ミツバチを助けた杜子春
まるまるです。
昼下がりにスーパーで買い物をした帰り、道にミツバチがてくてく歩いているのを見かけた。
細い道だったのでこの調子では次に来た通行人に踏まれてしまう。
そう思って蜂をレシートに乗せて草むらの中に移動させてあげた。
これがなかなか難しく、少し時間がかかっていたところ、自転車に乗ったおじいちゃんが通りかかった。
おじいちゃんは地面を見つめ、
「お、みつばち。」
と言って蜂を避けながら通り過ぎていった。
おじいちゃんに幸あれ。
私は杜子春のように地獄に落ちて、上からミツバチがぶーんと飛んでくる。
それに乗ってうまいこと天国に行く。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?