note見出し4_2

デザインチームで受付アプリを作るぞ #1

こんにちは!レタスです。
今日は現在デザインチーム全員で共同制作しているプロジェクトについて記事を書きたいと思います。


さて早速ですが、珍しくチーム全員で作り始めたものとは何でしょうか?

そ れ は「受付アプリ」!

来社されるお客様の中には取引先企業のご担当者様を始め、仕事探しのカウンセリングを受けにきた外国人のキャンディデイト、中途・新卒の採用候補者など、様々な方々がいらっしゃいます。
お客様に暖かいホスピタリティを持ってウェルカムしましょう、が弊社の心意気。
ちなみに社内の来客チャット概要にはこんなメモが書き留めてあります(一部抜粋)。


ディズニーランドに負けないホスピタリティ

...がんばります!

そこでその最高峰のおもてなしができているのか、まずはファーストコンタクトを見直してみようという試み。



弊社は同じビルの中の2F・4F・7Fにフロアを構えており、執務スペース、来客用スペース、多目的スペースと用途によって部屋を使い分けてます。
そしてお客様にお越しいただいているのはビルの7F。

7のボタンをポチッとな〜



エレベーターの真横にオープンな入り口があります



「ฉันเข้ามาที่นี่ได้ไหม(ここに入っていいのかな?)」と首を傾げるソムチャイさん(24才・タイ出身)。日本で就職活動中。ビザの期限が残り2ヶ月。



ガラン...




(ソムチャイさんの視線でお楽しみください)

(โอ้ ...ไม่มีใครเลย / え...誰もいない...)

(キョロ...キョロ...)


(มีขาตั้งอยู่ ... / なんか台はあるけど...)



指定の時間通りにきたはずなものの、不安がぬぐえません。
(大丈夫かな俺のビザ...)




「มีใครบางคนอยู่ในห้องด้านหลัง!(奥の部屋に人がいた!)」

※実話です(一番奥の部屋にいるメンバーに質問されるそう)



メンバーにあの電話で受付に繋がりますよと伝えられました。

「โทรศัพท์นี้(この電話?)」


どこをプッシュすれば



見慣れぬ形状の近寄りがたい電話...




(อืม ~...)

英語の苦手なソムチャイさん、この...受話器をとればいいの?と、見慣れぬ形の受話器に苦戦。日本語レベルもN4なので漢字をすらすら読むというわけにもいきません。



意を決していざ。
これだよな?これでいいんだよな?多分。




プルルルルル...ガチャ
「はい、受付です」





現状を省みて


弊社受付...



まじでいけてないなあ



これからどんどんCXにより力を入れていきたいのに。
お客様とのファーストコンタクトがこんなんじゃダメでしょ!
ディズニーランドでこんなに人を迷わせる入場口があるものか。


そこで

来社体験をより良いものに、誰にでもわかる受付アプリを作りたい。

という背景から今回の企画が発足しました。
受付嬢を雇うことはできないけれど、タブレットを1つ置くことで来訪者を不安にさせない受付体験をつくることはできるはず。閑散とした7Fにホスピタリティを。
来客用の椅子に自然な動作でお客様が座れるように。

微力ながらがんばるぞ。


もう1つの目的

一方、実は今回の共同制作には別の目的もあります!
日頃デザインチームはプロジェクト単位で仕事を担当しているので、あまり共同作業することが少ないです。それが良い部分もあり、そうでないこともあり。
自分たちで作る内製アプリだからこそ、日頃できないことをみんなで一緒にやってみる機会にしようということになりました。
受付アプリを作りながら一緒にやりたかったのはこんなこと。

・UIデザインのナレッジ・技術共有
・Sketchのシンボルやライブラリの共有
・初めてのiOS
・複数人での共同作業

週に1度、1.5時間のペースで進めていきました。

次回から各回のミーティングの様子を記していきます!お楽しみに!