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新卒1年目で適応障害になりました。

記事を書くに至った経緯

 今回の記事は、自分の考えを整理するとともに、少しでも同じ状況下にある方の手助けとなるような記事を残したい、との思いから執筆しています。
 この記事にたどり着いた方は、それぞれ様々な経験をお持ちで

結論:未来を気にせず「今を生きる」ことに専念することが大事

上記が、適応障害になってからの約2か月で感じたことです。特にこの約2か月で不安に感じたことが「キャリア」「お金」「人生」の3つでした。キャリアは1年目にしてボロボロになり、奨学金も毎月3万円近く返済しています。人生については、ある程度プライベートが恵まれていたこともありますが、今後どう生きるかが漠然と不安になりました。ですが、これらは気にするべきではない、と今は考えています。その理由は後程。

状況説明

前回までの記事を非公開にしてしまったのですが、もともと修士課程中の日常的な疑問などを投稿していました。以下に現在までの状況を手短に。

  1. 大学修士課程を無事卒業

  2. IT企業に就職

  3. 数か月の研修後配属

  4. 案件数回経験後、2月末に適応障害発症


この流れを見ると、我ながら急展開だなと感じます。そのくらい、人間はメンタルに左右される生き物なのだと実感した次第です。

初期症状

 最初は、なんとなく仕事中頭が痛いな程度でした。その週は毎日11時間以上労働をしていましたが、時間というよりは朝やってきて昼食の間は一人でYoutubeを見ながら心を落ち着け、定時を迎えると時計と資料を交互に見ながら作業をしていました。思えば、そのころから正常に業務を行えておらず、ミスの指摘をたくさんもらっていたようにも思います。
 次の週になり、月曜日を迎えると、いつもより頭痛がひどく、朝食が取れませんでした。その後、午前中業務のミーティングでミスを指摘されたあたりから、吐き気と頭痛をより強く感じました。昼食も取れませんでした。

その後、精神科受診まで

 このあたりから業務が手につかなくなり、一度業務から離れ手を休める連絡をした後(当日は在宅でした)、すぐさまベッドに横になったのですがおさまらず、その日は業務を行いませんでした。また、会社関連の相談受付?のような電話窓口に電話しましたが、話があまり通じていない様子でより頭痛と吐き気がひどくなったのを覚えています。おそらく、思考停止し支離滅裂なことを言っていたのかと思います。
 話がそれますが、電話対応の人に対しかなり「話が通じない」感覚がありました。これは、当時とその直近では「メンタルケアの電話対応なのに話が通じないなんて馬鹿げてる」と思っていましたが、現在の多少落ち着いたメンタルで考えると、私がかなり支離滅裂な内容を伝えていたように思います。そういったところも兆候としてカウントしてよいと思います。

 さて、サポートセンターにも話が通じなかったため、同居人に連絡しとりあえず寝ました。およそ16時頃でしたが、そのまま夕食も取れず寝ており、同居人が帰宅した21時頃に同居人に少し事情を説明したところ、一度休むことを勧められたため次の日も休みました。その後、その週は休むことを決意しました。
 ここからの1週間は、ほとんど寝ていました。会社への連絡は朝1回の休み連絡のみ、上司からの電話も1度のみ出ましたが対応等は行えませんでした。
 次の週に、やっと落ち着いてきたため、精神科を受診しました。同居人や知人の勧めのあった病院でしたが、親切に話を聞いてくださいました。

受診後~現在

 受診後、一度休みましょうと指示を受け、会社に休職の申し出を行いました。会社の方とも面談を行いましたが、あまり効果はなかったように思います。復帰後を考え、自身の責任で今回の事態になったと説明した記憶が強いです。その発言自体、今となってはストレスの塊でしかなかったと考えてはいますが。。。
 その後、再度受診し診断書をいただいた後、定期的に通院しながら休職を行っています。平日は寝てゲームしてご飯などの家事を行ってと、なるべくストレスの少ない行動を選択しています。

受診後に考えたこと

 まず、現職を復帰するかどうかです。これはかなり悩んでいます。結論の方向性としては少しずつ違う仕事、職場にも目を向けることにしました。
 現職は、給料は良くも悪くもなく、上り幅も普通です。新卒を雇う余裕はあり、待遇も悪くありません。ですが、今回発生した原因の主体が「人間関係」であり、他部署への移動は自身の状況(プライベートのため割愛)から現実的でないことが明らかであるため、復帰は難しいとの結論を考えています。職場の人間関係が変わらない限り、再発のリスクが高いのが現実です。
 このため、キャリアとお金に関してかなり悩みました。1年以内の転職は基本的に不利でしかなく、採用しないネガティブな理由として挙げやすいものです。また、お金に関しても、キャリアの成長性が低い=お金の問題も山積みであることが必定です。
 この問題はいまだ解決に至っていないのですが、考えることが不毛である、としました。私は今25歳と人生において最も大切な20代の半分が終了していますが、それだけでは人生は決まらない、という当たり前のことが考えられない脳になっていました。Youtubeで数十の動画を見て、noteでたくさんの同じ状況の方の記事を見て、やっと当たり前の考えにたどり着きました。それと同時に、自分がいかに異常な状態であるかを痛感しました。

終わりに

 ここまで辛抱強く読んでくださり、ありがとうございます。最初に言った、今を生きることに専念する。これができていないのに、未来など考えられないです。まずは今を精一杯頑張って生きていこうと思います。これを読んでいる、同じ境遇の人も、まずは今に目を向けて、自分のために生きることをお勧めします。

今後もいくつかの記事を投稿するかもしれません。その時は、温かい目で応援してくださると助かります。


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