見出し画像

川村さんが成し遂げた高知凱旋について語らずにはいられない


ヘッダー引用元



凱旋 (読:がいせん)とは戦いに勝って帰ることを指す単語。


アンジュルムの高知凱旋公演、まさに川村文乃さんが今まで積み上げてきたものが繋いだ勝利だと確信した


ということで行ってまいりました。


2024/4/29

アンジュルム concert tour 2024 spring
「 Secret Secret 」

高知県立県民文化ホール
オレンジホール



アンジュルム初 高知でのホール公演


これだけでも感動モノだが、もしかするとアンジュルム及び川村文乃さんを知らずに読んでいる人もいるかもしれないので軽く説明入れる所から始めましょう。


アンジュルムとは、モーニング娘。などで有名なハロープロジェクト所属のグループで、2009年にスマイレージというグループ名で活動開始、2015年にアンジュルムに改名という経緯で今なグループです。

公式サイトから引用「2024/5/4時点」


川村文乃(読:かわむらあやの)さんは2017年にアンジュルムに加入したメンバーで、2019年から同グループでサブリーダーとして活躍されています。
特技はカツオの解体で

「1級マグロ解体師」という珍しい資格の持ち主でもあります。
そして「高知県観光特使」「高知市PR大使」も務めています。

彼女のプロフィールについては過去にまとめた投稿作りましたので、さらに興味わいた方は是非。



前置きを済ましたところで本題にはいろう。


投稿時点で春ツアー真っ最中なのでセトリのネタバレなどは控えながら書いていきます。
佐々木さんの卒業コンサートが終わった段階でツアー全体の感想書こうかと予定はしております。




アンジュルムのコンサートは開演のアナウンス終了と共に " メンバーの名前を叫ぶ " のが文化となっていて

メンバーの地元になると

(メンバー名) おっかえり!

というコールが湧き上がるのが主流となっています。



宮城なら

りかこ! おっかえり!


大阪なら

わかな!おっかえり!


のように地元メンバーを我々が歓迎するコールで公演そのものを温めるイメージです。


川村さんの地元である高知でのコンサートは本当久しぶりなもの、しかもホール公演はグループ初


川村さんがずっと夢見ていた高知のホールでの凱旋コンサートという記念すべきべき時だったのです。

それを踏まえた上での、まもなく開演からの


あやの!おっかえり!!!
あやの!おっかえり!!!
あやの!おっかえり!!!


思い出すだけで筆者は涙腺崩壊である

筆者である私もメンバーの凱旋を何度か体験しているし、それ以外の公演を何度も体験している方ではある。


ただこの日のおかえりコールの熱量は歴代でも類を見ないボルテージで参戦者全員から「川村さんへの祝福」が溢れ出ていた



一面が紫で総称どおりの「川村文乃さん凱旋公演」が確かに存在した。


彼女の勝利を祝うために北海道から沖縄の全国、わたしが認知してないだけで海外から駆けつけたファンもいたかもしれない。
どちらにせよ川村さんを祝福したい気持ちで集まった皆で作り上げた景色だった。

それだけでもこの公演がどれほどの熱量だったかもしかすると理解して貰えたかもしれないが私がまだ語り足りないのでこのまま続けさせていただこう。




そもそも川村さんのキャリアについて説明をしていなかったので軽く触れていくことにしよう。


川村さんは高知県出身で、アンジュルム以前から魚に関する活動をしていました。
本人いわく、スーパーの魚コーナーで歌っていた歴もあると仰っていました。


さらに川村さんは元々「はちきんガールズ」という高知県のローカルアイドルで活動していました。

のちに高知県から上京し、その時に本人から発された「お金持ちになりたい」という言葉はメンバーや私たちヲタクにも浸透した彼女の目標として印象深い言葉です。

2016年8月にハロプロ研修生に加入し、翌年2017年6月にアンジュルムに加入が決まりました。

活動から2年でサブリーダーに決まるという快挙を成し遂げていますが、それくらい川村さんがアンジュルムについて考え貢献していることが誰よりも伝わったからかもしれません。

そんなグループの功労者の凱旋がないこと自体がそもそもおかしな話だったわけですが、感情論だけで何事もすすむ業界じゃないことは私たちどころか演者である本人たちが大きく理解していたと思います。



お金の話が絡んで申し訳ないものの



地元公演かんけいなく、コンサートは集客やグッズの売れいきといった"採算の見込み"という問題は避けられないもの。

東京周辺、大阪、名古屋、北海道、宮城、福岡などのいわゆる大都市は行きやすさ、元の人口もあってある程度は埋まりやすいものの、地方となるとやった分のリターンが見込めるかの問題になってしまう。高知も例外なく「やっただけでリターンが見込めるか」という現実的な問題が浮き彫りとなってしまうのです。

