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【不動産業界】デベロッパー編②

前回、不動産デベロッパーの中で分譲マンション事業について話しました。
まだ読んでいない方はこちらの記事を読んでいただけたらと思います。

今回は、収益不動産事業とについて話していこうと思います。

収益不動産事業とは、
分譲マンションが『売却益のみ』を収入源とするのに対して、収益不動産は『賃料収入と売却益』を収益源としている。具体的な収益構造を見ていく。

note 不動産業界 デベロッパー

(※開発保有事業でも数年間保有した後に売却するケースも多いが、ここでは収益不動産事業の収益構造を見ると、2つに分かれられるということである。)

事業の流れとしては、分譲マンション事業とほとんど同じだが、『最後の収益フェーズ』が異なる。
そのため、収益不動産事業では販売フェーズがないので、モデルルームやマンションギャラリーでの販売を行わないということである。


分譲マンション事業との大きな違いは、「最後の収益フェーズ」であると話したと思うが、今回はもう少し踏み込んで話していこうと思う。

分譲マンション事業は建設し、「販売する際のリスク」があり、販売出来るかどうかがハードルである。
しかし、収益不動産事業は「テナントや入居者を埋めるリスク」、さらに、売却まで行う場合は「一棟物件として売却する際のリスク」と2つのハードルがある。

ここでのリスクとは、一概に収益不動産事業の方が、分譲マンション事業より難しくリスクがあるという訳ではなく、利益を上げるまでのフローとして2つあるということである。


デベロッパーは集めた土地情報をどのように事業化したら利益が出るか、賃貸マンションなのか、オフィスビルなのか、分譲マンションなのか等、そのエリアのマーケットを調べて検討していくのである。

私もどのように今までにない物を作れるのか、新たな付加価値のある物は作れないか、自分で考えて形にしたいと思い、不動産デベロッパーに入社しようと思った。

デベロッパーは開発するものが様々あるため、可能性に満ちており、面白い事業だなと私は思っています。


今回はデベロッパーの収益不動産事業について分譲マンション事業と比較しながら話してきました。


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