スウェーデン到着。(2015/May/Europe#1)

フランクフルトに到着して、税関ではこわ~いおばさまの列にあたってしまって、なんとか無事に入国のスタンプを押してもらい、小さな飛行機に乗り込んで一瞬で眠りにつきスウェーデンに到着したのは夜の11時。ドイツで入国審査があっただけでスウェーデンではスタンプを押してもらえなかったのに若干がっかりした。

スウェーデン在住のKとDに会いに、大阪→東京→フランクフルト→ヨーテボリという長旅を終え、彼とヨーロッパ旅行。お互いヨーロッパは人生初。時差がこんなにある国も初。そういえば、誰かと長時間のフライトを一緒にするのも初。それまではひとりが多かった。あはは。

数か月前からプランして、帰りは電車移動もはさむ、周遊チケットを購入した。

ドイツを出た後は、まるで国内を移動しただけかのように、あっけない入国をすませ、広くて人の少ない空港に。さすがIKEAの国、なんだかすべてがかわいくて、トイレの入り口まで写真をとってしまう。

Dに連絡をして、運よく良い時間にバスがあったので、彼のおうちへ向かうことに。運転手さんに、発音の仕方がわからない地名を伝えると、すごく親切な人で、どこで降りるか教えてくれて、チャージでとまどっていても教えてくれた。

1時間弱ほどで到着すると、バス停にD氏が待っていてくれました。5月とはいえ、日本の冬のはじまりのような空気感で肌寒い。ハグしてあいさつ。ちなみに彼とDは初対面。


そもそも、話はながくなるんだけど、もともとKとわたしは同じ会社で働いていたのでそこから仲良くなって、それより前にわたしがオーストラリアに旅行したときに知り合ったのがD。Dが日本にきて、D,Kとわたしで3人で会うことになり、Dは彼女に一目ぼれしたらしく、遠距離を経て、それから今に至る。4年前くらいかな。

わたしの彼はオーストラリア出身で、つい去年くらいからつきあいはじめたんだけど、それを聞いたDはなんだか最後の線がつながったみたいだね、と言った。

ほんとうに、彼ら二人のこともそうだけど、人とどう知り合ってどこでどうつながるかってわからない。偶然のような、不完全のような、それで完璧のような。

バス停からすこし歩いていくとまさに古き良きヨーロッパのアパートのようなすてきな建物で、手動の(!)エレベーターに乗って部屋に案内されました。

空港しかり、D氏のアパートもイケアの店内並のきれいさとシンプルさ。D氏はかなりのきれいずきらしい。そのへんのホテルよりぜったい居心地いいよ。

わたしたちのために、ベッドをつくってくれていて、仕切りも用意してくれていました。

荷物を置き、わたしはコートを着たまま、寝室で眠っていたKのベッドに向かうと、彼女は目を覚まし、すこし眠そうな様子で、「夢みてるみたい~!」と言って迎えてくれました。彼女と会うのはおよそ1年ぶり!

移住する前は、電車で1時間くらいの距離に住んでいたのに、毎週のように会っていて、わたしが落ち込んだりしていたときもいろいろ助けてもらっていたので、引っ越してすぐはさみしかったな。スカイプはしていたけれど、時差のせいもあってなかなか話せなくて。

すこし2人でおしゃべりしたあと、(ベッドの中で。笑)寝室を出て4人でまた少し話をしました。4人であつまったのが初めてじゃないみたいな、すごく自然な感じで、うれしかったな~。

おみやげにリクエストされていた日本のとっくりセットをDに渡すと、窓際に1mm単位(笑)で美しく見えるように調整して配置して、喜んでいました。ちなみに、難波の道具屋筋で買おうと思いついたのが、われながら良いアイディアだなと思ったよ。

すこし話したつもりが、すぐに時間がたってしまう。もう夜中もとっくにすぎてしまっていたので、それ以上遅くならないように休みました。

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