こういう方って今じゃ本当に珍しくて,その存在を知れて嬉しかったです.

今は「グループ>推しメン」より「グループ<推しメン」の方が以前より増えて,欅坂46の初期(いわゆる古参)のファンが減ったという印象で,X(Twitter)だけを見てれば絶対に知らなかった存在だったなと思いました.
ライブ中もサイリウムはほとんど使わずノリノリで,櫻坂46をアイドルというよりアーティストとして楽しんでいるような方でした.
まだこんな素敵な方がファンにいたということを伝えたかったので,今こうしてnoteを書いています.

余談ですが,なぜX(Twitter)ではなくnoteなのかという話なのですが,X(Twitter)ほどの拡散力のあるSNSで一対一のコミュニケーションを載せるのはいかがなものかと思ったためです.


実際に前回の新せ界noteを例に示します.

X(Twitter)でのnote紹介ポスト
noteのダッシュボード

X(Twitter)で新せ界noteを紹介したポストが19万インプレッションなのに対し,リンククリック数は1,552回,実際にnoteを読まれた回数が2086回です.
このように,タイムラインに表示されてnoteのリンクをクリックしてくださる方は,1%にも満たないです.
そんないわゆる物好きしか見ないような細々と書いているnoteに,会話の5ラリーくらい載せられていてもX(Twitter)よりは全然いいかな,という,ただそれだけです.(もしご本人が見ていて嫌でしたら連絡ください.)


かなり脱線しましたが,あと1人(2人)紹介したい方がいるので,軽くお話しさせてください.

あまり詳細は語れないのですが,今から触れる人はとりあえず「たまたま4th TOUR愛知公演の場内にいた○○坂46好きの知り合い」ということにしておいてください.
その人は愛知公演まではメンバーも曲も少しは分かる程度の人でしたが,愛知公演終演後,すぐに櫻坂46のファンクラブに加入して,東京ドーム2日間絶対に行くと言っていました.
「○○坂より曲もパフォも好き」,「今度○○坂のライブに行くが,正直櫻坂46が良すぎて行きたくない」,「余韻ヤバすぎて誰かと話したいとずっと思ってた」とだいぶ興奮した様子で,櫻坂46のライブってやっぱりすごいんだなと思いました.
その知り合いの知り合い(他人かつその人も○○坂46好き)とも少し話をして,「東京ドームは絶対に行く」,「行かないと後悔すると初めて思った」と言っていました.
こんなにも身近に2人もドーム参戦を決断した人がいてめちゃくちゃ嬉しかったです.



さて,ファンじゃなかった人をここまで熱狂させた櫻坂46さんの4th TOURについていよいよ触れていきたいと思います.

と言っても,このnoteで話したいことは「人との出会い」の部分なので,これからは「ただのヲタクが感想を殴り書きしているな~」くらいの軽い気持ちで見てください.

では,スタート!



4th ARENA TOUR 感想(大阪,愛知)

M0 Overture

Overtureはテンションが上がるとともになぜか泣けます.
特にツアーの最初は一瞬こらえる場面があります.
何なんでしょうね.

M1 マンホールの蓋の上

この始まり方はヤバすぎますね…
初めて見たときは圧倒されて立ち尽くしてしまいました.
2公演目からはクラップをして「Whacha say we do?」で最高にテンションを上げました.
注釈付き勢はほぼ全員「Whacha say we do?」を叫んでいて,会場全体で盛り上げられたら最高だなと思いました.
櫻坂46のツアー開幕に間違いない1曲目でした.

M2 摩擦係数

これは何といっても野性vs理性が向かい合って対峙する場面ですね.
どの席から見ても理性チームか野性チームのどちらかが後ろを向いているし,場所によってはどちらかしか見えませんが,「理性vs野性」で1つのものが完成されてるから,あの空間自体に満足できました.
あとロングバージョンになった間奏.
もう何回叫んだか分からないし,相変わらず「ま!さ!つ!」は至高です.
このライブを振り返ったときに一番とまではいかないけど,「良かったなぁ」と思い出す演出,構成.
あとは中嶋の一瞬モニターに抜かれた表情で泣きそうになりました.
中嶋は五月雨で櫻坂46を好きなったメンバーなので五月雨の印象が強かったですが,摩擦係数みたいな「強い櫻坂46属性」の表情をあの中嶋がしていて,「櫻坂46だなあ」となりました.

