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ボールペン浮世絵「伊勢神宮 外宮、初詣之図」

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ということで、今回は製作過程をお見せしちゃいます。まず、上図は下書きです。いつも下書きはフリクションボールペン0.4mmの水色で描きます。上から清書したところとしてない部分を区別するためです。(黒色ならどこまで描き進めたかよく分からないです)この段階でほぼ仕上がりな感じまで持っていきます。

そして、こんな感じで輪郭線をなぞります。

なぞり終わったら一気にドライヤーで熱風をあてます。すると・・・フリクションで描いた線が消えてしまいます(消えたように見えるだけです。マイナス10度になれば線が復活しますので、南極では使えないアイテムです)鉛筆で下書きして練り消しで消すのよりかなり楽です。しかも、この瞬間が一番テンションが上がります。

そして最後に彩色して仕上げます。これで出来上がりです。本当は晴れているときに描いたスケッチですが、茅葺の屋根を塗るのが面倒臭かったので夜の雪景色にしてます。ここは広重の東海道五拾三次の蒲原の影響を受けてます。夜の闇も黒、青、ブルーブラックを使ってグラデーション効果を出してます。

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