先の話だと、佐々木さんという現にグループを大きく支える柱が抜けるとなると夏秋以降のホールの集客がどうなるかという課題に直面しているはずです。メンバー達もより一層の覚悟を持ってステージに挑んでるように最近みた私目線になりますが、そう伝わってくる気がします。

話すこし逸れそうになりましたが、

決してアクセスがめちゃくちゃいい地ではない県でコンサートを行うことがどれ程大変なものかを理解していただければと思います。




単独でのホールツアーが再開されるようになってから北海道、宮城、長野、愛知、大阪、熊本などいずれかのメンバーの地元公演がきまっていく中やはり高知は高いハードルだったとおもいます。

今年の春ツアー日程を見た瞬間に見えた「高知」の2文字


私のなかで「絶対いく!」一択だったことを今でも覚えています


それくらい嬉しかったし、私だけでなく「川村さんの凱旋を見届けたい、祝いたい」と願う皆さんが想像以上に多くいたことが何よりも嬉しかった。


近場の大阪、兵庫ですら遠く感じるくらい行くことが容易ではない南の地。

そんな地に集まったのは、各都道府県から集まったアンジュルムを愛する「猛者」たち


会場に来た皆が「あやの!おめでとう!」という気持ちひとつになれたのが本当に嬉しかった。


川村文乃さんの今までの努力や行いが大きな形で実ったという現実を目に見えて実感できた。
そんな記念すべきべき1日だった!




川村さんは、この凱旋が決まる前から定期的に高知にかえり、各地の宣伝をSNSやブログを通じて発信し続けてきてくれた。

上記インスタは川村さんが今まで足を運んだ高知の観光スポットを公演日の前にあげたもの。


川村さんの凱旋でもあったけど、彼女からしても「高知県にようこそ!」と訪れる私たちも主役として迎えてくれていた事が何よりも嬉しかった



やはり私は、彼女の『他を思いやれる精神』に何度だって惹かれてしまう。

ひろめ市場
コンサート会場の近くなので人が特に多かった


坂本龍馬像
桂浜は太平洋そのものなので
「龍馬もこの広い海を見てせ世界を意識していたのかも」
など想像したりでこちらまでワクワクさせられた



現にわたしたちヲタクが高知県を楽しめたのも、川村さんが「高知にはこんな楽しいことがある」と教えてくれたおかげだし、彼女の温かさに時間たった今ですら救われまくりだ。


本当に楽しい高知遠征だった。




とここまでグダグダに書いてしまった。
ライブレポが久々なのと、好きな人の凱旋が叶った気持ちをどう表現すれば正解かが分からず打ってる今ですら気持ちが迷子なのだ。

どう終わりにまとめようか悩んだすえ、
コンサートでの川村さん、そして佐々木さんについて感想残す形で最後にしましょう。

読んでくださってる有難きそこのアナタももう少し御付き合いいただければ幸いです。


前半で あやの おっかえり! の話はしたのでコンサート後半のMCについて触れていきます。


アンジュルムのコンサートの構成は

スタート曲→→挨拶→曲→長めの映像→曲→長めのMC→曲→後半戦向けてのMC→曲→アンコール→最後の挨拶→ラスト曲

というのが大体のツアーにおいての流れです。

アンコール明け最後の挨拶で川村さんが仰ったのが「四国での活動について」「アンジュルムとして高知に立てたこと」でした。

スーパーの魚コーナーで歌っていた過去があった川村さん。
魚を買いにきた人からすれば「邪魔だな」と思ってただろうなと言っておりました。

「このホールでは逆に誰からも邪魔という認識もされず歌って踊ることができた」という思いで念願のオレンジホールのステージに立った背景を知れて尚更涙ですよ。。


「おさかな天国」を歌ったことで私のことを知ってる人に出会えたりと、はちきんガールズ、ハロプロ研修生、アンジュルムとしての川村文乃さんの活動すべてが今に繋がって結果になっていることをより一層実感できた瞬間でした泣


おそらくMCで言わなかっただけで更に辛い過去もあったはずです。
心が折れそうになった日もあったはずです。
その中で「活動し続けてくれたこと」「アンジュルムとしてホールを叶えたこと」
このすべてが奇跡なんだと実感して尚更泣いた



そして川村さんのブログにも書かれていた内容


正直
高知のホールでライブ出来ないって
諦めてたというか
期待しないでおこうと数年前から思ってて笑

行きやすさとか
会場のとりやすさとか
集客とか

高知でライブをする難しさは
住んでたからわかるんですけど

あと私の力だけでは
どうにも出来ないというか、
叶えられないことだから

川村さんブログの引用


少し触れた『集客諸々の問題』は川村さんにとっても自覚していた課題だったようです。

長年踏み切れなかったのもこれが上記が要因かもしれませんし。

ただ

今回のライブが
最高のライブになったのは
見に来てくださったみなさんのおかげです!!!