M3 BAN

これはセンターステージの「SKZ」を起点に両サイドに広がっていたので,従来のBANとは全く違ってました.振りも完全にバラしてましたね.
大阪公演の直近のミーグリで藤吉は欠席していたのでずっと心配しながらパフォーマンスを見ていましたが,このBANで大丈夫だと確信しました(大阪公演1日目).

M4 Anthem time&ドローン旋回中(half mix)

Anthemだ~!…ドローンだ~!…Anthemだ~!…ドローンだ~!
画期的すぎる!
3期のAnthemと1, 2期のドローンで作り上げる櫻坂46全体での盛り上げ方は凄かったです.

M5 Don't cut in line!

始まる前に演出があって洗濯機が回ってましたね.
あれが洗濯機だということに気づいたのは実は3公演目でした…
それまではずっと「妖怪人間ベムのオープニングみたいだな~」と思ってました.
そしてパフォーマンスですが,初めて見たときは「これは的野と村山の曲なの?」と思うほど,的野村山の2人が良かったです.圧倒的でした.てちねるゆいちゃんずみたいな脳筋ユニットなのにここまで圧倒するんだ…と驚きました.
ただ,回数を重ねるごとに他のメンバーの良さも分かってきました.

M6 真夏に何か起きるのかしら(大阪)

大阪で初披露された大阪限定楽曲でした.
正直振り入れしたばかりなのかなという印象でした.
天がこんなぎと向井を食うことなく,3人がそれぞれの色を出していてよかったです.

M6(M9) 心の影絵(愛知)

愛知で初披露された愛知限定楽曲でした.
これは真夏に~とは反対に,森田谷口山下がすごく同じ系統というか…やっぱり承認欲求ちいかわトリオの印象があるので,統一感があるなという印象でした.
あとは地面に転がるような振り付けがあったのが印象的でした.
(M9)となってますが,実は愛知1日目が6曲目で2日目が9曲目(油の次)でした.なにか意味があるんですかね.

M7 コンビナート

サイリウムが赤曲以外でここまで揃うのはコンビナートだけな気がします.
正直セトリ落ち予想してましたが,聞けば「やっぱりいいな~」と思いました.○○坂好きの知り合いもコンビナートが良かったと言ってました.
あとは単純に2期曲だから使い勝手がいいですよね.
次の何度~がかなり作り込まれていたので,その準備の時間として捉えることもできるかなと思いました.

M8 何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう

これは暗転してセンターステージに机が準備されているのが見えて確信して,「うわ~まじか~」と思いました.この「うわ~まじか~」はもちろん嬉しい悲鳴です.
真剣に見なければと思ったらコールもできなかったし,ペンライトを振ることすらできず,ただ真剣に4公演見ていました.
センターステージでMVを再現するパフォーマンスは欅坂46 全国ツアー2018のStudent Danceを思い出しました.
Student DnaceのMVは,大きな円の上でメンバーが大人を気にせず自由にいたが,最後に円の外側にいるスタッフが微かに映って,実は大人たちに見られていたというオチ(自分なりの解釈です)で,全国ツアー2018はセンターステージでやることによって,MVの大人たちがライブのファンたちのような解釈ができるという少しゾッとするような演出で大好きでした.
実はMV監督はどちらも池田一真監督です.
一瞬にしてそれを考えてしまったので,真剣に見ていたら涙が出そうになりました.

M9 油を注せ!

