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今思えばあれが共依存の引き金だった


■記録編 前回の記事 ■


はじめに

記録編を書き始めてぼんやり考えていたのですが…
Yくんの言動を「モラハラ」
と感じたエピソードは、多分地味です。

SNSなどでインパクトあるエピソードを見ると
「全然マシでは?」と思ってしまうくらい。

でもだからこそ
じわじわと侵食されるような痛みに
自分で気づくことができず

結果として
離れるまでに時間がかかりました。

お付き合い前、あるいは結婚前に
モラハラ気質を見抜くって
正直難しいと思います。

でもわたしの場合
あのときの違和感を信じてあげられたら…
と感じることが多々ありました。
(結果論でもありますが)

同じような方がいたら、ぜひ自分の直感を
大事にしてあげてほしいです。
そんな思いを込めて、本日の記録編を綴ります。

本編

初デート その後

初デート以降も、メールのやりとりは続いた。
お互いの気持ちも確認できているに等しい状況で
いわゆる「一番楽しい時期」を満喫した。

そんな状態が続いたある日の夜
ついに決定的なメールが。

Yくんから好意を伝えられた。
わたしは何の迷いもなく好意を伝え返した。
その日から、わたしたちは恋人同士になった。

交際開始、直後の違和感

その直後のことだった。
Yくんは、唐突に切り出した。(メールにて)

「少年Yは●●だった…」

???が頭を巡る中読み進めるうちに
Yくんが自分の昔話を始めたことを理解した。

ん、このタイミングでなんだ?
ちょっと痛…いや、不思議だけど
とりあえず聞いてみよう。

どうやら、Yくんは実家の家族と
確執があるらしかった。
今も昔の出来事を引きずっており
許せずにいる…と彼は語った。

話を聞いたわたしは
実家とはほぼ絶縁状態なのだろうと解釈した。

当時アラサーだったわたし。
嫌でも結婚を意識してしまう年齢だった。
自分自身は家族とは仲が良かったこともあり
割とショッキングな情報ではあった。

しかしここに来て
「えっやっぱ付き合えません」
…となるわけもない。

押し寄せる違和感に
またしても全力で蓋をしたわたしは

「何があってもわたしだけは味方だから」
と言ってしまうのだった。

一体どんな意図があって
あのタイミングであんな話をしたのか?
今となっては知る由もない。

でもこれだけは確信を持って言える。
間違いなくその瞬間
わたしたちは共依存の第一歩を踏み出した。

おわりに

こうして振り返ってみると
絵にかいたような共依存関係の始まりでした。

それでも、あのときの彼に
悪意があったとは今でも思えません。

ただ、結果としてあの瞬間に
わたしの感情は彼のコントロール下に入ったなと
当時の状況をありありと思い出せます。

ちなみに、あらかじめネタ晴らしをしておくと
実家と絶縁関係では全くありませんでした!🤣

この後も小さな違和感を重ねながら
なんだかんだで3か月は楽しい日々を送っていました。(たった3か月…)

次回も引き続き
小さな違和感シリーズ
をお届けしたいと思います🫠

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