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その後の恋愛事情③〜恋愛に不安はつきもの〜

56歳で始めた婚活アプリ。

そして57歳で出会えたKくん。

初対面はカフェでお茶を。

2回目はバラ園デート。

ん?デート?
あれはデートなのか?

いや、まだ2回目なので、デートではないですね。笑

お日様をいっぱい浴びたからグッスリ眠れるかと思いきや、、Kくんにドロドロの過去の話をしすぎたせいか、その日の夜はほとんど眠れずで。。

次の日はさすがにぐったりで、何年ぶりか覚えてないほど珍しくウトウトとお昼寝をしました。


* *** *** *** *** *** *** *** *** *** *


バラ公園に行ったあとも、Kくんとはずっと LINE で繋がっていたのですが。。

帰り間際には3度目に会う話も出ていたので、私はこのままお付き合いできると確信していたのですが、彼には不安要素があったようで。。

「好きになり過ぎないでおく」と。

その意味がわからずいると、

「お付き合い出来てからでいいけど、ホントに好きでぎゅーってしたいけど、エッチもしたくて、でもずっとしてないから自信無いし…。

それにTomoちゃんの体調の事もあるからずっと我慢かな?って思ってて。

なんかどう聞いていいのか、どう言ったらいいのか、、

再度ストレートに言うけど、エッチしたいと
思う気持ちは持ってていいのかな?
まだずーっと先でいいから」

この文章をみて、この人はホントに正直で優しくてピュアで…、なんだか泣きそうになっちゃいました。

「我慢してとは言わないよ。逆にないのは寂しいと思う。
私も自分に自信ないから、Kくんに嫌われないか不安だよ。
おっぱいもひとつはニセモノだし。傷もいろんなとこにあるし」

「俺、嫌う訳ないやん。
でも、病気や体調の事もあるから辛い事やしんどい事は求めない。

ニセモノ違う。Tomoちゃんの大切なもの。

俺が触れていいんかなと思う。
辛い治療してきたんだから大切にしたい」

やっぱり優しい。。

「大事にしてくれる?わたしのこと」

「当たり前。大事な人。
付き合えるか、そっちの方が心配。
学校の先生と同じかな。
俺も時間つくれるかわからないとこある。
同じなら、別れるかも知れないよね。

俺、付き合いたいと思う気持ちと、付き合ったら別れるかも知れないという怖さもあって…」

『学校の先生』とはYくんのことです。

Yくんのことを話さなければよかったと思いました。

「前の人は基本ほったらかしやったから。私のこと。
KくんはいっぱいLINEもくれるし、全然寂しくないよ?」

「だからゆっくりでいいかなと思ってる。
でも、会えば会うほど好きになって、、
エッチな事まで考えるから、、もう限界に近いかな」

「Kくんは私のこといっぱいほめてくれるし、嬉しいって思ってるよ。
別にゆっくりでなくてもよくない?
別れることは考えてない。私は。
最後の人と出会えたと思ってるよ。
人生最後のパートナー」

「そうなればいいけど。
俺、似合わないと初めて会った日から思ってて」

「なんでそんなこと言うの?
私ももうアプリもやめたし、私はKくんとお付き合いしたいと思ってる」

「初めて会った時の第一印象はめちゃ美人、
昨日は若くて可愛いって思った。
第一印象で俺は無理やと思って、2回目は無くごめんなさいと言われるかなと思ってた。
だから昨日は会えて嬉しかった」

「私ははじめて会った日にはもう惹かれてたよ。
優しさの塊りみたいな人だなって思ったし、こんな人とお付き合いできたら幸せだろうなって思った。
一緒に幸せになりたいって思った」

「この歳での恋愛ってわからない事ばかり。
若い時みたいに勢いだけでは済まない事も多くてね」

「私じゃダメかな?」

「ダメじゃないよ。俺でいいのかな?
また次に会った時に話そう」

こんな感じでやり取りが続き、、。

『また次に会った時に話そう』

その言葉が重くのしかかり、結局私はフラれるんだと、、とても悲しくなりました。

そして「泣きそう」だとLINE。

「え?大丈夫やで?」

一体なにが大丈夫なのかわからない…。

好きなら好きでいいじゃん。

Kくんも不安かもだけど、私だって不安だよ。

付き合ってみないとわからないことなんて沢山あるよ。。

「いま何度も文章作っては消したりしてた。
文字にするとただのエロいおじさんや。笑」

「どんな文章か気になる」

「かなりやばい。笑」

「また会ってくれる?」

「うん、抱きしめたい」

「いいよ。笑」


* *** *** *** *** *** *** *** *** *** *


優しいだけではなく、バカが付くほど正直で真面目な人。

まだ2回目のご対面で、酔っ払って『チューしたい♪』って面と向かって言ってきたYくんとは大違いです(→チューは断固拒否しました)。笑

比べちゃいけないとは思いつつ、常に不安だらけだったYくんとは違い、Kくんは絶対に私を悲しませないだろうと思えるくらい、勝手な安心感を私は覚えていたのでした。


そして翌日のLINEで、急遽、Kくんのお仕事帰りに晩ごはんをご一緒することに。

彼の気持ちがいまいちよくわからない。。

好きだけど、付き合えない?
好きだから、付き合えない?

中途半端な関係はイヤ。

私にしてみれば決戦の日です。

ちゃんと目を見て話して、白黒はっきりつけてこようと思います。



最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)

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