セトリネタバレが好きじゃない人もいると思うけど、今日感じた気持ちは今日のうちに残しておきたかったから書いちゃったやつなので、読んでくれてる人でこれからライブに行く人は行った後に気が向いたら読んでもらえたら嬉しいやつ！

めちゃくちゃ行きたかったけど地方ド田舎の貧乏学生には行けなかったホームシック衛星。
ライブに行くのOKするような親じゃなかったのもあるけども。
CD借りてきてiPodっていう古のApple製品にアルバム入れてめちゃくちゃ聴いてたorbital periodのツアーにこの歳になって行けると思わんかった。

嘘だろ？とか酷だよとか言ってもらえるけど、昔から自己評価というか自己肯定感のベースはものすごく低くて、取り繕って「普通」に見えるようにしている方なのだけど(大人になってだいぶマシになった)、自分をやめたいとか、○○みたいになりたい、○○だったらなって思うことが多くて(今はそんな事もないけども)、自分が全然好きじゃなかった。

マセガキだったから小学生の時からバンドのアルバムよく聴いてて、BUMPもその中の1つだったんだけど、メーデーは本当に大袈裟に聞こえるかもしれないけど、自分のこと嫌いでもいいかって思えるようにしてくれた曲なんだよね。

私が私のことを嫌いでも、この曲はそれでもいいよ、君が君を嫌いでも僕が心の外に連れてくよって言ってくれてるみたいで、なんとなくこの曲を良いな好きだなって思える自分は嫌いじゃないなって感じて。
学生の時に感じたことって大人になった時に思ってるより軸になってたり、印象に残ってたりするもので、あの時この曲を知らなかったら今頃どんな感じだっなかなぁて今日思った。
とりあえず、この2日間みたいに色んな人に見付けてもらって、声掛けてもらえて、また会おう、会いたいって言ってもらえるような人間ではなかったんじゃないかなと思う。

たかだか音楽、たかだか1曲。
それでも救われたと思う自分がいる1曲。
音楽って凄いな、BUMPさんって凄いなって改めて思った。

17年前に初めて聴いた時はおんぶに抱っこで助けてもらった曲を、そこそこ普通な大人になった気がしてる今日、直接聴かせてもらって、藤くんの歌詞変えで

「連れていくよ、準備はいいかい？」

って言われた時に

「OK！ついてく！」

って思えるようになれたことが1番、本当に1番良かったというか嬉しかった。

人は変わらないって言うけど、変われるところもちゃんとあるんだなって実感した。
(あくまで個人の感想です)

自分のことがめちゃくちゃ嫌いだった高校生の時の自分が少し報われたような救われたようなそんな気持ちになれた日だった。
aaのアンコールで歌ってくれた時と少し心情が違うのは、あの時よりもう少し大人になれたからかもしれない！笑

私のツアーはあと2公演の予定だから、毎回ちゃんと噛み締めて聴かせてもらいたい気持ち。

ありがとうBUMP OF CHICKEN！
これからも好きだー！