(省略)

MCでもたくさん話しちゃったから省略するけど
高知でこんな大きなところでライブが出来ることって私にとっては当たり前じゃないし
ツアースタッフのみなさんや
アンジュルムのみんなにも感謝です😌

あまりに遠回りな人生だな〜と思うけど
遠回りしないと私は
生まれ持ったものだけでは
ハロプロに入れてないだろうし
アンジュルムに入って
ここまで頑張る事も出来なかったと思う!

遠回りしたからこそ
今までの全てのことが
段違いに嬉しいし感謝しかないです😌

川村さんブログの引用



川村さんにとっての初ホール凱旋が本人にとっても大成功だったことを知れて本当に嬉しかった泣


こちらこそ行かせてくれてありがとうだわ泣


川村さんのMCとブログから取れる意味的に



私の力だけでは実現できなかった


と仰られているイメージです。


確かに属したところが『ハロープロジェクト』という大きな土俵で、勢いのある『アンジュルム』でホールでコンサートもできて衣装もマイクもある、機材も運んでくれる環境にいたからこそ叶えられた点は間違いないです。

しかし

高知でのコンサートをほぼ満員にして、今までにない気迫の伝説公演を実現したのは、間違いなく川村文乃さんが今までつみあげてきた結果や人柄、思いが実現させたものだと私は思っています。


じゃないとツアー発表みて「高知は絶対いく!」なんて思いませんでしたし。



さらには「あやのコール」で照明がライトパープル一色になった所に " スタッフからも愛されてるんだ " と感動させられまくりでした。


終演後も「あやの最高!」コールが鳴り止まない。
これを幸せと呼ばずして何と呼ぶか泣


この高知公演は間違いなく「川村文乃さんが掴み取った凱旋」でした。



と締めくくりたい所ですか、もう1人ふれたいお方がいまして。


それが今ツアーをもって卒業される佐々木莉佳子さんについて


佐々木さんがご卒業されるツアーが投稿時点だと、千葉→大阪→仙台→広島→高知→気仙沼とすでに日程全体の折り返しにきております。

実は高知の日は佐々木さんにとって400回目のコンサートという記念日でもあったのです。


夜公演の開演前は

あやの!おっかえり!!!
りかこ!400回!!!!!


という2人に向けたコールとなりました。


その熱量もありますが、佐々木さんは公演中ステージから少し離れたりとアクシデントもございました。

それもあってアンコールは

あやの!!!あやの!!!


だったのが次第に


あやの!!!りかこ!!!
あやの!!!りかこ!!!


と変わっていき
更には照明もライトパープルとイエローの2色になって「スタッフーー泣かせにきてる!」って素でウルった。


2公演目最後のMCの川村さんは1公演目とくらべてスッキリしたMCでキメられてて「清々しい締めだぁ」

と思わせた中での佐々木さんの涙ですべて持ってかれた。こっちも泣くて。

この涙の理由ですが

佐々木さんにとって最後のツアーなのもあって「今日でわたしを見るのが最後の人もいる」ということを意識したうえで1公演1公演を挑んでくださってた姿勢に尊敬といいますか、最後の最後まで「アンジュルムの佐々木莉佳子」を真っ当してやる!という姿勢を知れて私の中の気持ちまで燃えたぎってしまった。


じつは佐々木さんの卒業コンサート無事に当選しまして。
落選祭りのなか嬉しいに変わりはありませんが、もしかすると行くの厳しい可能性あって内心諦めていたんです。


ただ、高知で佐々木さんの熱意を知って「やっぱ佐々木さんの卒業どうしても見届けたい」という気持ちだけは誤魔化せず、俺やっぱ「行きたい!」という確信にさせてくださいました。



行く!絶対いくぞ!!!
俺はアンジュルム佐々木莉佳子さんを見届けるんや!!! (言霊)


という個人的な意気込みここで書くんかい!とセルフツッコミですが、佐々木さんの偉大さにここで改めて屈服させられました。

まだ私の春ツアーは残っておりますので佐々木さん、そして11人のアンジュルムを悔いなく見届けてやろう!という気持ちを忘れず楽しんでやります!

といった所で終わりにしましょう。


私自身いろんなジャンルごちゃ混ぜに投稿していて、普段出してる本要約をメインに絞ろうと思い、ライブレポ系に関しては極力出さないようにしようと考えていましたが、これは語らずにいられませんよ。

アンジュルムに再魅力されてまぁ経ちましたがここまで尊く心の支えになるなんて思いもしませんよ。。

久しぶりに書きたいまま感想作れて大満足です。


ここまで読んでくださったそこのアナタに盛大な感謝をさしあげます。ありがとうございます。


そして


川村文乃さん、私たちを高知に連れてってくれてありがとう!!!


この日をずっと心待ちにしてました。


次はいつになるか分からないし、これが最後の凱旋だなんて思いたくないです。


また絶対、高知公演やりましょう!!!

皆でまた盛大に凱旋を祝える日まで。


川村さんのインスタ引用


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?