これは前のダンストラックで武元が踊っていたので確信しました.
めっちゃくちゃかっこよかったです.
武元をセンターにするとこういう繋ぎの演出ができるんだなぁと思いました.
パフォーマンスはシンプルにかっこいいし,正直BACKSとして見てなかったです.I'm in や無念はどうしても歌詞のインパクトが強くてBACKS曲感がありますが,油は純粋にかっこよくて,櫻坂46のパフォーマンスだと感じました.
あとは,武元と村山がレべチでかっこよかったです.

M10 Cool

この楽曲もコンビナートと同様,セトリ落ちまたは日替わり楽曲かなと思っていました.とは言いつつもめちゃくちゃ好きな楽曲です.
ラスサビの前で藤吉が髪をかき上げるのですが,ああいうことができるメンバーが本当に好きだあなと思いました.
振り付けにない振りをするというか,自分が気持ちいいから勝手にやってます,もしくは変えてますのような,そういうメンバーってやっぱり貴重だし,センターに向いているメンバーだなと改めて思いました.
あと藤吉は大阪愛知とインナーが入っていて,そのシーンは毎回モニターに抜かれるので,ライオンみたいでかっこよかったです.

M11 承認欲求

最高です.ライブ映えという観点では一番じゃないですかね.
ZOZOのときに初めて披露されて,初めてコールをして最高に楽しかった思い出ですが,今回も最高に楽しかったです.メインステージから遠くてもやべ~となります.
これもロングバージョンの間奏になっていました.
どこまで楽しませてくれるんだ櫻坂!!
脳汁の出方が半端ないです.
大阪2日目に注釈付きで見たときはかなり近かったのですが,やっぱり森田ってすごいなと思いました.パフォーマンスの迫力がレべチなんですよね.
あれを何と形容したらいいのか分かりませんが,本当に語彙力を失うパフォーマンスなので,ぜひ近くで見るときや双眼鏡で見るときは森田を見てほしいです.11曲目のパフォーマンスとは思えない迫力です.

M12 静寂の暴力(DAY1)

これは日替わりで1日目だけのパフォーマンスでした.
正直,これがあるかないかでライブそのものの評価が変わってしまうのではないかと思うほどのパフォーマンス,演出でした.
メインステージからセンターステージまで山下瞳月が無音で歩いてきて,他の3期生たちと合流して,いきなり無音ダンスを始めてから静寂の暴力のパフォーマンスが始まります.文面だけでもヤバさが伝わりますが,正直ZOZO同様,あの場にいなければどれほどヤバいのかは伝わりません.
そして愛知で気付きましたが,完全生歌でした.
恐らく今回は「歌を届けよう」がテーマだったんじゃないかと思います.

M12 マモリビト(DAY2)

これは日替わりで2日目だけのパフォーマンスでした.
正直な感想としては,静寂の暴力が強すぎるということです.
ただ,愛知2日目で新たにこの楽曲の良さに気付けました.
とても近くで見ることができたのですが,とにかくメンバーの表情が良い.
表情を見るだけでも泣きそうになりました.特に的野の表情が良かったです.
そして,近くで見ているとまるで大樹を見ているかのように思えました.
恐らく,メンバーとの距離によって評価がガラッと変わります.
そしてマモリビトも完全生歌でした.
愛知2日目のMCの「みんな楽屋に全然いなかったがどこにいたのか」というくだりで,3期生は聞こえないくらいの声で「3期で話し合っていた」と言っていました.かなり控えめに言っていたことから,真剣な話し合いだったのではないかと思いました.となると,この3期楽曲のパフォーマンスについての話し合いがおこなわれていたのではないでしょうか.
あくまで妄想です.

M13 泣かせて Hold me tight!

正直テンションの持っていき方が難しかったです.
唯一セトリに物申すならここかなという印象です.
承認欲求前後でも良かったんじゃないかなと思いました.
ただパフォーマンス自体はかなり好きでした.
この楽曲はフォーメーション移動や振り付けが面白くて,モニターではなく全体をずっと見ていました.早く定点ミニライブで見たい楽曲です.

M14 Start over!

