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日本人の心に刻み込まれた茶の湯の精神って?

今日も元気そうでなりより。
元気な姿が見れて嬉しいよ。
俺の周りでは不幸が続いてて、人の死に直面する機会が増えたんだよね。
人の死って言っても老人ばっかりなんだけど、棺桶の中で眠ってる姿を見ると、なぜか熱いものが込み上げてくるんだよね。
俺もふつうの人間だったって事なのかもしれんよね。

さてと。
今回書いてみようと思ってるのは、茶の湯の世界だね。

茶の湯の世界といえば、千利休だよね。
歴史で勉強したことあると思うんだけど、昔の記憶を引っ張り出してきたんだよ。
確かこの人秀吉のパワハラで死んだ人で、身長もかなり高かったんだよ。

商人として有名なんだけど、かなり賢い人で、秀吉の側近でアドバイスしてたんだよね。
まー、そんなイメージないよね。
秀吉と意見が分かれることが多かったらしくって、結構もめてたんだよね。

有名なものとしては、利休には6人娘がいたんだけど、全員可愛かったらしいんだよ。
だから、秀吉が気に入って、娘を自分の側室にしたいって言い出したんだよ。
それに対して利休は「絶対にお前にはやらん!」って言い放ったんだよね。

秀吉としてはカチンとくるよね。
利休としても、大事な娘を変なおじさんに嫁がせるの嫌じゃん。
いくら天下人といっても。

そのへん、利休ってすごく正直な人なんよね。
こだわりが強くて、頑固だったとも捉えることができるんだけど、娘の事をよく考えたよき父でもあった訳よ。

そんな利休だけど、そもそも茶の湯の世界に入ったきっかけは信長。
信長にお茶をたててほしいって頼まれたときに、そのお茶がすごくおいしかったらしいのよ。
利休って大商人だから、お茶の仕入れルートにもたけてたんだよね。

ただ、お茶をたてるときに信長の態度が気に入らなかったんだよね。
ほら、若い頃の信長って武士道の心得が全くなかったじゃない。
だからそれを直してほしくって、お茶を飲むときの作法とか、心得みたいなものを作ったんだよ。

一言にいえば、行儀よく上品にしなさい。っていうこと。

利休って凝り性だからね。
商売の基本を茶の湯に取り入れたんだよ。
暑いときは涼し気に、寒いときは温かく、お客さんをもてなすように。

これってすごく大切なことで、小さな気配りって人の心を動かすんだよね。
お金を支払って受けるサービスとは違って、配慮って心に響くんよね。

暑かったでしょ。
冷たいものでも置いときますね。

何の利益にもならない事なんだけど、自分のことを考えてくれてると思うと嬉しいよね。単純に。
日本人のおもてなしの原点って、実は利休の思想にあると思ってる。

日本人の遺伝子に刻み込んだ、茶の湯の思想って凄いと思わない?

前回はこんな記事だった。


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