神曲.正直これを見に行っているまであります.
3rdアニラからずっとイントロロングバージョンですが,あれはずっとあのままがいいです.ですが,ジャンプ勢があまりにも少ないです.あのイントロが長くなっているのは,全員飛べという演出家からのメッセージだと思っています.みんなで飛びましょう!そして「オイ!オイ!」も叫びましょう!
そして今回のツアーからバイオレットのサイリウムが増えました.
大阪1日目3割,大阪2日目5割,愛知1日目7割,愛知2日目9割と徐々に増えていきました.
そしてパフォーマンスですが,大阪1日目の藤吉は苦しそうでした.パフォーマンスを見ているときに「そういえばここは去年初披露した城ホか」と思い出すほどでした.しかし,その後の3公演は苦しい表情を見せませんでした.毎公演違うなと思います.そして,いつかの公演で,天が藤吉を引っ張ているような演出もありました.いろいろ試しているのかなという印象でした.

M15 何歳の頃に戻りたいのか?

Start over!が脳内麻薬すぎるので,切り替えるのが難しかったです.
始まる前の演出,すごく良かったです.過去の記憶たちが若干ダークな雰囲気で回想されるので,不気味な雰囲気でした.
この楽曲はやっぱりラストに向かっていくにつれてアガります.
大阪2日目,注釈付きだったのでメンバーの動きがよく見えたのですが,藤吉が天の腕に触れて,天が触れ返して,次に天が森田に触れるという場面がありました.今思えばアドリブだったのかなと思います.
X(Twitter)のTLで感想を見ていても,同じ場面で似たようなことをしているようなレポが流れてくるので,毎公演いろんなことをやっているんだと思います.
愛知2日目の藤吉は楽しそうでした.

M16 Buddies

アンコールの1曲目.
これはメインステージからセンターステージ,花道とたくさん歩いて,とにかくメンバーがいろんなところを見ている印象でした.
特に,アリーナではなく,スタンドの奥の方まで見ているメンバーが多かったので,そのように決めているのかなと思いました.
大園,中嶋が覗き込むように見ていたのが印象的でした.

M17 櫻坂の詩

毎度こんにちはのこの楽曲.
最後にメインステージにメンバー全員が集まって腕を左右に揺らす振りですが,自然発生的にみんなが手を繋ぎ始めているのが恒例化していました(福岡からそうだったみたいです).グループの雰囲気の良さが分かる場面でとてもいいなと思いました.
そして最後はステージごと下がっていってバイバイ~となるのですが,天は毎公演両手でハートを作って最後に割っていました.これも恒例化していて面白かったです.そしてアリーナからメンバーが見えなくなると,メンバーは後ろを向いて注釈付きにバイバイしてくれました.新しい光景で幸せを感じました.

まとめ

さて,長ったるく書いていきましたがやっと終われそうです.
ここまで読んでくれた根性のある方,ありがとうございました.

この4th TOURですが,個人的には過去最高のライブでした.
2nd TOURを見たときに「このライブ(ツアー)を超えることができるのか?」と思っていましたが,今回は自信を持って「超えた!」と言うことができます.しかも,2nd TOURはセットも演出も何もかもかなり作り込まれていましたが,今回はステージバック席を設けることができるくらいのセットになっていて,よりメンバーのパフォーマンスだけで勝負したと思います.
ライブの時間も2時間前後とかなり短かったですが,そんなに短いとは一度も思ったことがないほど,何回見ても満足度の高いライブでした.
そして,新規の方が多かった印象も強く持ちました.

6月15,16日にはこのツアーの追加公演として東京ドームに再び立つことになります.私は,次の東京ドーム公演が櫻坂46史上最高のライブになり,今後比較され続けるライブになると確信しています.

1か月で4カ所8公演を回りきったことをお祝いするとともに,これからの櫻坂46の健康と健闘を祈ってこのnoteを締めます!
改めてここまで読んでくれた方,そして櫻坂46のみなさん,ありがとうございました!!



最後に座席から撮影した会場の写真を載せて終わります.

大阪城ホール(1日目)
大阪城ホール(2日目)
日本ガイシホール(1日目)
日本ガイシホール(2日目)

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